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SUNDAY'S POSTSUNDAY'S POST

『手紙から始まる物語。』
ここには、様々な思いが詰まった手紙が毎週届きます。
読むと、送り主のことがもっと知りたくなってきます。
日曜の午後3時、1通の手紙から始まる物語。
手紙の送り主にじっくりお話をうかがいながら、
手紙を受け取る喜び、手紙を送るワクワク感、
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2025年は巳年! 爬虫類の専門家 白輪剛史さんとヘビのお話

  • ON AIR
  • 2025/01/05

爬虫類の専門家 白輪剛史さんをお迎えして

写真 2025年のSUNDAY’S POSTもよろしくお願いいたします!

今年は巳年ということで……スタジオに、爬虫類の専門家である白輪剛史さんをお迎えしました。
写真 小山「今年、白輪さんは忙しいんじゃないですか?」

白輪「そうなんです、12年に1回の私の年です(笑)」

宇賀「白輪さんは爬虫類の専門家として、静岡県の伊豆半島河津町にある爬虫類専門の動物園『iZoo』と、カエル専門の動物園『KawaZoo』の園長を務めていらっしゃるんですよね」
写真 小山「白輪さんの机の前に、ブルーのビニールで何か隠してあるのか、置いてあるのか……」

宇賀「これは何でしょう?」

白輪「今日、連れてきました」

小山&宇賀「うわー!」
写真 写真 白輪「お正月なので、紅白の縁起のいいヘビさんを連れてきました」

宇賀「かわいい! 目も真っ赤ですね」

白輪「これはメキシコのヘビなんですけど、ネルソンミルクスネークのアルビノの個体なんです」
写真 宇賀「かわいい。この子は危なくはないんですか?」

白輪「全然危なくないです、無毒で」

小山「噛んだりもしない?」

白輪「まず噛まないですね。これで大人なんです。伸ばすと1メートルくらいあると思いますよ」

宇賀「どういう気持ちなのかな、ビックリしているのかしら。舌を頻繁に出していますね」
写真 白輪「匂いを嗅いでいますね。ヘビは舌で匂いを嗅ぐんです。鼻はついているんだけど呼吸だけで、舌をペロペロする時は、空気中の粒子を口の中にかき込んでいるの」

宇賀「さわってみてもいいですか?」

白輪「どうぞ、全然大丈夫ですよ」
写真 写真 宇賀「かわいい! ツルツルしていて気持ちいい」

小山「ベタベタもしていないですね」

白輪「ヘビがベタベタしていると思っている方は多いんですけど、ベタベタしていたら砂だらけになっちゃうじゃないですか。だからサラサラなんですね」
写真 小山「こういうヘビがiZooには何匹くらいいるんですか?」

白輪「多分200以上いますね」

小山「他にはどういう動物が?」

白輪「カメ、ヘビ、トカゲ、ワニ。爬虫類なので」

宇賀「世界にはヘビって何種類いるんですか?」

白輪「ヘビは、大体4,100種類と言われています」

宇賀「何となくヘビって怖いイメージがあるんですけど、それって毒とか噛む、みたいなイメージなんですか」
写真 白輪「4,100種類のうちに、人間が言う毒ヘビは、大体750種類くらい。多くないんだけど、毒があると思われていて、かわいそうな生き物ではあります」

小山「縁起のいい生き物だとされるじゃないですか。これはいつ頃から言われるようになったんですか?」
写真 白輪「ヘビって両極端なんですよ。本当に嫌う人は、蛇蝎のようにとか言って本当に嫌うし。ですけど縁起がいいと言う方は、色とか金運だとかね、そういった部分ではやっぱり、我々と容姿が違う部分で神秘的なものを感じるというところから来ているんでしょうね」

宇賀「たしかに、お金が貯まるとか言いますよね」

小山「白輪さんがお仕事として爬虫類に関わるようになったのはいつ頃だったんですか?」

白輪「高校生時代から爬虫類を売買し始めまして」

小山「高校生で?」
写真 白輪「県立高校でアルバイト禁止だったんですよね。1年生の時、担任に、アルバイトかダメなら自営はいいのか、と聞いたら『いい』って言うんですね。それで高校生の時から爬虫類を増やしたり、仕入れたりしてそれからずっとハマってしまって」

宇賀「その当時はいくらくらい稼いでいたんですか?」

白輪「当時はね、月30万から50万くらいでしたね」

小山「高校生で! 自分で捕まえに行ったりもしたんですか?」

白輪「しましたね。沖縄に行ったり、行けるところの近場は行きましたね」

小山「爬虫類を好きになったきっかけは何だったんですか?」
写真 白輪「子どもの頃、家に百科事典みたいなのがあって、動物の本だけがボロボロだったんですよ。乗り物だとか宇宙だとかは開けたこともない、動物だけがボロボロだったんです。動物園の飼育係になりたいなと子どもの頃は思っていたんですけど、爬虫類ってどこか違う部分があって。それに魅力を感じたのと、小学生の頃は3,000人以上の全校生徒のマンモス校だったんですね。夏に校庭にヘビが出ると、授業中でも先生が来て、『捕まえてくれ』と呼び出されたんです。そこはやっぱり優越感があってね。勉強は大嫌いだし。それで呼ばれて行くとね、爬虫類が来ると得だなあと思ったのをずっと引きずっちゃいましたね」

小山「先生が『何とかしてくれ』と来るんですか?」

白輪「小学校3年生くらいから毎年ヘビを捕まえる係でしたね」
写真 宇賀「1本、道が通っていたんですね」

小山「それがそのまま仕事になるってすごいですよね」

白輪「ずっとその仕事をしているだけの話で。最終的に動物園を始めちゃったってことなんですね」
写真 宇賀「この番組はお手紙をテーマにお送りしているのですが、今日は『いま、想いを伝えたい方』に宛てたお手紙を書いてきてくださっているんですよね。どなたに宛てたお手紙ですか?」

白輪「今日はとんでもない手紙を書いてきました。プラボウォ インドネシア大統領宛てに書いてきました」
写真 白輪さんから、プラボウォ大統領へ宛てたお手紙の朗読。その真意は……? ぜひradikoでお聞きください(1月12日まで聴取可能)。

宇賀「今日の放送を聞いて、白輪さんにお手紙を書きたい、と思ってくださった方は、ぜひ番組にお寄せください。責任をもってご本人にお渡しします。
【〒102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST 白輪剛史さん宛】にお願いします。応募期間は1ヶ月とさせていただきます」
写真

年賀状をお待ちしています!

新年を迎えましたが、番組ではまだまだ皆さんからの年賀状をお待ちしています。年賀状には、「2025年に叶えたい目標」を書いて送ってください。番組からは、その目標にエールを送るかたちのお返事をお送りします!
さらに、「宇賀なつみの手編みのマフラー」をはじめ、いろいろなものが当たるオリジナルのプレゼント抽選会も開催します! 宛先は、【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST】までお願いします。年賀状の締め切りは、1月9日必着とさせていただきます。

皆さんからのお手紙、お待ちしています

毎週、お手紙をご紹介した方の中から抽選で1名様に、大分県豊後高田市の「ワンチャー」が制作してくださったSUNDAY’S POSTオリジナル万年筆をプレゼントします。
引き続き、皆さんからのお手紙、お待ちしています。日常のささやかな出来事、薫堂さんと宇賀さんに伝えたいこと、大切にしたい人や場所のことなど、何でもOKです。宛先は、【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST】までお願いします。

今週の後クレ

写真 今回のメッセージは、熊本県〈熊本北郵便局〉小田祥宣さんでした!

「8年前に熊本地震が起きた時、私も家族も被災しました。でも、私は被災した次の日から郵便配達をしました。水や非常食などを配達した時に、『この水があるから生きていける』だったり、『温かいものが食べられる』だったり、お客さまから心からの『ありがとう』の言葉をいただきました。災害があった時に、お客さまのライフラインである配達を担い、本当に一生忘れない『ありがとう』をお客さまから言っていただき、すごくやりがいがある仕事だと思いました。」
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