TOP
總持寺 世界禅Challenge とは
ON AIR
ユージ
吉田明世
ONE MORNING NEW TREND ONEでは、
毎月第3月曜日に “總持寺 世界禅Challenge” を特集!
全国で開催されるイベントを応援するとともに、
JFN各局でも “世界禅Challenge” を特集した企画をお届けしていきます。
AIR-G'「&.LOVE」11/25 OA分
2023.12.07 / AIR-G'
濱木:
今日はここ、北海道からお届けします。
お話を伺うのは、釧路市にある定光寺(じょうこうじ)で講師をされている高澤康準(たかざわこうじゅん)さんです。
高澤:
よろしくお願いします。
濱木:
まずは定光寺について教えてください。
高澤:
定光寺は、北海道釧路市に明治17年に創建された曹洞宗寺院です。曹洞宗は禅宗、つまり坐禅の教えを依りどころにしている宗派で、全国に約15,000カ寺のお寺と、1,200万人の檀信徒がいらっしゃいます。
濱木:
そんなにたくさんお寺があるんですね。
高澤:
北海道だけでも約500カ寺あります。たとえば、セイコーマートが約1,185店舗ありますので、その半分くらいになります。
定光寺はその後、昭和4年に修行道場として開かれました。全国から修行僧が集まるようになりました。連綿と受け継がれてきた修行を実践し、多くの優れた禅僧を育成してきたことでも知られています。
濱木:
その定光寺で高澤さんも修行されているんですよね。
高澤:
はい。私は大本山總持寺で7年間修業させていただきました。この7年間は、本当に様々なことがありました。特に印象に残っていることは、海外にもたくさんのお寺があり、私はヨーロッパの修行道場を中心に、3か月ほど回らせていただきました。
こうした様々なご縁があり、定光寺の修行僧の指導をさせていただきまして、修行や日常生活に生かされているのではないかと思います。
濱木:
そうなんですね~。曹洞宗の修行の根幹は坐禅ということですが、坐禅と聞くと、じっと我慢して坐っていて辛いイメージがあったり、叩かれたりしてちょっと怖いイメージがありますが…。実際はどうなんですか?
高澤:
たしかに、坐禅と聞くと、辛くて厳しい修行というイメージがあると思います。私も修行に行く前はそう思っていました。ですが、私がぎっくり腰をした時に、坐るのも難しくて大変な状況だったのですが、周りの人も優しく、温かい気持ちになって坐ることができました。
そして、坐禅はお坊さんだけのものではありません。海外のアスリートの方も日常的に坐われています。
濱木:
そうなんですね!
では今回の「總持寺 世界禅 Challenge in 北海道」についても教えてください。
高澤:
来年、瑩山禅師(けいざんぜんじ)様が亡くなられて700回忌の節目となります。そういった節目を大遠忌というのですが、今回は「總持寺 世界禅 Challenge」が行われることになりました。
北海道では、釧路にある定光寺と、神奈川県横浜市にある大本山總持寺の2会場をオンラインで繋ぎ、同時に座禅体験を開催します。年齢・性別など問わず、どなたでも無料でご参加いただけます。椅子での坐禅も可能です。
日時は12月10日の日曜日、午後2時から4時頃までとなりますので、ぜひリスナーの皆さんも気軽にご参加ください。
濱木:
参加された方には、このイベント限定の御朱印がもらえるんですよね。
高澤:
会場ごとに変わる「ことのはの限定御朱印」をお授けいたします。
今回の“ことのは”は「萬事休息(ばんじきゅうそく)」といい、今の世の中はストレス社会と言われるように、たくさんのしがらみがあります。そういったしがらみを一度捨て去り、心を空っぽにして一息つきましょうという言葉になります。
坐禅をやったことがある人も、ない人も、少しでも興味を持っていただけましたら、ご参加いただけたらと思います。
濱木:
そうですね。私も、12月10日の坐禅体験に参加しますので、ぜひリスナーのみなさんも一緒に坐禅体験しましょう!
釧路市にある定光寺の高澤さんに「総持寺 世界禅 Challenge」や「坐禅」について色々教えていただきました。高澤さん、ありがとうございました。
高澤:
ありがとうございました。
戻る