ON AIR REPORT オンエアレポート

横山幸雄プロデュース クリスマス・スペシャルコンサート

2017.11.02


◎横山幸雄プロデュース クリスマス・スペシャルコンサート
日時:12月25日(月)、昼の部:朝11時開演〜/公開レッスン:昼1時〜/夜の部:7時開演〜
会場:さいたま芸術劇場音楽ホール(埼玉)

【昼の部 】開演11:00 横山幸雄 クリスマスホリデー☆みんなで楽しむコンサート
モーツァルト:きらきら星変奏曲 K.265 トルコ行進曲 k.331
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第8番「悲愴」 第2楽章 ピアノ・ソナタ 第17番「テンペスト」第3楽章
シューマン:「子供の情景」より〜トロイメライ
♫みんなで楽しむコーナー♫
ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番(連弾)
横山幸雄と一緒にみんなで歌おう「喜びの歌」
ショパン:小犬のワルツ Op.64-1 幻想即興曲 Op.66 12のエチュードOp.10「革命」
【横山幸雄によるピアノ公開レッスン】13:00〜18:30予定
【夜の部 】 開演19:00 横山幸雄 聖なる夜にSpecialな音楽で乾杯☆
バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
横山幸雄:アヴェ・マリア
シューベルト:即興曲 Op.90-2,3
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番「月光」
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ、ノクターン Op.9-2、バラード 第3番
リスト:愛の夢 献呈 スペイン狂詩曲

お問い合わせ:横山幸雄さいたまNew Year Concert 実行委員会(代表:正田) Tel:070-5022-7555  Fax:0276-25-7210

横山幸雄ニューアルバム「ファンタジー」特集!

2017.10.30


今夜もお聴きいただきありがとうございます!

9月に発表されたニューアルバム『横山幸雄/ファンタジー』を今夜はご紹介しました。
タイトルどおり今回は「幻想曲(ファンタジー)」にフォーカスし、古典派からロマン派までの幻想曲の傑作を集めたアルバムです。

<Playlist>
M1 J.S.バッハ 《半音階的幻想曲とフーガ ニ短調》 BWV903 
M2 モーツァルト 《幻想曲 ニ短調》 K.397
M3 シューマン 《幻想曲 ハ長調》op.17 (より第2楽章)
ピアノ、横山幸雄 アルバム『横山幸雄/ファンタジー』より(ARTINFINI MECO-1043)

先日の<ベートーヴェンプラスVol.4>でも、第4部、5部は「幻想曲」がテーマとなっていました。バロック時代の「幻想:ファンタジー」は、形式にこだわらず自由に即興風に書かれた作品を意味していました。M1は、バッハの鍵盤作品のなかでも最高峰の1つ。JSバッハ自身がレッスンの必修科目とし、ベートーヴェンも入念に楽曲を研究したことでしられています。
M2 モーツアルトの「幻想曲」は、初版譜に「導入部としての幻想曲」という表記があり、ソナタやフーガに続いていく役割をもった作品だったと推測されます。
M3は、3楽章からなるソナタ風幻想曲。約30分を要する大曲です。リストが提唱した「ベートーヴェン記念碑建立募金」に寄付するために、ピアノソナタとして書き始めたものの、普通はゆったりとした楽章の第2楽章で行進曲のスタイルがでてきたり、ソナタ形式にあてはまらない内容になりました。

今回は、製造されてから40年ほどのニューヨークスタインウェイで録音しました。これは先日のオペラシティでも弾いたピアノで、スタインウェイは、ニューヨークとハンブルクに拠点があり、同じ設計図で作られていても素材や職人で出来上がりはだいぶ違ったものになっています。
日本の多くのコンサート・ホールなどはハンブルクのスタインウェイを備えていますが、ニューヨーク・スタインウェイの音色もぜひお楽しみください。
これまでは、一人の作曲家に焦点をあてたCDが多かったですが、今回「幻想曲」でまとめたのは珍しいところ。作曲家の自由さと同時に、幻想的で夢見るような部分も感じてみてくださいね!


10月22日のピアノでめぐり逢いは休止です。

2017.10.19


いつも「横山幸雄のピアノでめぐり逢い」をお聴きいただきありがとうございます!
10月22日(日)の放送は、選挙関係の特別番組のためお休みさせていただきます。

次回は10月29日(日)深夜12時30分から、ニューアルバム『横山幸雄:ファンタジー』特集です。

20170923ベートーヴェンプラスVol4笑顔で終演

山下洋輔さんを迎えて後編

2017.10.16


今夜もお聴きいただきありがとうございます。

山下洋輔さんをお迎えした後編をお送りしました。

<Playlist>
M1 アプクントゥラ/山下洋輔ニューヨーク・トリオ  1994年のアルバム『WAYS OF TIME』より
M2 山下洋輔 作曲:ピアノ協奏曲第1番(エンカウンター)より第4楽章/山下洋輔(ピアノ)、イタリア国立放送交響楽団、佐渡裕(指揮)、上村昌弘(和太鼓)

「アクプントゥラ」は「鍼灸師」という意味で、出だしのパーカッションが「アクプントゥラ!」と聞こえますよ!と、楽しい紹介で始まりました。ニューヨークのライブハウス・スゥィートベージルから声がかかり、現地のミュージシャンを紹介してもらって、ベースのセシル・マクヴィー、ドラムのフェローン・アクラフと組んだニューヨーク・トリオは、結成30周年。
この秋もコンサートツアーがあります。
東京は、11月14日(火)草月ホール 18時30分開演です。

そして、山下洋輔さんは、「ピアノ協奏曲」も作曲されています。ガーシュウィンをオーケストラと演奏するのがあまりに気持ちよくて、自分で作りたい!と言ってしまったんだとか。東京オペラシティで、2018年2月15日(木)久しぶりの再演があります。19時開演。
佐渡裕指揮、東京フィルハーモニー管弦楽団、
山下さんの「ピアノ協奏曲」1番と3番、そして、狭間美帆さんの「Limonium」というプログラムです。

2週にわたって、楽しいお話をありがとうございました!

山下洋輔さんを迎えてー前編

2017.10.09


お聴きいただきありがとうございました!

日本を代表するジャズピアニストの山下洋輔さんを2週間にわたってお迎えしています!
山下洋輔さんと横山さんの2台ピアノでガーシュインの《ラプソディ・イン・ブルー》共演直前に、
スタジオにお越しいただきました!

JAZZ in YATSUGATAKE
日時:10月9日(月祝、体育の日)、夕方4時半の開演 終演18時30分ごろ?
場所:(長野県)八ヶ岳高原音楽堂
曲目:ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(2台ピアノ版)
お問い合わせ:八ヶ岳高原ロッジ 電話:0267-98-2131

<Playlist>
M1 ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー/山下洋輔
M2 山下洋輔:キアズマ/山下洋輔TRIO (1994年のアルバム『ウェイズ・オブ・タイム』より)

お送りした「ラプソディ・イン・ブルー」は、1986年のアルバム『ラプソディ・イン・ブルー』から。
オーケストラからの依頼で初挑戦したころにソロ・ピアノ、ジャズバージョンでも録音しました。
このほか、ラヴェルの「ボレロ」なども山下さんが長く演奏しているクラシックのレパートリーです。

最近は、ビッグバンドでドボルジャークの《新世界より》や、ラヴェルの《ボレロ》、ムソルグスキーの《展覧会の絵》など、
もともとクラシックの作品をジャズにアレンジして演奏されています。

9日のコンサートでは、横山さんに即興演奏を託すシーンもしっかりと用意!
本番を楽しみにされているお二人でした。ぜひおでかけください。

With Mr.Yosuke Yamashita

来週も山下洋輔さんをお迎えします!

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