北アルプス
世界レベルの北アルプス地域をご紹介!
Uターン、Iターン、Jターンなど、今、地方移住を考えている方が増えていますがこの時間は、地方移住についてご紹介します。
お話を伺うのは、これからの地域との繋がりかたを提案する雑誌「TURNS(ターンズ)」プロデューサーの堀口正裕さんです。
浜崎秘書:今日は「移住先としての北アルプス地域」を紹介していただきます。
堀口さんよろしくお願いします。
なじみのない方のためにも“北アルプス地域とはどういう所なのか?”お話しをお願いします。
堀口:北アルプス地域がある長野県は移住では常に全国1位、2位の常連県なんですけど。
北アルプス地域は長野県の北西部、北アルプスのふもとに位置する地域です。北アルプスに属する市町村が、池田町、大町市、松川村、白馬村、小谷村の5つの市町村になります。
本部長:はい。
堀口:北アルプスは登山をする人にとってはメッカと言うか、有名なところでは白馬岳、立山、穂高岳、槍ヶ岳など、名峰が連なることからよく知られた地域ですね。
本部長:そうなんですね。
堀口:北アルプス地域の北部は世界を代表する数多くのスキー場があって、「HAKUBA VALLEY」と言われていますけど。温泉や湖沼などの観光資源にも恵まれていて、国際山岳リゾートとしても有名なんですね。
南部はのどかな田園を望む安曇野の一角になっていまして、雪も比較的少なくて、松本市にも近いので利便性の高い地域と言えると思うんですね。
本部長:松本市って雪少ないんですか?
堀口:そうですね。
本部長:今までいろんな県ご紹介していただきましたけど、長野となると山に特化しているイメージもありますけど。特化の仕方もすごいですね、世界的に有名だったりとか。
堀口:そうですね。ここで実際に移住されて、充実したライフスタイルを謳歌している3人の方をご紹介したいと思います。
本部長:はい、よろしくお願いします。
堀口:1人目が福永朋子さんと言って、“農のある暮らし”を手に入れた方ですけども。
東京都出身で、2016年に北アルプス地域に移住して、「心も体も元気になる野菜を育てたい」という思いから、農薬や化学肥料を一切使わずに大切に育てた野菜を全国に届ける「ふたつき農園」を運営している方です。
本部長:はい。
堀口:2人目が赤梅琴美さんといって、“山に近い暮らし”をされている方なんですけど、この方は奈良県出身です。2006年に北アルプス地域に移住して、現在は長野県山岳総合センターの指導員として、安全登山のための様々な講座をやられている一方で、プライベートでは「大町山の会」というものに所属して、夏山はもちろん厳冬期の冬山など、信州の多様な自然環境を楽しみながら、家庭菜園とか薪ストーブのある田舎暮らしを満喫しています。
本部長:魅力的なワードしか出てきてないんですけども、なんか羨ましいですね。
堀口:3人目がカナダ出身の方なんですけど、ミドルブルック・ランドルさんです。この方は“身近にアクティビティのある暮らし”を実現されている方なんですね。
2004年に移住されて、カナダに戻る予定だったんですけど北アルプス地域の環境の素晴らしさに魅了されて定住を決意されたんですね。
今は中学校の先生をしながら、この地域でマウンテンバイク、スキー、スノーボード、カヤック、スノーシューなどのアクティビティを満喫されています。
本部長:学校の教師をしながら、いろいろなアクティビティを満喫していると!(笑)
堀口:他には、サーフィンなんかも新潟県の糸魚川というところに行けば1時間半ちょっとで行けちゃうんですね。
本部長:そうか!日本海側が近いんだ!
堀口:映画を見たいとか、飲食街に行きたいと思えば、エリアによりますけど40分くらいで松本に行っちゃったりとか。
日本は国土が狭いと言いますけど、逆にこれだけ多様なレジャーとか文化的な営みっていうのを、そんなに移動しなくてもいろんなことが楽しめる、逆に狭さが魅力に変わるというか…。
本部長:都心部もあれば、今までの田舎の雰囲気よりも、もう一段階、大自然と言ってもいいくらいの地域ですね。
3人とも魅力的な生活で、いろんなところを堀口さんに紹介していただいて“もう紹介しないでよ”って思いそうになります(笑)。だって、どこもいいんですよ!
浜崎秘書:迷っちゃいますね(笑)。
本部長:綺麗事でもなんでもなくて、紹介されてるところ全部いいんですよ。
迷って迷って、ずっと東京にいるんじゃないかとかね(笑)。
浜崎秘書:決められず(笑)。
本部長:だからこそ僕らの人生ってすごいなって思うのは、思い切って決めていいんですもんね。
堀口:選択できますからね。
本部長:住む場所を選択していいんですもんね、改めてそんなことを考えさせられました。