レポーター：
今日は、福岡市中央区天神3丁目の「安國寺」にお邪魔しています。
今月、こちらで「總持寺　世界禅Challenge」というイベントが開催されます。
どんなイベントなのか、詳しいお話を、安國寺の高階玉光（たかしな・ぎょくこう）住職と高階光鑑（こうかん）さんに伺っていきます。
どうぞ、よろしくお願いします！

光鑑さん、2月11日（日）に開催される「總持寺　世界禅Challenge」というのは、どういったイベントなのでしょうか？

高階光鑑さん：
「總持寺　世界禅Challenge」は、人種や性別、年齢や国籍を超え、坐禅を通してひとつになるプロジェクトです。イベントでは、参加者全員での坐禅体験はもちろん、ためになるお話やクイズステージもあり、誰もが楽しめるイベントになっております。
また、横浜鶴見にある大本山總持寺とオンラインで結びまして、2会場で同時開催のイベントとなります。

レポーター：
高階ご住職、今月11日（日）に開催される「總持寺 世界禅Challenge」は、ここ安國寺なんですね？

高階玉光さん：
この安國寺は、1604年、今の大分県中津から、黒田長政公が国家安康祈願のために移されたもので、今は曹洞宗の修行道場として、凛とした空気の中、日々修行の生活をしております。

レポーター：
すごい立派ですね。光艦さん、坐禅と聞くと、辛くて、叩かれたりして、ちょっと怖いイメージもありますが（笑）

高階光鑑さん：
いえいえ、そんなことはありませんよ。坐禅は決してお坊さんだけがすることではなくて、一般の方にも広く親しまれています。
近年では海を越えて国内外で坐禅をされる方が増えてきています。あのスティーブ・ジョブズや数々のアスリートも坐禅をすることで、心を調え、自らの生き方をみつめてきたといわれています
当日は、坐禅を体験していただくだけでなく、禅をテーマにしたトークセッションする予定です。

レポーター：
わたしも先ほど、少しだけ坐禅を体験させていただいたんですが、本当に穏やかな気持ちになりました。

高階玉光さん：
それはお疲れ様でした。
今回の「總持寺 世界禅Challenge」は、誰でもご参加いただけます。この機会にぜひご参加いただきたいと思っています。

レポーター：
参加された方には、このイベント限定の御朱印がもらえるとか？

高階光鑑さん：
はい。会場ごとに変わる限定御朱印をお授けいたします。今回のことのはは「帰家穏坐（きかおんざ）」、長旅から自宅に帰り落ち着いた時のように心穏やかに坐るという意味があります。

レポーター：
これはありがたいですね。
それでは最後に、高階玉光 住職からメッセージをお願いします。

高階玉光さん：
坐禅をやったことがある方も、ない方も、少しでも興味を持ったら参加してほしいと思っています。ぜひ、坐禅しやすい恰好でご参加ください。お待ちしております！

レポーター：
当日、FM福岡からは、西川さとりさんが参加します！

お話伺ったのは、國安寺の高階玉光 住職と高階光鑑さんでした。
ありがとうございました！