2018/11/4
いよいよ11月。今年も残り2ヶ月になりましたね。
「今日の冒頭の言葉で、躓きの3法則。それは“自己憐憫・責任転嫁・依存心”です。と、お伝えしました。躓く人は、この3つか、3つのどれかに入っている。“自己憐憫”。“私って可哀想…”という視点から始まると、解決はできません。“責任転嫁”。“誰が悪いから…親が悪いから…”。“依存心”。“こうしてくれない、ああしてくれない”という気持ち。この3つを全部なくして自律すればいいのです」という江原さん。
今日は様々なメールをご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇Do You Believe In Love / ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース
◇ひらひらり / 江原啓之



「江原さんにご教示いただきたいです。私の夫のことです。ちょっとした言い合いから、潔白を証明する為にスマホを見せてくれたのですが『恋人募集・婚活』というサイトに登録しているのを見つけました!閲覧履歴に残っていて、本人は、忘れきっていた様子で焦っていました。“俺じゃない、ゲームしていると、こういうサイトが出てくるから、勝手にこんなことになったんだと思う”と、言い訳していましたが、自己紹介文に『〇〇在住、お酒やご飯を一緒に楽しみたい、一緒にお食事行きましょう』と、ノリノリな文面を書き込んでいました。職業まで本当のことを書いている上に、写真まで!その写真は家族旅行の写真です!自分のところだけを切り取って使っていました。ただただ情けなく、何とも言えない気持ちになりました。俺じゃない!信じてくれ!と言っていた夫も、酔っている時にしてしまったのかも…と認めました。認められたら、じわじわと気持ち悪さが増し、これからも一緒にやっていけるか不安です。お店をしていて、私も毎日手伝いで入っています。どんなお客様とも会話を弾ませることの出来る、何でも知っていて尊敬できる夫だけに、本当にショックで気分が沈みっぱなしです。子どももいるし、離婚までは考えていませんが、夫にどう接していけばいいのか分からないです。顔も見られない心境です」というメールをいただきました。

江原さん
「あなたの気持ちも分かるけれど、許したってください!本人も忘れていて、見せてしまうくらい。ということは、本気ではない。結婚もして子どもさんもいらっしゃる。エロエロがなかったら、そうはならない!そういうエロ〜イところがあるから、お二方とも結婚し、家庭を持ったのでしょう。その過去のエロエロが、ムクムクっと出てきてしまった。だんだん年をとっていくと、妄想エロエロしかない。今回は許してあげて!旦那さんも本気じゃないから、なかったことにしてやって!そして、罰ゲームでも与えてやって!私が代わりに旦那に言ってあげます。バカヤロ〜!!!!!これで許してあげてください!」


「今、ネットで友達や、世界中の誰とでも対戦できるあるオンラインゲームが、小学生から大人まで流行っています。そのゲームは、無料のゲームなのですが、課金が出来るシステムです。うちの中1の息子も、家で暇さえあればほぼ一日中やっていて、そんな中、課金をする子がチラチラ出てきました。ゲームの中の自分のキャラに、格好いい服や武器を装備したり、カッコいいダンスを踊らせたり、仕草まで課金で買えるシステム。みんなのキャラがカッコよくなってくると、息子も“課金がしたい!”と言ってきました。うちは課金禁止にしていますが、息子が“誕生日プレゼントは、課金がいい!課金の他に欲しいものはない!”と、言ってきました。旦那は“課金でいいんじゃないか?”と言いますが、私は現実にある物ではないので禁止にしています。江原さんのご意見、お聞きできたらありがたいです」というメールをいただきました。

江原さん
「課金でいいんじゃないかな。みなさん、意外に思うでしょ?けれど、その代わりに注釈が付く。“そういうのは絶対に嫌なの。本当に反対なの。想い出として残らないから虚しい”などとグチグチとお母さんの意見として言って、認めてあげたらいいのではないか。そんなことは長く続くものではないと思うし“そういったことは、いつか虚しいって気付いてね”と伝えること。その上でOKしてあげたらいいと思う。今、本人がそれが一番だと思っている。けれど、その言葉も付いてくれば、絶対に本人は意識をする。中毒にならない為には“普段はダメ。お誕生日だけ”とする。違う視点でいくと、ちょっと毒々しいお菓子を食べたい時、“今日だけは食べちゃいな”ということもある。そういうことのレベルで考えてみたらいかがでしょうか。私も反対ですよ。けれど、何でもかんでも、それを押さえつけたからいいというものではないとも思うのです」


「私は今年、9年いたアメリカから日本に帰国しました。主人の仕事でアメリカに渡り、子ども3人と5人家族で9年ぶりに帰ってきました。が、日本のあまりの変わりように、自分が馴染めず、どう過ごして良いのかわからずにいます。自分が知っている日本の姿はこんなではない、え?日本人ってこういう人達だったっけ!?など、ガッカリすることばかり。たった9年でこんなにも変わるものなのかと、残念でしかたない感じです。街歩く人は皆、笑顔はなく、どこを見てあるいているのか、無気力に皆見える。そうかと思えば、若い人は皆、スマホ片手に体の一部かのように同じ動き。海外での日本のイメージは勤勉で、頭も良く、親切、素晴らしい国だと殆どの人がそう言ってくれていましたが、実際は全く違う現実に驚いています。こんな日本どう思いますか?」というメールをいただきました。

江原さん
「確かに色々と変わってはいるし、私もずっと警告をしている。けれど、嘆いていても仕方がない。今度はもっと具体的に“こんなこと・あんなこと”と、メール送っていただきたいな。逆言うと、アメリカでも同じだと思うんです。アメリカの方が、言っていることとやっていることが矛盾していることがすごく多い。あんなにみんな博愛主義的な親切そうなことを言っているけれど、実はすごく差別があるし、行って結構ガッカリすることもある。私はアメリカで、本当に面と向かって“ジャップ!”と言われたことがある。だから日本だけではなく、みんなどこの国でもあると思うんです。9年して帰ってきたからビックリしたこともあるのでしょうが、9年のアメリカの変わり様に気付けていない可能性もある。だから、具体的に送ってくださるといいなと思うのです。今、どこの国でも世界共通して言えるのは、物質的価値観、物、経済力など、そういったことばかり考えているということ。スマホもAI化も、みんな良いことだと言うけれど“人間の心が壊れる”と、私はずっと言っています。一億総コミュニケーション不全になってしまった。“おはよう”も言えなくなっている。私もあなたのおっしゃる通りだと思うけれど、言いっぱなしもいけない。ただ貶(けな)すだけなら誰でもできてしまう。どういうところがどうなのか。そしてもっと分析して、どうするべきなのかというところまで書いて送って欲しいなと思います」


「ネガティブなご相談です。32歳にもなる二男ですが、まだ独身です。自己憐憫、責任転嫁、依存心の塊のようなバカ息子です。私が生んで育てて来たので、お恥ずかしい話ですが、仕事は毎日、朝早くから夕方まで頑張って行っていますが、たまに飲みに行き、酔って帰ってくだを巻きます。“なんで俺を生んだ!俺なんか生まれてこなけりゃ良かった。今まで幸せだと一度も思ったことがない。辛い、辛い。もうこんな人生嫌だ”なんて泣くのです。中学時代にイジメに遭い、何度も何度も死のうと思ったらしく、ずっとトラウマに悩んできました。でも寝て、あくる日はケロッと明るく仕事へ行き、帰ったら“夕べはごめん”と謝ります。何度も何度も同じような繰り返しがあり、その度に私はビクビクと怯えています。主人は、息子の愚痴を聞くだけ聞き“過去のことは忘れて前向きに生きろ”と諭していますが、堂々巡りです。こんな息子に私たちは、何て言ってやればいいのでしょうか?」というメールをいただきました。

江原さん
「心配なのは分かるけれど、少し過干渉かな。優しい気立ての良い息子さん。もう少し発破をかけてもいいのではないか。そしてくだを巻いたら“そうやってグチグチしているから、パッとしないんじゃないの?”などと言ったり、以前話をしたことのある嫁姑の時の合いの手の様に“ハイハイハイハイ!始まった!ショーです!”と、ミラーボールの一個でも買って、愚痴が始まったらミラーボールの灯りを点けて、マイクでも渡して“さぁ!次男の浪花節のはじまり〜!!!”などと明るくしてみるのもいい(笑)。“そうやってバカにして〜”と言うかもしれないけれど“そんなことを言ったところで仕方がないじゃないか。過去は過去。これからあなたの人生。明るいことが待っている!そちらへ旅立とう〜!”と言った方がいいのではないかなと思います」


「現在、大学4年生です。私にはどうにもならない悩みがあります。それは、苦手な同級生のことです。もう自分ではどうしようもなくて、助けていただきたいです…。私の苦手なその子は、ちょっと派手な女の子です。全然悪い子ではないし、実際に何か嫌なことをされたわけではないのですが、なぜかその子の姿を見ると怖くなり、憎くてたまらなくなってしまいます。そして“その子に見下されているんじゃないか”と、勝手に心が思ってしまい、傷ついてしまうのです。原因はまったくわかりません。最初に彼女を見たときから、なぜだか“敵だ”と思いました。ケバケバしていたり、気遣いに欠けるところが嫌い、というのはあるのですが、それ以上に憎しみが大きすぎるのです。“お願いだから消えてくれればいいのに…”と、神様に祈ってしまいます。一方で、その子の、スタイルが良くて、ギャルっぽいところに、少し憧れも持っています。これは嫉妬なのでしょうか?私もその子のことをこんなに憎みたくないし、仲良くなりたいし、会うたびにこんなに苦しい気持ちになるのが辛いです。私は一体どうすればいいでしょうか?」というメールをいただきました。

江原さん
「こういうことはあります。あなたのすべてがこの相手に宿っているのです。あなたにとって嫌いなこと、羨ましいところ、自分自身の劣等感を映し出してくれるようなところが全部ある。人生の中で、こういう方に出会うことは時々ある。学ぶことしかないんです。憎むとか嫌うとか言っているうちは、分かっていない。分析できていない。よく見てみてください。羨ましいところもあると言っている。気遣いがないというところは、自分が最も許せないポイントを彼女が持っていたりもする。こうでありたい自分と、こうあって欲しくない自分が全部複合している、あなたの“大好き”と“大嫌い”の総合デパートなのです。それを自覚したならば、嫌ったり憎んだりするのはお門違い。色々と教えてくれてありがとう!自分の姿を見せてくれてありがとう!と、思うべきなのです」


●江原啓之 今夜の格言
「躓きの3法則。それは“自己憐憫・責任転嫁・依存心”です」
「たましいのルールを知れば、怖いものはありません」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ 江原さんに聞きたい事
◇ ネガティブなお便り
◇ HAPPYメール
◇ 厄払いのお便り
◇ 不思議な体験・エンジェルさん目撃談
◇ 演じるさんのコーナー
(私はこう演じました。そしたらこんなに変わりました!エピソードのお便り)
◇ あなたが感動した言葉
◇ 若者からのお便り、みなさん、一緒に考えていきましょう!
◇ 『お笑い』エピソードのお便り
◇ リクエスト
◇ 11月お誕生日の方
◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
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