2012/10/21
秋も深まってきましたね。
食欲の秋とも言われますが、みなさん、美味しい物食べていますか?

秋はダイエットに適した季節だという教授もいて、
それはなぜかというと、自律神経にはストレスや緊張によって高まる交感神経と、体をリラックスし、休ませる副交感神経の二つがあり、両者がバランスよく交互に優位になっていることが望ましく、血流がよくなり、代謝活動がスムーズになって効率的な脂肪燃焼を促してくれるからで、穏やかな気候の秋はストレスが少なく、バランスが整いやすいというからなんだとか。

「素晴らしく仰る通りだと思いますが、正しいのは、経験と感動による言葉だと思う。
万年ダイエッターの私としては、ゆで卵ダイエット、リンゴダイエット、バナナダイエット、ガンジーダイエット(私が名づけました。断食ダイエットのことです)など、悪いダイエットもやりました。
究極を申し上げましょう。食べないことです。ただ食べないということではいけない。三食きちんと食べる。けれど少なく、腹六分目。
一日一食というから体が吸収してしまう。三食規則正しく食べると、また来るさと体が思ってくれる。
そして、私のように朝も散歩、夜も散歩。食事を始めてから一時間くらい血糖値が上がり、太るというときに軽く運動をすること。

ちょっと食べ過ぎても、罪悪感を持たない。罪悪感が一番いけない。
以前、某ダイエットの先生と雑誌の対談したことがあり、その先生は毎日体重計に乗りなさいと言った。計るだけダイエット。最も効果があるんですよと力説されましたが、私はムッとしてしまいました。

インタビュアーなので、黙って聞いていようと思ったんですが、あまりにも力説されるので、聞き捨てならなかった。先生は太っていないから、太っている人の気持ちがわからない。計り過ぎて増えるとどうなるか。太っている人は心が繊細なんです。体重計を見て増えていると、やっぱり私はダメなんだと自己否定をしてしまい、また食べてしまう。なので、ちょっと食べたと思ったら、その分歩くんです。ここ数カ月、私も外で会食をしても密かに一時間くらいかけて歩いて帰っています。そうすると翌日はセーフ。12kg痩せました。あと10kg頑張ろうかと思っています」

と江原さんは語ってくれました。



今夜お届けしたナンバー
◇Bad Romance / レディー・ガガ
◇La Strada / 江原啓之


●しょく語りのコーナー

「今、有吉佐和子さんの“複合汚染”を読んでいます。その中で、農薬による病と向き合い、多くの農民を救った梁瀬医師の言葉を紹介します。
『自然と人間は切っても切り離せるものや無いのです。
 それを切り離そうとしたのが、近代農業で今の地獄を招いたのです。
 私は、有機農業以外の方法では日本民族は生き残れないと思っています。
 昔の人は自然を敬っていましたから、米でも野菜でも、自然から貰ったものだと考えていました。
 田畑から作物を取るというのは不遜です。
 言葉の違いは精神の違いです。
 医学と農業は、同じ過ちをしているように私は思います。
 医者は病気の症状だけを見て、薬を与えるだけ、農家は害虫だけ見て殺虫剤を使う。
 根本的なこと、つまり何故病気になったか、なぜ害虫がわいたかという
 最も大切な原因究明を忘れて、現象面での解決を急いだばかりに、
 今日の医原病と農薬禍を招いたのです』」というメールをいただきました。

江原さん
「仰る通りで、私はこういう言葉を思いつきました。それは“美食より良食”。
現代人は“美食”を好んでいて“良食”を好んでいない。だいぶ今はオーガニックなどにも向いてきていると思いますが、食べ物ですごく不思議に思うのは、何故こんなに食物アレルギーが増えてしまったのか。昔はこんなになかったのではないかと思う」



そこで、こんなメールもいただきました。
「私の息子は辛い食べ物が好きで、柿の種をよく食べていましたが、ピーナッツは嫌いだと言って全然食べませんでした。
今年、喘息の治療のために血液検査をしたところ、ピーナッツアレルギーが見つかり、驚き、もし食べていてアレルギー反応が出ていたらと恐ろしくなりました。
先生のお話によると、時々、自分のアレルギー物質を嫌って食べない子がいるそうです。だから、子供の好き嫌いは無理になおさない方が良いそうです」

江原さん
「昔は給食でも残してはいけないと言われていましたが、今、アレルギーのこともありますからね。嫌いといって食べないという場合もあるが、やはり今、自然農法で作られたものというのがあまりないことも原因だと思う。
そうなってしまったが為に、DNAレベルなどで、時間をかけてアレルギーが出るようになってきてしまったのではないか。そもそも私たちというのは、食べるために生きていると思う。サラリーマンのサラリーという言葉も塩からきている。食べるというのは人間の根本で、命を戴いて、戴きますということ。
食べることはばかにしてはいけない。聞いた話ですが、ドイツの人はあまり“美食”にこだわらず、その分、文学を読む、芸術に親しんでいる。だからといって食べ物を無下にしているのではなく、オーガニックなどの“良食”を心がけている。そういうことは大事なことですよね」



“おと語り2013年 カレンダー”の予約受付が、来週から始まります!
先週の番組で発表させていただきましたCD付月間カレンダー2013のご予約受付が、
来週の番組が始まる10/28(日)22時からスタートします。
1月始まりの月間カレンダーに、番組オリジナルのCDがついたスペシャルセットです。
CDには、番組にみなさんからお寄せいただいた感動した言葉セレクションを、江原さんが朗読したものが収録されています。
「みなさんが凹んだとき、もう少し元気が欲しいとき、もちろん幸せなときにもかみしめていただけたらと思います。みなさまの人生に寄り添わせてください。
番組を聞き逃してしまったという方もご安心ください。CDとカレンダーを身近な場所に置いて、HAPPYな一年を過ごしましょう」

という江原さん。来週をお楽しみに!!

“おと語り2013年 カレンダー”
価格: 税込\2,500
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●江原啓之 今夜の格言

「生きることは食べること、食べることは生きることなのです」
  
「私たちは豊かな天の恵みに生かされている。それに気がつけば日々感謝ばかりです」
  

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ あなたが感動した言葉
◇ いま江原さんに聞きたいこと
◇ しょく語り
◇ 10月・11月お誕生日の方
◇ よくよく聴くと深い歌

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