2015/5/24
「最も近くて、最も遠い関係。それが夫婦なのでしょうか」という江原さん
何度も夫婦の問題をテーマとして取り上げてきましたが、今回も番組宛にたくさんご相談
が届いています。
今日は『夫婦のお悩み特集』をお送りしました。
今夜お届けしたナンバー
◇Can’t Fight this feeling / REOスピードワゴン
◇愛の日 / 江原啓之
「私は、思いやりのない旦那の事が嫌いです。モラハラをこれでもかと言ってきます。夜
の営みも、私の体調や疲れなど関係なく、断っても無理矢理です。以前に、暴れまわった
事があり、怖いのです。子どもも20歳・18歳・16歳の子どもがいます。先月まで、大学受
験など、娘と共に本当に大変でした。でも当たり前のように、労いの言葉もありませんで
した。普段は言った者勝ちのように“アレしとけ。なんでコレできてないねん”。作った
おかずには、必ず愚痴を言っています。子ども達は美味しいと食べてくれるので、それで
救われています。旦那のお陰で生活出来ているのは事実。そこには感謝していますが、
旦那と一緒だと、息が詰まりそうになって苦しいです。
子どもたちの大学卒業や高校卒業を見てから、自分の思うように生きていけたらいいなと考えてしまう事が多くなりました。これは、自分の事しか考えていない小我でしょうか」というメールをいただきました。
江原さん
「難しい。“生活もできているから、感謝している”とも言っていて、結局依存になって
しまっている。物質的な依存が根底にはある。経済の為に我慢している事になる。
こういうお宅は多いと思う。
でも、そうならそうで、割り切るしかない。そんなの無理だと思うなら、別れるしかない。
世の中には出来る事と出来ない事がある。どんな事よりも一番変えられないのは、人の心。
“無くて七癖”とも言う。右利き、左利きも簡単には変えられない。
苦労がいる。心はもっと大変。また、この旦那さんは、淋しいんじゃないかな。
あなたは、お母さんとしてはすごくいいお母さんなんだと思う。
だから、子どもさんとはうまくいっている。
しかし、夫には“お父さん、お父さん”と、立てていない所があるのではないだろうか。
だから旦那さんも“あれしとけ”などと、愚痴を言ったりするのではないか。
受験の事で、娘さんと大変だったかもしれないが、私がもしもあなたの家の夫だったら“違うでしょ。
家族みんなで苦労したでしょ”と、言いたい。メールの文面だけ見ると“なんて、
酷い親父だ”と思うが、どこかで夫が疎外されているのではないか。
男の人は基本幼い。それをも分かって、あやしてあげられないと、いい夫婦になれないと思う。
そこで、まずひとつ。
別れたいのなら、別れる。
もうひとつは、今の状況は、物質的な依存である。
それなら、それに徹するかどうか。三つ目は、旦那をも癒していくか。
みんなが子どものように“あの子がやった。この子がやった”では、いけない。
誰かが救世主になって、抱き締めてあげなければならないのです」
「結婚して2年目。お見合いで知り合い、私も年齢的に焦って結婚しましたが、
毎日ケンカが絶えません。具体的に、結婚前から主人の好きだった女友達と比較されたり、
一生懸命、栄養を考えて作ったのにマズイと言って残したり。私がフルタイムの仕事と一歳の子
どもの子育て中にも関わらず“僕の仕事の方が大変だ。女が料理や家事をするのは当たり前。
買ってきた惣菜はダメ。時間の使い方が悪い”と、言われたり。毎日鬱々していまし
た。そんな時、主人が子どもの頃にかかった難病が30年経ち、再発し、急遽入院しました。
見舞いに行くと、あれこれ頼まれ、帰りにはぐったりします。今日新しく出来たスーパー
に行くから帰るねと言うと“そのくらいで帰るのかよ”と、言われました、もうすぐ退
院で、これからは通院治療になるのですが、病院は栄養を考えて作ってるから、退院して
からも病院食と同じようなのを作って欲しいと言われました。今まで一生懸命栄養を考え
て作ってきたのに。残されたりして悲しい思いをしたり、主人が外に出れないストレスでまたケンカが絶えなくなったりするのではないかと思うと、今から気分が落ち込みます」
というメールをいただきました。
江原さん
「分かるなぁ。でも、もっと薄情になって方がいいと思う。“年齢的に焦って結婚した”
というのも依存。また、旦那さんは“愛してちゃん”“かまってちゃん”。という事は、
扱い方ひとつ。それならば、上に立って、なだめてみたり、叱ってみたり。それで、に
乗せてしまえばいい。一度、そんな演技をしてみたらいい。爆発モードになってみたり、
と思ったら“あなたが好き”と、言ってみたりと、楽しくやってみたらいいのに。人生は
ドラマのような気がする。それも、喜劇。だから色々やってみたらいい。それが嫌なら、
別れればいいのです」
「私は、結婚して3年半になる35歳です。結婚当初から夫婦ゲンカが多く、辛いです。夫
は私の事を“ブス”“ブタ”と言ってきます。腹が立つので“そんな風に言わないで”と
怒ると“顔じゃなくて、性格の事をブスって言ってるんだ”と言います。確かに結婚当初
からセックスレスだし、私にも悪いところはあります。夫は“おまえと結婚した事で、人
生がめちゃくちゃになった”と言うので“それじゃあ、離婚してお互い別の道に行った方
がいいね”と言うと“今まで仕事も頑張ってきたのに、離婚すれば、社会的信頼も失う事
になる。人の人生めちゃくちゃにして、責任っていうものがあるだろ”と、言われてしま
いました。大我の心で夫に接するなら、主人の事を考え、結婚生活を続けるべきでしょう
か。私も子どもが欲しいので、年齢的な事も考え、離婚すべきか迷っています。因みに、
義理両親からは、一度決めて結婚したのに、別れるなんてダメだと言われました」という
メールをいただきました。
江原さん
「早いうちに別れた方がいいと思います。まだお子さんもいない。“社会的信頼も失う”
などという旦那は、未練タラタラ。旦那だって、離婚したい訳ではないでしょうが、離婚
するのもいい。こじれたら、良くない。結婚は、どんな相手でも支える方の料理の腕前だ
と思う。結婚は料理と一緒。こんな夫でも、上手に転がせる人もいる。逆にどんなに良い
人でも、ダメにしてしまう人はダメにしてしまう。結局は人間力。後で別れなければ良か
ったと思うのも、勉強。学びなのです」
●あなたが感動した言葉―――
『結婚してもしなくても、どのみち君は後悔することになる』
(ポジティブさんが感動したソクラテスの、結婚するかどうか悩んでいる人に向かっての
アドバイスの言葉)
●5月・6月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
5月・6月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。
◇ Dr.Recella城嶋さんへのお便り募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。
◇ リスナーのみなさんの生の声が聴きたい!『突電コーナー』ご好評いただいておりま
すが、こちらからかける場合は“非通知”となりますので、あらかじめ“非通知解除”をお願いします。
●江原啓之 今夜の格言
「どんな問題にも宿るもの。それは依存です」
「理性的に考えてこそ、乗り越える道があります」
番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ あなたが感動した言葉
◇ いま江原さんに聞きたいこと
◇ ネガティブなお便り
◇ しょく語り
◇ 厄払いのコーナー
◇ エンジェルさんのコーナー
◇ 6月お誕生日の方
メッセージの応募はこちらから
何度も夫婦の問題をテーマとして取り上げてきましたが、今回も番組宛にたくさんご相談
が届いています。
今日は『夫婦のお悩み特集』をお送りしました。
今夜お届けしたナンバー
◇Can’t Fight this feeling / REOスピードワゴン
◇愛の日 / 江原啓之
「私は、思いやりのない旦那の事が嫌いです。モラハラをこれでもかと言ってきます。夜
の営みも、私の体調や疲れなど関係なく、断っても無理矢理です。以前に、暴れまわった
事があり、怖いのです。子どもも20歳・18歳・16歳の子どもがいます。先月まで、大学受
験など、娘と共に本当に大変でした。でも当たり前のように、労いの言葉もありませんで
した。普段は言った者勝ちのように“アレしとけ。なんでコレできてないねん”。作った
おかずには、必ず愚痴を言っています。子ども達は美味しいと食べてくれるので、それで
救われています。旦那のお陰で生活出来ているのは事実。そこには感謝していますが、
旦那と一緒だと、息が詰まりそうになって苦しいです。
子どもたちの大学卒業や高校卒業を見てから、自分の思うように生きていけたらいいなと考えてしまう事が多くなりました。これは、自分の事しか考えていない小我でしょうか」というメールをいただきました。
江原さん
「難しい。“生活もできているから、感謝している”とも言っていて、結局依存になって
しまっている。物質的な依存が根底にはある。経済の為に我慢している事になる。
こういうお宅は多いと思う。
でも、そうならそうで、割り切るしかない。そんなの無理だと思うなら、別れるしかない。
世の中には出来る事と出来ない事がある。どんな事よりも一番変えられないのは、人の心。
“無くて七癖”とも言う。右利き、左利きも簡単には変えられない。
苦労がいる。心はもっと大変。また、この旦那さんは、淋しいんじゃないかな。
あなたは、お母さんとしてはすごくいいお母さんなんだと思う。
だから、子どもさんとはうまくいっている。
しかし、夫には“お父さん、お父さん”と、立てていない所があるのではないだろうか。
だから旦那さんも“あれしとけ”などと、愚痴を言ったりするのではないか。
受験の事で、娘さんと大変だったかもしれないが、私がもしもあなたの家の夫だったら“違うでしょ。
家族みんなで苦労したでしょ”と、言いたい。メールの文面だけ見ると“なんて、
酷い親父だ”と思うが、どこかで夫が疎外されているのではないか。
男の人は基本幼い。それをも分かって、あやしてあげられないと、いい夫婦になれないと思う。
そこで、まずひとつ。
別れたいのなら、別れる。
もうひとつは、今の状況は、物質的な依存である。
それなら、それに徹するかどうか。三つ目は、旦那をも癒していくか。
みんなが子どものように“あの子がやった。この子がやった”では、いけない。
誰かが救世主になって、抱き締めてあげなければならないのです」
「結婚して2年目。お見合いで知り合い、私も年齢的に焦って結婚しましたが、
毎日ケンカが絶えません。具体的に、結婚前から主人の好きだった女友達と比較されたり、
一生懸命、栄養を考えて作ったのにマズイと言って残したり。私がフルタイムの仕事と一歳の子
どもの子育て中にも関わらず“僕の仕事の方が大変だ。女が料理や家事をするのは当たり前。
買ってきた惣菜はダメ。時間の使い方が悪い”と、言われたり。毎日鬱々していまし
た。そんな時、主人が子どもの頃にかかった難病が30年経ち、再発し、急遽入院しました。
見舞いに行くと、あれこれ頼まれ、帰りにはぐったりします。今日新しく出来たスーパー
に行くから帰るねと言うと“そのくらいで帰るのかよ”と、言われました、もうすぐ退
院で、これからは通院治療になるのですが、病院は栄養を考えて作ってるから、退院して
からも病院食と同じようなのを作って欲しいと言われました。今まで一生懸命栄養を考え
て作ってきたのに。残されたりして悲しい思いをしたり、主人が外に出れないストレスでまたケンカが絶えなくなったりするのではないかと思うと、今から気分が落ち込みます」
というメールをいただきました。
江原さん
「分かるなぁ。でも、もっと薄情になって方がいいと思う。“年齢的に焦って結婚した”
というのも依存。また、旦那さんは“愛してちゃん”“かまってちゃん”。という事は、
扱い方ひとつ。それならば、上に立って、なだめてみたり、叱ってみたり。それで、に
乗せてしまえばいい。一度、そんな演技をしてみたらいい。爆発モードになってみたり、
と思ったら“あなたが好き”と、言ってみたりと、楽しくやってみたらいいのに。人生は
ドラマのような気がする。それも、喜劇。だから色々やってみたらいい。それが嫌なら、
別れればいいのです」
「私は、結婚して3年半になる35歳です。結婚当初から夫婦ゲンカが多く、辛いです。夫
は私の事を“ブス”“ブタ”と言ってきます。腹が立つので“そんな風に言わないで”と
怒ると“顔じゃなくて、性格の事をブスって言ってるんだ”と言います。確かに結婚当初
からセックスレスだし、私にも悪いところはあります。夫は“おまえと結婚した事で、人
生がめちゃくちゃになった”と言うので“それじゃあ、離婚してお互い別の道に行った方
がいいね”と言うと“今まで仕事も頑張ってきたのに、離婚すれば、社会的信頼も失う事
になる。人の人生めちゃくちゃにして、責任っていうものがあるだろ”と、言われてしま
いました。大我の心で夫に接するなら、主人の事を考え、結婚生活を続けるべきでしょう
か。私も子どもが欲しいので、年齢的な事も考え、離婚すべきか迷っています。因みに、
義理両親からは、一度決めて結婚したのに、別れるなんてダメだと言われました」という
メールをいただきました。
江原さん
「早いうちに別れた方がいいと思います。まだお子さんもいない。“社会的信頼も失う”
などという旦那は、未練タラタラ。旦那だって、離婚したい訳ではないでしょうが、離婚
するのもいい。こじれたら、良くない。結婚は、どんな相手でも支える方の料理の腕前だ
と思う。結婚は料理と一緒。こんな夫でも、上手に転がせる人もいる。逆にどんなに良い
人でも、ダメにしてしまう人はダメにしてしまう。結局は人間力。後で別れなければ良か
ったと思うのも、勉強。学びなのです」
●あなたが感動した言葉―――
『結婚してもしなくても、どのみち君は後悔することになる』
(ポジティブさんが感動したソクラテスの、結婚するかどうか悩んでいる人に向かっての
アドバイスの言葉)
●5月・6月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
5月・6月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。
◇ Dr.Recella城嶋さんへのお便り募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。
◇ リスナーのみなさんの生の声が聴きたい!『突電コーナー』ご好評いただいておりま
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