2019/5/5
元号も『令和』に変わり、はじめての放送です。
「幕が開きました!道が拓かれました!
『おと語り』には、若い方達からのメールもたくさん届いています。ラジオのリスナーは年齢が幅広いですね。びっくりしますし、刺激にもなり、有難いなと思っています」という江原さん。
今日は、次世代を担う若い方たちのお悩みをご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇いとしのレイラ(Unplugged Version) / エリック・クラプトン
◇さくら咲く / 江原啓之



「学校の友達との人間関係でご相談があって初めてメールしました。私は吹奏楽部でフルートを吹いているのですが、同じパートの同級生の子と、上手く付き合えません。彼女とはすごく仲がいい時はベタベタするくらい仲がいいのですが、ちょっとしたきっかけでよくケンカになってしまいます。ケンカというより、彼女が一方的にキレるのですが…。この前も、彼女が突然、私と、同じフルートパートの先輩のことを、無視してきたんです。帰ってからLINEがきて、私と先輩が彼女のことを無視したから仕返しに無視した、と言ってきました。全く身に覚えはなく“そんなことはしていない”とLINEで説明したのに、彼女は聞く耳を持たず、話し合いになりませんでした。その後、彼女は部活中ずっと不機嫌で、パート部屋の雰囲気は最悪です…。彼女からは、江原さんがいつもおっしゃる“責任転嫁・自己憐憫・依存心”の3つをヒシヒシと感じるのです。気持ちよく新一年生を迎えてあげたいですし、夏のコンクールに向けて、心が合わなければ音も合わなくなってしまいそうです…。やっていないことはやっていないので、謝るのは違う気がして、彼女に心を開いてもらうには、どうしたらいいのでしょうか?アドバイスいただけたら幸いです」というメールをいただきました。

江原さん
「しっかりしていますね!対処の仕方ですが、年齢によって全然違うと思うんです。あなたの場合は中学生で13歳。私はソッとしておいて、何もなかったかのように振る舞うのが一番良いと思います。人は生まれて“家”という中で育つ。するとそこが自分のすべてで、要するにワガママ。自分自身の考えが世界の中心。それが違うということに気が付くのが、12、13歳だと思うんです。だから彼女は“責任転嫁・自己憐憫・依存心”だとは思いますが、総じて言えば“ワガママ”。自分の思い通りにいかないと気が済まないタイプなのでしょうね。これでは彼女は、今後もうまくいくわけがない。けれど、そうやってぶつかってぶつかって、学んで“人間”ができていく。こういうのを“切磋琢磨”というのです。あなたは嫌な思いをしただろうけれども“切磋琢磨”できた仲間。その過程にいるということを理解した方がいい。あなたもあなたで“そういうワガママから脱却していかなければいけないな”ということを、その友達から学ばせていただいているということなのです。そうすると“ありがとう”しか残らない。あなたは立派な人になると思います」


「先日、男性に告白されました。しかし、恋愛感情としての“好き”がわかりません。少女漫画やドラマなどで恋愛を見ますが、どのタイミングで好きになるのか、疑問が浮かぶばかりです。また、人を恋愛感情として“好き”になると、どのような感情が自分の中に起こるのか知りたいです。そして、恋愛感情としての“好き”と、友人としての“好き”の差を教えていただきたいです」というメールをいただきました。

江原さん
「深いですね。けれど、恋愛は“頭”は二番手だと思う。“感情”が一番。だから、自然に任せるのが良いのではないか。“好き”というのは、頭で条件を考えて“好き”とはならないと思う。食べ物や音楽と同じで“何で好きなのかな?”ということは次にくること。若いから、その感性を大事にした方がいい。なので、あまり今は難しく考えず、せっかく告白されたのだから、嫌いでなければ、ちょっとデートなどをしてみる。そこで自分がどんな感情が湧くのか。“面倒くさいな”と思うのか、ワクワクするのか。まだ、恋愛というよりも友達としての感覚の方が強くて、異性間としても自分の芽生えがないと思うかもしれない。また“男の子ってどういうものかな”ということを知っていくのも良い勉強。自分に告白してくれた男の子と何回かデートをしていたら、今度、その男の子が別の女の子と話をしているだけで、ちょっとイラッとするかもしれない。すると“私のこの感情はなんだろう?”と思ったりして“これが好きってこと?”と、だんだん気付いていったりする。だから感性を大事にして欲しいなと思います」


「現在、高2女子です!私はとにかく惚れやすいのです。芸能人やアニメキャラの推しは大体一週間くらいでコロコロ変わりますし、リアルで彼氏がいるときでも、クラスメイトの男子に、少し優しい言葉をかけられるくらいで“彼氏も好きだけど、この人も優しくて好き!”となってしまいます。また、それは同性にも変わらず、学年で評判の美少女と廊下ですれ違ったときなど“私、男の子が好きだけど、あの子とお付き合いしてみたいな”と思ったりします。そして毎回“この人と結婚するかもしれない!”と考えてしまうのです。今は別に楽しいし困ってないのですが、将来結婚することができるのかという不安は少しあります。1人の人を長く愛することに憧れがあるので、結婚はしたいです。一途になるにはどうすればいいのでしょうか?」というメールをいただきました。

江原さん
「考える必要はない(笑)!あなたは“人”が好きなのでしょうね。その人の“魅力がいいな”であって“恋愛としていいな”とは、またちょっと違うのでしょう。あなたは自分で自分を褒めてあげた方がいい。人の良い所を見つけ出す天才!!世の中には真逆な人が多い。欠点ばかり見て、減点法の人。あなたの場合は加算法。“すごくセンスいい!”“運動神経いい!”などと思うのでしょうね。私はあなたのこと、すごく好きです。悩む必要はない。これから本当の恋愛になってくると思う。今後、人と長く接し、良い面と悪い面が見えてきた時、“どうやったら良い面が引き出せるかな”と、献身的な気持ち“大我”な心になれるかどうかということが大事だと思います」


「突然ですが、人の寿命について疑問に思うことがあったので投稿しました。人はいつか必ず死を迎えると思いますが、中には、若くしてこの世を去る人もいますよね。そのような人達は、経験という感動をたくさんして、この世での修行を終えたから、魂があの世に帰ると思いますが、その人の死期というものはその人が生まれる前から決まっているものなのでしょうか。それとも、その人のがんばりによって、死期は伸びたり、縮んだりするものなのでしょうか。素朴な疑問ですが、江原さんにお答えいただけたら幸いです」というメールをいただきました。

江原さん
「“たましい”の視点からすると、人の寿命は定まっている。持って来ているカリキュラム。みなさん、この世では“短命=可哀想・気の毒”と言う。けれど私はよく旅行に例えるんです。ショートステイはそんなに不幸ですか?ロングステイはそんなに幸せですか?どちらにも善し悪しがある。大事なのは、どれだけ込めたか。“その人のがんばりによって、死期は伸びたり、縮んだりするものなのでしょうか”ということに関しては、“伸びたり”はないが“縮んだり”はある。“伸びたり”ということが、もし仮にあったとしても、それは稀なこと。“たましい”の視点からすると、里帰りということは、決して不幸なことではない。“縮んだりする”というのは、実はみんな縮めている。大気汚染や食の問題、様々な環境問題、ストレス。与えられた命を最大限大事に使って亡くなっていくことが大切なのです」


●5月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
5月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。


◇ Dr.Recella城嶋さんへのお便り募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言
「新時代の幕開けに、気持ちを改めませんか?」
「節目は再生のチャンスです」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ 江原さんに聞きたい事
◇ ネガティブなお便り
◇ HAPPYメール
◇ 厄払いのお便り
◇ 不思議な体験・エンジェルさん目撃談
◇ 演じるさんのコーナー
(私はこう演じました。そしたらこんなに変わりました!エピソードのお便り)
◇ あなたが感動した言葉
◇ 若者からのお便り、みなさん、一緒に考えていきましょう!
◇ 『お笑い』エピソードのお便り
◇ リクエスト
◇ 5月お誕生日の方
◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
メッセージの応募はこちらから