2011/9/4
9月に入りましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

今年の夏はヨーロッパを回り、今浦島太郎のような状態だという江原さん。
江原さんが4週間ほど日本を離れている間に、様々なことが起こりました。
なでしこJAPAN W杯優勝、深刻な集中豪雨、TV局による汚染米テロップ問題。
日本以外では中国高速鉄道脱線事故、ロンドンでも取り上げられていた円高加速。
また、インターネットから火がついた反韓流デモ。

インターネットといえば、江原さんも最近身近な出来事があったといいます。
それはロンドンでの暴動。
日本の報道で、ロンドンの多くの場所が燃えているかのように映ったのではないかという江原さんですが、実は暴動が起きていたのは、ロンドンの北や西の方で、労働者階級の人たちが多く住んでいる場所。
不況で若い人たちが職を持てないという事実はあるものの、それは表面的に言われていることで、現地にいる人たちはそんなにかっこいい反発のデモだとは思ってはいなかったんだとか。
ツイッターが元で煽られ、そこには何のイデオロギーもなく、結局は携帯電話ショップや若者に人気のファッションショップなどばかりが狙われるただの物取り。
江原さんは一切、同情や共感というものが感じられなかったといいます。
「独裁政治が終わりを遂げたなどプラスの面もあるが、なぜインターネットやツイッターなどで煽られ、直接会ったこともない人の言葉を信じる時代がきてしまったのか。ネットやツイッターの情報が正しいのかどうなのか、判断の元は自分自身で見聞きすること。人を信じるには相手と会わなければダメだ」と江原さんは語ってくれました。



今夜お届けしたナンバー
◇ 見つめていたい / ポリス
◇ ピエトレルチナ / 江原啓之
◇ カルメン ハバネラ


●あなたが感動した言葉―――

美しい唇であるためには 美しい言葉を使いなさい by オードリー・ヘップバーン
番組ではみなさんが感銘を受けた言葉を紹介していきます。

「視力を失うということは、乳白色の霧の中にいると思ったらいい。
 真っ暗闇じゃないんだ。私たちは今まで暗闇という光を見ていたんですねぇ」

(コバヒロさんが希望を持って努力したいと感じた小説『解夏』の中の一節)

「ほっぺたが落ちそうなくらい美味しかったです!」
(かなみさんが感動し考えさせられた、被災地で2切れほどのった漬丼を食べた女子生徒の言葉)

たくさんのメールありがとうございました。
これからも「あなたの感動した言葉」をお待ちしております。
大切な人、両親や祖父母、友人、恩師などから贈られた言葉、
人生を変えた言葉をエピソードも添えて教えてください。


●いま江原に聞きたいこと―――

「音には音霊が宿り、言葉には言霊が宿る。それなら絵には絵霊というものはあるのですか?」
というメールをいただきました。

江原さんは、絵にももちろん魂は宿るといいます。
絵が上手・下手ということではなく、描き手がそこに何を宿しているのか。
美術の学校に進学したという江原さん。
美術の学校を受験する時に、特別絵が上手ではなく悩んでいた江原さんに、当時の先生が「上手な絵は誰でも描けるかもしれない。大事なことは味がある絵を描くこと。だから味のある絵を描いてください」と言ってくれたといいます。
「“味”というのはその人の生き様や想いが出てくることだと思う」という江原さんから、ターナーという画家を紹介してもらいました。
「ターナーもスピリチュアルな世界を求めていた人。ターナーの後期の絵には常に奥に光がある。こんな時代だからこそ美しい絵や、音楽などを楽しまなければいけない」と江原さんは語ってくれました。

◇「いま江原にききたいこと」を募集しています。
最近悩んでいること迷っていて相談したいこと。
また、江原さんについての質問などなんでも結構です。
どんどん江原さんに聞いてしまいましょう!
たくさんのメールお待ちしています。


●9月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!―――

9月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
お誕生日の方に“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。


●江原啓之 今夜の格言

「幸せになりたければ、人を幸せにすればよいのです」
  
「想い・言葉・行為が全て自分の環境をつくります」
  

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ あなたが感動した言葉
◇ いま江原さんに聞きたいこと
◇ 9月お誕生日の方
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