2011/7/17
4週に渡り、6月20日・21日に行われた、東日本大震災復興チャリティコンサート『おと語り』の会場浜離宮朝日ホールより、コンサートの模様を交えながら番組をお送りしてきましたが、今回はコンサート会場からの番組は最終回となります。
毎回感動に包まれたコンサートでしたが、チケットもすぐに完売してしまい残念ながらコンサートに来れなかった方、様々な事情で来れなかった方もいらっしゃると思うので、多くの方と共有できればという思いで番組をお届けさせていただきました。

今夜も音楽家・ピアニスト・『おと語り』音楽監督の光田健一さんをゲストに迎え、『おと語り』チャリティコンサートについて語っていただきました。


Photo by Aki Ishii

今夜お届けしたナンバー
◇ 人生は / 江原啓之
◇ 心はひとつ / 江原啓之
◇ 幸せのみつけ方 / 江原啓之
◇ 鈴の音 / 江原啓之


今回チャリティアルバム『おと語り』の朗読とピアノソロを収録したスタジオの久石譲さんがたくさんの宮崎アニメの名曲を残したピアノだといいます。
江原さんは「宮崎アニメの“命”や“生きることへの希望”を与えてくれるような気がする」と感じたそうです。

チャリティコンサートでは『想い出という名の妖精』の曲を二つに分けているそうですが、そこにも江原さんの中で意味があって、「曲中の “私たちは未来を作る存在。悲しい歌は歌わない 歌は命を持っている”いう部分は未来へと向かうプロローグ。そして“過去の私は受け止め上手だった。これからは自分で作っていくんだ。そして自分たちは見守られているんだ”という部分をエピローグとして、意味をこめて二つに分けた」と教えてくれました。

『ピアノびと』というアルバムを今回リリースしたという光田さんは、「『おと語り』のアルバムを江原さんと作らせてもらったことが、大きなきっかけとなった」と語ります。
光田さんはピアノを弾くことを仕事として25年が経ったそうですが「今まで一度もピアノアルバムを作っていなかったことにも気づかない25年間だった」と振り返ります。
『ピアノびと』のライナーノーツも書いたという江原さんは「光田さんは音の素晴らしさもあるけれど、それだけではなくテクニックも素晴らしい。それが余すところなくアルバムの中に瞬間フリーズドライで届いている感じがする」と言っていました。

4週に渡ってチャリティコンサート会場よりお届けしてまいりました『おと語り』でしたがいかがでしたでしょうか。東京・大阪公演と感動に包まれたコンサートの模様をお届けしてまいりましたが、来週からまたレギュラーの番組に戻ります。
これからも、みなさまからのメッセージお待ちしております!


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