2022/7/10
相手に悪気はないけれど、モヤモヤすることってありますよね。
そんなとき、どうしたらいいのでしょうか。
今日は『モヤモヤするお悩み』をご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇Rehab / エイミー・ワインハウス
◇パンタレオン / 江原啓之


Qご紹介したお便り


「小学2年生の頃から疑問に思っていることがあります。それは、重要な役に推薦されることが時々あるのですが、なぜ私に任せられるのかがわかりません。私は、幼い頃から内向的な性格で、人前に出ることは大の苦手で、おまけに赤面症で、対人恐怖症でした。小学2年生の学級委員長をはじめ、高校になると入学式の新入生代表挨拶や、毎年学級委員長、生徒会役員や生徒総会議長、写真部の部長を任されました。そして社会人になると、専門学校の非常勤講師、息子が通っていた幼稚園の理事、スポーツ少年団の代表、中高一貫校のPTA会長や評議委員に推薦されました。来年度は、遂に町内の自治会の副会長に推薦されてしまい、メールした次第です。自分から立候補した訳でもないのに、何で?と、推薦されるといつも思ってしまいます。高校の入学式の新入生代表挨拶や、スポーツ少年団の代表はお断りしたのですが、お断りしたとき、自分自身、このまま内向的な性格だと大人になって社会に適合できないと思い始め、高校に入学してからは推薦されればなるべく引き受ける努力をするようになり、全力を尽くすようになりました。来年度の町内の自治会の副会長が控えており、任されたので全力で取り組む次第です。江原さんからぜひアドバイスいただければ幸いです」というメールをいただきました。

A江原さん
「内向的で対人恐怖症的というようなこともあるから、“克服しなさい”と、そういう役を導かれたのかもしれないですね。あとは、常に人柄が出ているんじゃないかな。“絶対に断らないだろう”とかね。他人からは良く見えているんだから、悪いことじゃない。あなたもそれができているんですからね。お役に立てて良かったと思う必要があるんじゃないかなと思います」

Qご紹介したお便り


「先日、弟がお酒を飲みすぎ、病院に担ぎ込まれました。現在、結婚しているにも関わらず、実家にいます。弟の奥さんは小さい子どもがいるため、“実家で面倒見てほしい”とのことで、家に帰りません。弟はその後、一切自分のことは何も言わず、家に引きこもっています。両親も何も聞かずほっといています。私はこのままだと引きこもりになって、両親が一生面倒を見るのでは…と思っています。引き取らない奥さんに怒りを感じています。お酒のせいでこんなことになり、人生は何が起こるかわからないとつくづく思いました。なんとか実家を出て、奥さんのいるところに戻ってほしいのですが、どうしたらいいのでしょうか?毎日もやもやした気持ちでしんどいです」というメールをいただきました。

A江原さん
「本当ですね。あなたの心配はわかる。けれど、鶏が先か卵が先かではないですが、お酒が先なのか、それとも奥さんの態度が原因でお酒に走ったのか。後者だとすると夫婦間の問題ですよね。ただ、冷たいようですが、ダメなものをそのままにしても仕方ない。両親も、何も聞かずに放っておくのもどうかと思う。やっぱり「帰れ」と言うべきだと思うし、それでダメなら別の道を考えるしかない。そこまではあなたが面倒を見てあげた方がいいんじゃないかな。姉弟であることも意味があることで、なぜ姉弟になったのかというと、自分もお世話を焼いたりなどということも大事だと思うんです。頑張ってくださいね(鈴)!」

Qご紹介したお便り


「仕事と自分のことでご相談させていただきたいです。私はずっと小学校の教員でしたが、数年前から教育委員会に配属となりました。先生方に助言などをする立場ですが、頭が悪く、論理的に話ができず、自分でも何を言っているかわからなくなる感じで、学校の先生方からも職場でも「能なしの役立たず」と思われています。論理的に話すための本を読んだり、話し方セミナーに通ったりしましたが、数年経った今でもなおりません。職場で話し合う場面でも、何も自分の考えが持てず、ひねり出そうとしても全く何も思い浮かばず、役立たずの烙印を押され、みじめで消えていなくなりたいと思ってしまいます。もう教育に対する情熱もなく、毎日が失敗ばかりでビクビクしながら、どうせ私なんて…という思いが出てしまいます。自己憐憫はダメだと思いつつ、その沼から抜け出せません。努力しても、理解力・判断力・決断力などの人間力のようなもの、リーダーとしての器などは身につかないものでしょうか。周囲が器の大きなできる人ばかりで足元にも及ばず、自己嫌悪になります。力をつけて仕事ができるようになりたいです。自分ではどこからどう手をつけて、どうしたらいいのかわからず、対人恐怖になっています。江原さんのお言葉を指針にして頑張りたく、アドバイスをよろしくお願い致します」というメールをいただきました。

A江原さん
「この文章の中にすべての答えが出ています!要は、あなたは頭の中がとっちらかっている。だから惑うんです。自分の職務を忠実にこなせればいいと思えばいいのに、人の目が気になる。自分の劣等感が気になる。そういういくつものことが頭の中でグルングルンしていたら言えませんよ。何か伝えるにも格好つけようと思っているのでしょうね。知らず知らずのうちに、他の方々と張り合えるくらい…とか、同じ器にならなきゃとか。それ自体が欲。言葉は悪いけれど不誠実なんです。職務だけ誠実にやればいいじゃないですか。劣等感というのは、裏を返せば自分が高みに立ちたいということ。羨望の的になりたいとか、そういったことを裏返しているようなものですからね。職務だけを忠実にこなせればそれで良いのだと思ったらいいんです。何もないなら「ない」と言えばいいのに、何か作り出そうとするから訳のわからない話を作らなくてはいけなくなってしまう。一番話のうまい人というのは、ズラズラ話す人ではなく、端的に話す人。ポイントを箇条書きにして、それをただ告げていけばいいんです。シンプルに。物事は文章でもなんでもそうですが、わかりやすく単純に書いたり話すことの方が難しいんですよね。原稿だってそう。長文を書く人が偉いのではなく、コピーライターもすごく大事。短くすべてを語るというね。だからあなたも視点を変えなければいけない。まずは自己改革からです!!」

Qご紹介したお便り


「江原さん、夫婦のこと聞いてください。結婚して25年、付き合いも入れると30年になりますが、噛み合いません。私はせっかち、10分前行動したいのですが、旦那と一緒に行動する時は必ず遅れます。イライラして車で待っても、のんびりして出て来ては一度戻ります。毎日、何かを探してます。「どこやー??」と聞くのでケンカになります。出発の時間も30分早く伝えますが、効果はありません。結婚して姑さんと同姓同名になり、縁を感じるのですが、旦那とリズムが合わないのを悩んでいます」というメールをいただきました。

A江原さん
「あきらめましょう(笑)。あきらめるのが早いということもありますからね。それが一番!モヤモヤを吹っ切るポイントですね」


●7月お誕生日の方、メールお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ、生きること・生まれてきたことに感謝したい。
7月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生日に関するエピソードなど、ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

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スキンケアや化粧で気を付けている事や、失敗談など、みなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
奥迫協子さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言
「一番の宝物は時間です。いのちの秤だからです」
「人生の主人公は自分です。自分で世界を創るのです」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
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