2019/10/13
何かあった時に、理性的に対処するのは難しいことですよね。
「物事は、理性的に分析することが大事。努力の範疇でできることなのか、できないことなのか。またはある程度やってみて見切りをつけるなど。自分のさじ加減やマニュアルも大事なのです」という江原さん。
今日は『どうやったら理性的に対応できるか』をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Easy / コモドアーズ
◇心はひとつ / 江原啓之



「クレーマーへの対処、心構えを相談させてください。私は金融機関に勤務しておりますが、自身の職場での立場からもクレームに接することも間々あり、その対応に苦慮しております。“幸せな人は意地悪しない”や“自分の波長が呼び寄せたのでは?”と、自分なりに理解・分析をしております。しかし、あまりにも執拗に揚げ足を取ったり、何を求めているかハッキリしないモンスターカスタマーのような方には、逃げずにしっかりとお客さまの気持ちに寄り添うように対応しようと思っていても、恐怖心が湧き上がってきたりと心も体もとても疲弊してしまいます。どんな時にも、強い心で適切な判断や対応ができるように、自身の健康管理や精神的に健全でいられるように気をつけてはいますが、なかなかその対応に自信を持って強い心で向かうことができません。こういったクレームには、どのような心構えで、またどのように対処していけば良いのか、アドバイスをいただければ幸いです」というメールをいただきました。

江原さん
「対応するには自分にプライドが大事。自分自身のプライドを持っているから優しくできる。“余裕”ですよね。別の言い方をすれば“同じ土俵には乗らない”ということ。そしてあなたは、上司に恵まれていないなと私は思うんです。“ここまで以上であれば放棄していいから。そんなのお客としていらない。カスタマーとしていらない”と上司が言ってくれると、そこにプライドができて、なるべく対応しよう、対処しようと思えるもの。そして、いざとなれば上司がでてくる。それくらい腹くくりのできた上司が欲しい。“お客様、それ以上は嫌がらせになります。お客様に失礼ですが、部下は大事なので、どちらかをとれというならば部下を取ります”と言ってくれ“本店に連絡する”と言われても“結構です”と言ってくれる。そんな上司がいると、部下もねばって頑張れたりする。日本はクレームに対して過敏すぎる。どこかで“じゃあ結構です”というところも私は必要だと思うんです。お客様は神様ではなく、お互い様だと思う。あなたの答えになっていないかもしれませんが、やるだけやって、境界線をしっかりと持ち“これ以上はダメですよ”と言えることが大事なのではないでしょうか」


「以前の放送で“一日5分でもいいから、静寂の時間を持つことが大事だ”とおっしゃられていましたが、もう少し詳しく教えてくださいませんか?私は息子に勧められたことをきっかけに、数カ月前から、マインドフルネスを実践しています。ですが“朝食の用意しなくちゃ”など雑念が次々と浮かんできて、まったくうまくできません。いつも時間に追われているような余裕のない心の状態です。マインドフルネスのコツがあれば、ぜひお伺いしたいです」というメールをいただきました。

江原さん
「マインドフルネスというのは、自分の心を正すこと。雑念が湧くということがまずダメ。私たちは情報に振り回されて生きている。例えばワイドショーで言っていることを鵜呑みにしてしまったり。そうではなく“自分はどうかな”ということを考えないといけない。私は真に受けるのは嫌いなんです。必ず自分で考える。自分が間違えていたとしても“自分は今、こう思う”ということを公明正大に言う。そこで間違えていたと気が付いたら“ごめんなさい。やっぱり間違えていました”となればいい。すべての情報を外し、自分自身でどう思うのかと考え、自分の反省も含めて理性的に分析するという時間。それが静寂の時間なのです。“無”になるまでいかなければ、本当の“無”にはなれない。“無”になるためには、まずは自分の足元の整理から始めていって、何年か先に“無”になるところまでいけたらいいなと思うこと。誰もが“芯”があって“神様”を持っている。だからどんな悩みも自分自身を見つめて、理性的に分析していけば、絶対に自分に答えが出てくるもの。何事も、理性的に客観的に分析するということが大事なのです」


「先日、仕事でミスを擦りつけられました。私自身、連帯責任と思っていた為、その人のミスをせめるつもりはなく、一緒に謝罪をしようと思っていたら、全て私が間違えたと言われてしまいました。まず、迷惑かけた方に謝罪することが一番だと思った為、反論したい気持ちを抑えて、我慢しました。前に“お給料は我慢料”とおっしゃっていた江原さんの言葉を思い出し、反論したい気持ちを抑えました。家に帰ってきてから、思い出すたびに苦しい気持ちになります。結婚し、知らない土地に引っ越してきてから、やりたい仕事を復職できて、信頼してもらえるよう、頑張っている最中でした。“せめてミスを擦りつけた本人に言いたい”と思うのは、考え方が子どもでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「言うのはよした方がいい。あなたは偉い!“お給料は我慢料”ということを思い出してくれて私は嬉しい!いちいち言わなくても、言った本人は擦りつけたことを分かっている。それを再認識させる必要はない。なぜならば自分に返ってくるから。こういう人は、必ず他の人にもやりますからね。だから“お気の毒だな”と思って、自分は間違っていないのであれば、胸を張って生きることが大切。それで苦しくなったら、動画サイトなどで面白い動画を見る。私が最近面白かった動画は、犬を多頭飼いしている方の動画。飼い主に“誰がやったの!”と言われた犬が“コイツだ”と隣の犬に手を置く映像があるんです。飼い主に言いつけているけれど、嘘をついていて罪を擦りつけているかもしれませんよね(笑)。そういう映像を見て、笑い飛ばしてしまうのが一番。あなたは正しかった!私もあなたを信じています!」


「お礼を伝えたくてメールしました。以前、江原さんは“備えよ常に”という気持ちで、できることは直ぐにやるとおっしゃったのを聞きました。私はズボラなのですが、そのお言葉に感銘しました。やるべきことがあっても“面倒くさいな”と感じたら、“備えよ常に”のお言葉を思い出すと、徒競走でクラウチングポーズをする感覚になり、雑用がどんどん片づきます。お陰で、家は常にきちんとしていて、とても気持ちいいです。不測の事態が起っても、すぐに心の整理が出来る様になり、毎日が過ごしやすくなりました。江原さんのお陰です。本当にありがとうございます」というメールをいただきました。

江原さん
「私のお陰ではなく、それをやっているあなたのお陰。素晴らしいことですよね。後でやる方がもっと面倒くさい。だからやれることは、その場でパッパとやっちゃった方が楽。やってしまうと気持ち良く過ごせる。気持ち良く過ごせるということは、他者に対しても気持ちの良いオーラを放てる。そうすると運命も良い方に転がるのです」


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●江原啓之 今夜の格言
「出来ることはできる。出来ないことはできない」
「幸せはシンプルな思考から生まれます」

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