２０１９年の女子プロゴルフツアーもついに宮崎で最終戦を終えました。

これまでも例がない壮絶な最終戦での賞金女王争いを制したのは鈴木愛プロです。




宮崎での最終戦を迎えて、１位の鈴木愛プロと２位の申ジエプロ、３位の渋野日向子プロの差は約１５００万円でした。

一発逆転も考えられる中、初日から渋野日向子プロは好調を維持、かたや鈴木愛プロは、プレッシャーなのか？今ひとつ調子が出ずにストレスが溜まるゴルフを続けていました。

最終日は鈴木愛プロは１アンダーの１２位タイ、渋野日向子プロは５アンダー２位タイで迎えます。



2人の最終ラウンドでの成績次第では大逆転も起きるとあって、会場にも多くのギャラリーが駆けつけて、2人の争いを見守りました。


そして、結果は渋野日向子プロは通算7アンダーの2位タイに終わり、優勝に届かず、鈴木愛プロは底力を発揮して5アンダー、５位タイとなり

賞金額を伸ばして逃げ切り、約７５０万円差で賞金女王に輝きました。





鈴木愛プロは今年年間７勝。強さが光りましたが、実は山あり谷ありのシーズンでした。

乗ったタクシーの交通事故で腰を痛めたり、左手の親指痛、手首痛。

内臓の疾患による体調不良も経験。シーズン中になんと

1カ月間ゴルフから離れた時期もあっそうです。

でも、その中で自分を見つめ直した鈴木愛プロ。

シーズン終盤には３連勝という快挙も達成して、また一つ成長した姿を私たちに見せてくれました。




でも、鈴木愛プロと渋野日向子プロ、2人の戦いはこれで終わったわけではありません。

控えているのは２０２０年東京オリンピックの出場権争いです。

来週はその渋野日向子プロが語る２０１９年シーズンと２０２０年に向けての思いをお届けします。

世界を魅了した笑顔の秘密、プレイを支える感謝の思い、そして、スマイリングシンデレラの意外なクリスマスイブの過ごし方まで語っていただきます。お楽しみに！

渋野日向子プロの海外メジャー大会、日本人選手４２年ぶりの優勝という快挙。

今年の流行語にもなった「スマイリングシンデレラ、しぶこ」の話題など、最高の盛り上がりを見せた2019年の女子ゴルフツアー。

来年はどんな1年になるのか！？今から楽しみです。