2011/7/10
暑い毎日が続きますね。

今夜も、6月20日・21日に行われた、東日本大震災復興チャリティコンサート『おと語り』の会場浜離宮朝日ホールより、コンサートの模様を交えながら先週・先々週に続き番組をお送りしました。

今週も音楽家・ピアニスト・『おと語り』音楽監督の光田健一さんをゲストに迎え、『おと語り』のエピソードをたくさん伺いました。



Photo by Aki Ishii


今夜お届けしたナンバー
◇ 目覚め / 江原啓之
◇ 聖フランチェスコの祈り / 江原啓之
◇ 誰かのために / 江原啓之


チャリティCD『おと語り』に心底癒されています。
CDのタイトルを江原さんが作られたと聞きましたが、ひとつひとつの思いを聞かせて欲しいです。
というお便りをいただきました。

江原さんが最初に感動したのは『出会い』だったといいますが、その後何度も曲を聴いているうちに『目覚め』に対する感動が大きくなり、とても好きな曲になっていったそうです。

光田さんの曲に江原さんがタイトルをつけたピアノ曲。
「“ペルソーナ”とは個人の自我“個人の生まれ”。三曲の中で個人があって出会いがあり、そして様々な葛藤などの出来事があって、そこで目覚めがある。仏教でいうところの“悟り”。人生ってそういうものなのだ」そういう思いで江原さんはタイトルをつけたのだそう。
また、「そういう風に訴えかけてくる“おとたま”だった」と江原さんは言います。

全部で最終的に8曲録音した中で『目覚め』は光田さんが一番初めに録音した曲。
一曲目ということもあり、光田さんの中で“気持ちの中では本番だが“試し録り”という気持ちで録音に挑んだそう。
そういったこともあり、「一番気持ちの中で欲の無い清純な気持ちで“いい音聴かせてやろう”という気持ちが無いときの曲だった」と光田さんは振り返っていました。
また『目覚め』はテーマの最初の二小節は決めていたといいますが「あとは気持ちの赴くままに作っていった。江原さんと“おと語り”CDを作るという意気込みが引っ張っていってくれたのではないか」と光田さんは語ってくれました。

また、アルバムと構成を変えたという今回のチャリティコンサート。
導入の言葉、ピアノ曲、そして朗読があって歌で完結。それで1ブロックという構成。

お二人は「コンサートには、CDにはない導入の“ことたま”メッセージがあったので、ピアノ曲もより意味が持てたのではないか」と言います。
この“ことたま”は実は江原さんの“ことたま”ではなく、一緒にやっている吉田プロデューサーがCDを聴きながら“ことたま”を紡いでいったのだそうです。
光田さんは「江原さん、吉田プロデューサーと3人でメッセージを作っている」と強く感じたそうで、江原さんは「自分の“ことたま”として出るから、自分が作ったのとは違う“ことたま”なので新鮮で新しい世界観が卵からはじけて出てきたような気がする」と言っていました。また「震災があってまだ落ち着いている段階ではない。まだまだ未来が見えない感じだが、私たちがここで未来を作っていきたい」と江原さんは語ってくれました。


●東日本大震災復興支援チャリティアルバム「おと語り」はただいま絶賛発売中です!
全国のCDショップまたはネット通販ショップでお求めください。

このCDの収益の一部は日本赤十字社を通じて被災者の救済および被災地の復興に役立てて頂くために寄付いたします。


●7月お誕生日・8月お誕生日の方メールをお待ちしております!!
番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなどひとことメッセージを添えてお送りください。

来週も引き続き『おと語り』コンサートの模様を交えながらお届けします。
お楽しみに!!


●江原啓之 今夜の格言
「本当の孤独とは、誰からも必要とされないことです」


番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ あなたが感動した言葉
◇ いま江原さんに聞きたいこと
◇ 7月・8月お誕生日の方
メッセージの応募はこちらから