2018/7/8
暑い日が続きますが、みなさま熱中症対策はされていますか?
『おと語り』には、様々な年代の方からたくさんのメールをいただきますが、若者からのメールもたくさん届いています。
「若い人の方が真摯な気がする。そしてメールの文章も簡潔にまとまっている。上手な文章は、流れがあって非常に読みやすいんです。夏にもまた若者や子ども相談室やりたいですね。そして、冒頭の言葉でも言いましたが“若さ”とは、年齢ではない。経験と感動不足というだけのこと。例えば病気をしたことがない人は、病気の人に冷たい。経験と感動がその人の深みになるのです」という江原さん。
今日は『若者の悩み』をテーマにお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Stand by Me / ベン・E・キング
◇誰かのために / 江原啓之



「私はとある芸人さんに恋をしています。2月頃、ライブにいきました。そこからかすかな恋愛感情が芽生えてきていたのですが、最初の頃はすぐ消えるだろうと思っていた想いが、日に日に大きくなって、気づいたら4ヶ月もの間、彼の趣味や彼との相性を占いサイトで占ってみたり…を、ほぼ毎日繰り返していました。友人に聞いても茶化されるか、やめといたら?と言われるだけだし、かといってこのままでは、自分の中の想いがいつ暴走してしまって無茶な行動に乗り出してしまわないかが不安です。若いやつのつまらない悩みだと思われるかもしれないですが、私は至って真剣です。どうすればこの気持ちが楽になるのでしょうか?なにかいいアドバイスがあれば教えてください…」というメールをいただきました。

江原さん
「楽になる道はない。それだけ好きになっちゃった。若い人の想いは感性も豊か。半世紀以上も生きている私がどうこう言う問題ではない。吉田さんから“きっとそんなに人気の芸人さんではないのではないか。ライブに行き続けてプレゼントを渡しまくったら、ひょっとして想いが届くかもしれない。そしたら冷めるかもしれない”という、ものすごく現実的な意見をもらいました(笑)!そしたら、自分から振っちゃったりしちゃうかもしれないですね。また、売れない芸人さんやミュージシャンを育てたいという母性や心理も働いているかもしれない。暴走し過ぎて自分を傷つけたりすることのないよう、その理性を持ちながら、大いに感性を楽しんでくださいね」


「江原さんに怒られてしまうかもしれません。私は、母親に文句やワガママ、グズグズや愚痴をたくさん言ってしまいます。いくら母に“うるさい”“黙れ!”などと怒鳴られても、文句やワガママ、グズグズや愚痴を言うのがやめられません。そのせいで母には“お前には嫌悪感しかない”“もうお前なんかの顔も見たくないし、声も聞きたくないし、姿も見たくない”と、もの凄く嫌な表情で、そう言われてしまいました。私などいないほうがいいのでしょうか。江原さん一体どうしたらいいですか?」というメールをいただきました。

江原さん
「12歳の中学生のリスナーさん。自分で愚痴を言っていることを分かっている。分かっているからいいんじゃないかな。それよりも“もっとお母さんに分かって欲しい”という気持ちがあるのかもしれませんね。あなたが悪いからそう言われるだけではなく、お母さん自身のあなたへの想いの向け方も上手じゃないのかもね。江原さんからあなたへアドバイス。今度お母さんが“うるさい。黙れ”などと言われたら、こう答えてください。“親子は鏡ですね”“お母さんと私は映し鏡”と言いましょう。“映し鏡”というのは、実はお母さんとあなたは似ているよ。ということ。あなたがいない方がいいなんて、思っているわけはない。お母さんと子どもは映し鏡で学び合っている。“これ、直さなきゃ”“あれ、直さなきゃ”とお互いの姿を映して見せているのです。その後、お母さんからどんな言葉が返ってきたか、それをまたメールを送って教えてくださいね」


「よく“ため息をつくと幸せが逃げる”と言いますよね。先日、友人がため息をついていたので“ため息をつくと幸せが逃げるよ”と言ったら、“幸せが逃げたからため息をついたんだよ!”言い返されました(笑)。ため息で幸せが逃げるというのは本当ですか?もし逃げるのであれば、不意にため息をついてしまった時の対策は、何かはありますか?」というメールをいただきました。

江原さん
「これは、あなたが間違っている。友達が正しい。ため息をつくと生気・エナジーが逃げる。幸せが逃げるのではなく、生気が逃げる。友達が“幸せが逃げたからため息をついたんだよ”と言われたら“尚の事、生気が逃げるから幸せになれなくなるよ”と言えばいい。“何か出来事があったかもしれないけれど、余分に生気まで逃してはいけないよ”と。けれど、ため息はある程度、自然にしておいた方がいい。なぜかというと、ため息によってネガティブなエナジーが出ていることもあり、それによってスッキリすることもある。愚痴を吐くよりいい。人から“ため息なんてついて…”と言われたら“汚いエナジーを出したところ”と言えばいいのです(笑)」


「私は現在高校1年生なのですが、最近常々、自分の勝手さ、性格の悪さにうんざりしています。私は少し内弁慶な所があったりして、赤の他人などには強く言えず、親などには強く当たってしまうことが多々あります。その他にも沸点が低く、すぐに感情的になり、周りを困らせてしまったり、不機嫌な時には他人にも意地悪な対応ばかりしてしまいます。その度に自分の幼さや、他人を思いやれず自分のことしか考えられない心の狭さに、自ら呆れています。私はどうしたら自分の中で黒い感情を上手く消化し、他人を思いやれる人間になれますか?」というメールをいただきました。

江原さん
「大丈夫です。こういうことを言っている以上、絶対に他人を思いやれる人になれます。あなたは素晴らしい!そうなれない人に限って、こんな思いもしていません。自分が良い人間だと思い込んで生きている人間もいっぱいいる。けれどあなたは自分を理性的に分析している。これからだんだんと経験と感動する出来事が起きて、その中で必ず克服するので、このままでいいのです。ただ、前だけは向いていてくださいね。前だけ向いていてさえいれば、必ず克服する。あなたは嫌な人間ではない。素晴らしい人ですよ。私はそう思います」



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和光市民文化センター サンアゼリア(埼玉)
2018年10月27日(土) 15:15開場 16:00開演
東京国際フォーラム ホールC(東京)
2018年11月7日(水)  17:45開場 18:30開演
2018年11月8日(木)  16:45開場 17:30開演
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2018年11月17日(土) 17:45開場 18:30開演
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来週から四週に渡って島根県から『おと語り』初の旅放送をお届けします。
素晴らしいパワースポットをご紹介!
みなさん、お楽しみに☆


●江原啓之 今夜の格言
「若さとはなんでしょう。それは経験と感動不足なだけです。
 だから年齢は関係ありません」
「俯瞰してみたら、みんな未熟。いくつになってもみな若いのです」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ 江原さんに聞きたい事
◇ ネガティブなお便り
◇ HAPPYメール
◇ 厄払いのお便り
◇ 不思議な体験・エンジェルさん目撃談
◇ 演じるさんのコーナー
(私はこう演じました。そしたらこんなに変わりました!エピソードのお便り)
◇ あなたが感動した言葉
◇ 若者からのお便り、みなさん、一緒に考えていきましょう!
◇ 『お笑い』エピソードのお便り
◇ リクエスト
◇ 7月お誕生日の方
◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
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