2014/9/21
秋の足音も少しずつ聞こえてくる季節となってきました。
家族・親族・身内等、本当は親しくするべき人たちが仲違いしてしまうケース、多いですよね。
「甘えがあるから。他人だったら我慢するところも、身内だと我慢をしない。そこには“依存心”がある。分かってもらいたいからなのです」という江原さん。
今日は、『家族の悩み』をテーマに番組をお届けしました。
今夜お届けしたナンバー
◇Whatever / オアシス
◇やから道 / 江原啓之
「私は兄が嫌いで嫌いでたまりません。いわゆるニートで30歳。大学を卒業してからきちんと仕事に就いた事がなく、毎日ハローワークに行くという口実で、都心に遊びに行っています。髪もずっと長くて不潔です。家にいる時は食べ物をあさり、PCで遊んでいたり、TVでいやらしい番組を観てニヤニヤしています。また、勝手に私の部屋に入り、スマートフォンを使ったりします。彼の触った物には触りたくないし、私の物にも触れて欲しくありません。口もききません。いつまでも実家に寄生しているのが許せないんです。今では、どうすれば彼がいなくなるかばかり考えてしまいます」というメールをいただきました。
江原さん
「30歳のくせに等よく分かるが、それを良しとする親御さんがいる。こういう方の場合、親子の課題が多かったりする。“息子が…”と悩んでいるお母さんもいるが、その息子が元気に行ってしまったら、そのお母さんの元気がなくなってしまったりする場合もある。人はマイナスがあれば逆にパワーが出る事がある。居られる場所があるから。まず根本から解決してみたらいかがでしょうか」
「私の母は、私が小さな頃から娘の悩みを解決しようとはせず、一緒になって泣くような母でした。そして娘がいじめられたら正義の味方を演じ、いじめた子の母親を吊し上げ“ざまあみろ、悪は消える。私は強い!”と満足する母。娘が強い人間になれたかどうかはお構いなし。強くなったのは母だけで、守ってもらった私は少しも強くなれませんでした。遅すぎますが、母が世界一正しいと思い込まされていた事に最近気づきました。80歳になっても、未だに正しいと思い込んでいる母。娘は気に入らない人間を憎むだけのダメな人間になってしまった事に気が付いていません。腹が立った人の話をすると、すぐには怒らずにその時はニコニコしておいて、後でここぞという時に皮肉を言えばいい、足をすくってやればいいと、母は私に教えました。私は母の性格を執念深いと思う様になりました。こんな母と、今後どう接していけば良いでしょうか」というメールをいただきました。
江原さん
「ご自身で分かっていない。これは自慢。この全ては自分のせい。自分が強くなれないのをなぜ母のせいにするのか。それ自体、この母の元で甘えて育ったという事。確かに癖のあるお母さん。でも、下町には山程いる。友達関係でもそうだが“なんだってぇ〜!そんなヤツ!!”と言われたら、スカッとする事もあるでしょう。“何があっても味方だよ”と。また、そういう風に言われて自分の方が間違っている時は“自分も悪いかも”と、気に病むもの。極端だが、そういう導き方もある。だから、受け止め方。あなたも、そんな母で実はすごく安心してきたはず。それを分析し理解していかなくては。素敵なお母さん。間違っている所もあるが、80歳になって今からそれを直そう、正そうというのは違うと思う。感情的であまりよろしくないかもしれないが、“何があっても味方”というタイプの人なんです。 “ありがとう”と言えばいいだけ。自己責任。いつまでも子どもでいてはいけませんよ」
「夫から突然夫婦関係を解消したいと言われました。私の生活ペースに合わせられないと言うのですが、情けない事に私には何の事を指しているのか分かりません。今までも度々不機嫌になるので気に入らない事があるのは分かっていましたが、尋ねると余計に不機嫌になるので聞けませんでした。子どもはありません。今まで8年間色々ありながらも、夫を中心に考えてきたつもりでいましたが、何が悪くてこうなってしまったのでしょうか。私はずるいです。家族・世間体・経済的な不安を正直持ってしまっています。でも本当に夫とこれからも生活したいのです」というメールをいただきました。
江原さん
「難しいですね。でもあなたは“私はずるいです”と分かっている。夫婦でも友達同士でも常に危機感は必要。しかし旦那さんもきちんと話が出来ないのはいけない。夫婦は共々責任があるのだから“あなたはそれを説明するのは義務。確かに自分も悪い所もあるかもしれない。でもお互いに二人で歩む道を選んだのだから、それはちゃんと説明して欲しい”と、言った方がいい。私はあなただけが悪いとは思わない。日本の夫婦は、意外と話し合わず、いざという時には心が離れているという事が多いかもしれない。別のところでも、旦那さん側からの話で、働いてきて定年になったら心が通い合わなかったという話もあった。一生懸命に働いて、定年になり“なんで自分って生きていたのかな”と、分からなくなってしまう時がある。また、奥さんから突然言い出されるケースもある。そういう事があるみたいですね」
●あなたが感動した言葉―――
美しい唇であるためには 美しい言葉を使いなさいbyオードリー・ヘップバーン
番組ではみなさんが感銘を受けた言葉を紹介していきます。
「『私のかわりに』
もう私が守ることができないから
どうかこの子が道端で泣いていたら
大丈夫だよと声をかけてやって下さい。
どうかこの子が独りぼっちで公園にいたら
一緒に砂山をつくってやって下さい。
どうかこの子が運動会でかけっこをしたら
頑張ったねと抱きしめてやって下さい。
そしてこの子が参観日に淋しそうに
後ろを振り向いたら、手をふって
ウィンクしてあげて下さい。
そして中学にあがった日には
満開の桜を背景に
写真をとってやって下さい。
そして反抗期には、何をしてもいい
人に迷惑だけはかけるんじゃない
身体だけは大切にしなさいと
伝えて下さい。
いずれ社会に出て色んな壁とぶつかったとき
下だけは向くな、人のせいにするなと伝えて下さい。
そして心から好きな人が現れたら
求めずに与えなさいと。
そしてどうかこの子の結婚式の日には
たくさんの笑顔で祝ってあげて・・・
それからどうかこの子が母親になって
涙しながら我が子を抱き
絶えることのない強い愛を知ったとき
あなたの母は変わることなくその愛を
今もあなたに注いでいると伝えて下さい。
それから最後に
どうかこの子に
私は世界一幸せな母親だったと伝えて下さい。
どうかどうか世界中の皆様
私のかわりにお願いします
私のかわりに。」
(プチトマトさんが感動した瀧本光静さんの『最後につたえたかったこと』という書籍にある、30歳で余命3ヶ月のお母さんが、一切の娘さんを想って書かれた言葉)
◇ Dr.Recella城嶋さんへのお便り募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。
◇リスナーのみなさんの生の声が聴きたい!『突電コーナー』ご好評いただいておりますが、こちらからかける場合は“非通知”となりますので、あらかじめ“非通知解除”をお願いします。
◇9月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
9月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。
●江原啓之 今夜の格言
「甘えがあるから争いがあるのです」
「孤高こそ幸せの道なのです」
番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ あなたが感動した言葉
◇ いま江原さんに聞きたいこと
◇ ネガティブなお便り
◇ 突然の電話コーナー
◇ しょく語り
◇ 厄払いのコーナー
◇ エンジェルさんのコーナー
◇ 9月お誕生日の方
◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
メッセージの応募はこちらから
家族・親族・身内等、本当は親しくするべき人たちが仲違いしてしまうケース、多いですよね。
「甘えがあるから。他人だったら我慢するところも、身内だと我慢をしない。そこには“依存心”がある。分かってもらいたいからなのです」という江原さん。
今日は、『家族の悩み』をテーマに番組をお届けしました。
今夜お届けしたナンバー
◇Whatever / オアシス
◇やから道 / 江原啓之
「私は兄が嫌いで嫌いでたまりません。いわゆるニートで30歳。大学を卒業してからきちんと仕事に就いた事がなく、毎日ハローワークに行くという口実で、都心に遊びに行っています。髪もずっと長くて不潔です。家にいる時は食べ物をあさり、PCで遊んでいたり、TVでいやらしい番組を観てニヤニヤしています。また、勝手に私の部屋に入り、スマートフォンを使ったりします。彼の触った物には触りたくないし、私の物にも触れて欲しくありません。口もききません。いつまでも実家に寄生しているのが許せないんです。今では、どうすれば彼がいなくなるかばかり考えてしまいます」というメールをいただきました。
江原さん
「30歳のくせに等よく分かるが、それを良しとする親御さんがいる。こういう方の場合、親子の課題が多かったりする。“息子が…”と悩んでいるお母さんもいるが、その息子が元気に行ってしまったら、そのお母さんの元気がなくなってしまったりする場合もある。人はマイナスがあれば逆にパワーが出る事がある。居られる場所があるから。まず根本から解決してみたらいかがでしょうか」
「私の母は、私が小さな頃から娘の悩みを解決しようとはせず、一緒になって泣くような母でした。そして娘がいじめられたら正義の味方を演じ、いじめた子の母親を吊し上げ“ざまあみろ、悪は消える。私は強い!”と満足する母。娘が強い人間になれたかどうかはお構いなし。強くなったのは母だけで、守ってもらった私は少しも強くなれませんでした。遅すぎますが、母が世界一正しいと思い込まされていた事に最近気づきました。80歳になっても、未だに正しいと思い込んでいる母。娘は気に入らない人間を憎むだけのダメな人間になってしまった事に気が付いていません。腹が立った人の話をすると、すぐには怒らずにその時はニコニコしておいて、後でここぞという時に皮肉を言えばいい、足をすくってやればいいと、母は私に教えました。私は母の性格を執念深いと思う様になりました。こんな母と、今後どう接していけば良いでしょうか」というメールをいただきました。
江原さん
「ご自身で分かっていない。これは自慢。この全ては自分のせい。自分が強くなれないのをなぜ母のせいにするのか。それ自体、この母の元で甘えて育ったという事。確かに癖のあるお母さん。でも、下町には山程いる。友達関係でもそうだが“なんだってぇ〜!そんなヤツ!!”と言われたら、スカッとする事もあるでしょう。“何があっても味方だよ”と。また、そういう風に言われて自分の方が間違っている時は“自分も悪いかも”と、気に病むもの。極端だが、そういう導き方もある。だから、受け止め方。あなたも、そんな母で実はすごく安心してきたはず。それを分析し理解していかなくては。素敵なお母さん。間違っている所もあるが、80歳になって今からそれを直そう、正そうというのは違うと思う。感情的であまりよろしくないかもしれないが、“何があっても味方”というタイプの人なんです。 “ありがとう”と言えばいいだけ。自己責任。いつまでも子どもでいてはいけませんよ」
「夫から突然夫婦関係を解消したいと言われました。私の生活ペースに合わせられないと言うのですが、情けない事に私には何の事を指しているのか分かりません。今までも度々不機嫌になるので気に入らない事があるのは分かっていましたが、尋ねると余計に不機嫌になるので聞けませんでした。子どもはありません。今まで8年間色々ありながらも、夫を中心に考えてきたつもりでいましたが、何が悪くてこうなってしまったのでしょうか。私はずるいです。家族・世間体・経済的な不安を正直持ってしまっています。でも本当に夫とこれからも生活したいのです」というメールをいただきました。
江原さん
「難しいですね。でもあなたは“私はずるいです”と分かっている。夫婦でも友達同士でも常に危機感は必要。しかし旦那さんもきちんと話が出来ないのはいけない。夫婦は共々責任があるのだから“あなたはそれを説明するのは義務。確かに自分も悪い所もあるかもしれない。でもお互いに二人で歩む道を選んだのだから、それはちゃんと説明して欲しい”と、言った方がいい。私はあなただけが悪いとは思わない。日本の夫婦は、意外と話し合わず、いざという時には心が離れているという事が多いかもしれない。別のところでも、旦那さん側からの話で、働いてきて定年になったら心が通い合わなかったという話もあった。一生懸命に働いて、定年になり“なんで自分って生きていたのかな”と、分からなくなってしまう時がある。また、奥さんから突然言い出されるケースもある。そういう事があるみたいですね」
●あなたが感動した言葉―――
美しい唇であるためには 美しい言葉を使いなさいbyオードリー・ヘップバーン
番組ではみなさんが感銘を受けた言葉を紹介していきます。
「『私のかわりに』
もう私が守ることができないから
どうかこの子が道端で泣いていたら
大丈夫だよと声をかけてやって下さい。
どうかこの子が独りぼっちで公園にいたら
一緒に砂山をつくってやって下さい。
どうかこの子が運動会でかけっこをしたら
頑張ったねと抱きしめてやって下さい。
そしてこの子が参観日に淋しそうに
後ろを振り向いたら、手をふって
ウィンクしてあげて下さい。
そして中学にあがった日には
満開の桜を背景に
写真をとってやって下さい。
そして反抗期には、何をしてもいい
人に迷惑だけはかけるんじゃない
身体だけは大切にしなさいと
伝えて下さい。
いずれ社会に出て色んな壁とぶつかったとき
下だけは向くな、人のせいにするなと伝えて下さい。
そして心から好きな人が現れたら
求めずに与えなさいと。
そしてどうかこの子の結婚式の日には
たくさんの笑顔で祝ってあげて・・・
それからどうかこの子が母親になって
涙しながら我が子を抱き
絶えることのない強い愛を知ったとき
あなたの母は変わることなくその愛を
今もあなたに注いでいると伝えて下さい。
それから最後に
どうかこの子に
私は世界一幸せな母親だったと伝えて下さい。
どうかどうか世界中の皆様
私のかわりにお願いします
私のかわりに。」
(プチトマトさんが感動した瀧本光静さんの『最後につたえたかったこと』という書籍にある、30歳で余命3ヶ月のお母さんが、一切の娘さんを想って書かれた言葉)
◇ Dr.Recella城嶋さんへのお便り募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。
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「甘えがあるから争いがあるのです」
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◇ あなたが感動した言葉
◇ いま江原さんに聞きたいこと
◇ ネガティブなお便り
◇ 突然の電話コーナー
◇ しょく語り
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