2019/7/28
誰でもイライラしたり、怒ったりすることがありますよね。
「“怒り”は、良い結果を生みません。怒りの感情は、コントロールして対処すべきものです。私は『おと語り』の番組の冒頭の言葉で“オーラ”という言葉をあまり使ったことがないんです。みなさん“オーラ”という言葉が好きなようですが“オーラ”とは二つある。その人の人格を表す“オーラ”と、感情を表す“オーラ”。感情を表す“オーラ”のコントロールの仕方を覚えなければならない。それには一朝一夕は無理なんです。一日5分でいいから、静寂の時間を持つこと。瞑想もそうですが、有体のオーラよりも霊体を優位に生きること。それは理性で生きること。今の人たちは、ずっとスマホから手を離さない。誰かと常に繋がっているか、何かをしているので、静寂を持っていないんです。しゃべってはいないけれど、心の静寂はない。すべてを断って、一日5分から始めてみるのはいかがでしょうか」という江原さん。
今日は「怒り」をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Don’t Look Back In Anger / オアシス
◇天使のリュート / 江原啓之



「2年前から悩んでいることがあります。2年前、以前からの知り合いに誘われて、彼が経営する会社に転職しました。その会社は、事務の女性一人と、最近入ったばかりの年配の男性が一人の小さな会社です。働いてみて気が付いたのです。知人と事務の女性がW不倫していることに。なぜ分かったかというと、会社のメールに、2人が旅行にいって同じ部屋に泊まった内容が残っていたからです。しかも一回や二回ではありません。私は知人に問いただし、激しく口論になりました。彼は“俺のプライベートだから関係ないだろう!”“結婚して遊ぶ人間よりも、結婚してない人間の方が欠陥人間だろう!”と、結婚してない私に向かって吐き捨てました。あまりの暴言に涙が出ましたが、その後、だんだん怒りに変わってきました!なんでこんなこと言われないといけないんだろう?と、年配の男性に相談しましたが“男女の関係は難しいからね…”とはぐらかされ、見て見ぬふりをされたことで、私の怒りに拍車かかかりました。一時は、彼の奥さんと、彼女の旦那さんにすべてを話してスッキリしたい衝動にかられたのですが、家庭を壊すことに罪悪感があり、思いとどまりました。しかし未だに2人の関係は続いており、どうしても見て見ぬふりができず、日々怒りは増すばかりです。時々、やっぱり家族に全部話してやろうか!という衝動に駆られるのですが、私はどうしたらいいのしょうか?思い切って転職した方がいいのでしょうか?」というメールをいただきました。

江原さん
「こういう女性の方、多いんです!私の友人にもいました。職場のあの人とあの人がW不倫をしていて、ポストに投函して奥さんに言おう!などという人。“なぜ、あなたがそんなことをしなければならないのだ”と、私はよく言っていました。私は、今の状況が嫌であれば、転職をした方がいいと思いますが、それを言っていたらキリがない。どこの会社でもいっぱいあるんですから(笑)。ない会社があったら教えてください。そしてすべては因果の法則。自らの蒔いた種は、自らが刈り取るのですから、放っておくんです。あなたは悪くはない。けれど、あなたの考え方は悪い。この考え方ではいけない。人というのはみんな、つまずく権利を持っている。過干渉は良くない。ここに出てくる年配の男性は俯瞰している。自己責任ですからね。これで辞めていてはキリがない。面の皮が厚くなった方がいいのです」


「父について相談です。私は自分の親と同居しております。私の父は昔から毎晩晩酌をしますが、母に毎日、必ず夕飯時に、おかずにケチをつけます。ケチのつけどころがなくなると、お皿や盛り付けまで文句をいいます。そしてとにかく何より、自分の気にいらないことがあると、帰ってくるなり、出会う家族に文句をつけ、私の息子(25歳)にもあたったりするので、おじいちゃんと孫のケンカになってしまいます。75歳なのに声は大きく食欲旺盛。背中もまがっておらず、まだまだあちらへはいきそうにもありません。江原さんは“家族は学校”と言っていますが、この様な先輩のいる学校では、どのようにして父を解釈し対処していけばいいですか?私もからまれると理性を失い、売り言葉に買い言葉になるときもあり反省しています。家族みんな母は特に精神的に疲れ呆れています。ちなみに夫は単身赴任で月に1度帰ってきます。夫がいる時は、母には文句を言っていますが、私や息子にはからみません。家族の中での父のあだ名はクレーマーです。どうぞアドバイスよろしくお願いします」というメールをいただきました。

江原さん
「夫がいない時に言うということは、お父さんに不満があるのではないでしょうか?“相手を変えようとしてはいけません。自分が変わらなければいけないのです”という言葉があるのですが、これはすごく大事なこと。客観的に見ると、あなたも問題があるのではないか。そんなに嫌であれば、一緒に暮らさなければいい。旦那さんはマスオさん。お父さんは不満なのではないか。何か言いたくなる原因が何かあるんです。その原因が、例えば“オレの家だぞ!”というものなのかもしれない。“何でオレがいつまでも家族にしてやらなくてはいけないんだ!”と。お母さんが呆れているのは、私は関知しません。なぜかというと、それはお母さんの問題だから。嫌だったら別れればいいんです。あなたに関しては、嫌だったら家から出て、夫の単身赴任先に行くという選択もある。様々な事情があるのであれば、ご両親と同じ地域で、別に住んだらいい。そう言うと多くの人は“冷たい”などと言うが、そうであれば、お父さんに“はいはい”と言って優しくしていればいいんです。みんなワガママなんです。結局ワガママがワガママとぶつかり合っているだけ。でも私は最近、こういうことが“幸せ”だと思う。このお父さんは、私とちょっと似ている気がして、同情してしまう。最近、私は孤高にひとりになりたいなと思うんです。北海道の美瑛なんかに一人で住むのもいいですよね。でも、そこでふと気付くんですよね。運転できなかった…と(笑)」


「突然ですが、私は趣味のようにおまじないをしています。週に一度、オレンジジュースを使ったモテモテになるおまじないをしています…が!もちろん彼氏はできません(笑)。今日したおまじないは“困っていることを書いて、塩と一緒に燃やすと解決する”というもの。私のやっていること、超〜根暗(笑)!!おまじないをした後はスッキリした気分になる時もあれば、自分の執着心と向き合い、情けなくなる時もあります。おまじないって効果はあるのでしょうか?叶うはずないのに…と思いつつ、夢見てしまう私に喝を入れてください!」というメールをいただきました。

江原さん
「スッキリした気分になっているのだから、効果があるじゃないですか!“自分の執着心と向き合い、情けなくなる時もある”というのも、自分と向き合って情けなくなっているのだから、勉強になっている。これも効果がある。そこにただただ依存してはダメなんです」


●7月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――
7月生まれのみなさんは、想像力の達人。
思いやりで人の心を癒してください。

※たくさんのメールいただきました!すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。

●8月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
8月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。


◇Dr.Recella奥迫協子さんへのお便りを募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、失敗談など、みなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
奥迫協子さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言
「感情の扱い方には、オーラの知識が必要です」
「理性を優位に、は訓練です」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
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(私はこう演じました。そしたらこんなに変わりました!エピソードのお便り)
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