2017/7/9
暑い日が続きますね。
「多くの人が“今までの自分を変えたい”とか“もっと成長したい”と言いますが、現実はなかなか自分を変えられないものなのです」という江原さん。
今日は『どうしたら自分を変えられるのか』『なぜ自分を変えられないのか』をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Change / テイラー・スウィフト
◇小さな奇跡 / 江原啓之



「大学2年生の私は、幼い頃から人付き合いでよく失敗します。お節介を焼き過ぎたり、余計な事をしたり。言っている事が支離滅裂で、すぐ感情的になり相手を困らせてしまうからです。プライドが高い私は失敗したくないが故に、自分の考えを話さずに人の話に適当に相槌を打って逃げていたと思います。また、人と関わる事で傷つくのが怖くて、自分からは関われませんでした。最近、バイト先の先輩から“自分だけで考えず、もっと人に頼ったり相談した方がいいよ”というアドバイスをもらいました。でも、どうやって頼ったり相談したらいいかイメージできません。それ以前に、人間関係はどうやって築くものなのか分からない事に気付きました。また、両親との人間関係も築けていません。両親と私の短所はよく似ていると思います。それが原因なのかすごく嫌悪感があり、今は両親を避けています。変わりたいです。より良い人間関係を築き、よりよく生きる為にできる事をお教え願います」というメールをいただきました。

江原さん
「真面目ですね。みなさんに共通する事を言っておきましょう。両親とうまくいかない人は、両親の短所と自分の短所がよく似ているから。“嫌悪感があって避けている”という事は、変えようと思っていない。“変わりたい”と思っているのであれば、反面教師で理解をして自分も変える事。“避けている”という事は、変えたいと思っていないんです。あなたの分析も中途半端。きちんと最後まで分析をしていたら、反面教師になって関係を築けるはず。人の振りを見て我が振り直せ。自分とよく似ているのだから“自分だったら”と思って相手に接すればうまくいく。だから、まずは自分が変わる事なのです。またバイトの先輩からの“自分だけで考えず、もっと人に頼ったり相談した方がいいよ”という言葉。それをこのままの言葉で真に受けてはいけません。リスナーの方の中でもこういう事を言われた事がある方。必ずこう思ってください。本当に頼ったり相談したらウザく思われます。“自分で考えろ”となる。こういう事を言われるという事は、ふたつの事が考えられる。一つ目は、人にきちんと聞かないで勝手な判断をして躓いている。そうすると“聞いてよ”と思われる。今の人は“思い込んでいました”“そう思ったので”という人が多く、見当はずれな事が多い。“こうします?”“ああします?”と言われたら“Aだから”“Bだから”と言える。けれど勝手にBだと思われていても“Aなのに…”とイラッとする。だから“相談してよ”と私も言うんです。二つ目は“コミュニケーション不足だ”と言われている場合。人間というのは、わざと自分で分かっていても頼ってみるフリをしてみたり、相談するフリをしてみたりするのもいい。“これってこういうものですかね”と聞き“こうした方がいいよ”と言われたら“そっかぁ〜!”と言ってみたり。わざとらしい事が喜ばれたりするんです。処世術で嫌ですけどね(笑)。分析する事はすごく良い事。けれど、実直過ぎるので柔軟に分析したらいい。大事なのは想像力なのです。そうすれば絶対に成長できますよ」


「自分の在り方について相談があります。私は27歳。これまで家族・友人からおドジキャラとして、笑われて過ごしてきました。わざとそうしているわけではないけど笑われる…。“やっぱりもりちゃん、やってくれたか!”と。なので、私が成功した時など、周りの反応がつまらなさそうなんです。“ヘぇ〜”とスルー。急にライバル意識メラメラというよりは、本当に私に興味がないんだなというか。とても悲しく戸惑います。27歳にもなって人の顔色伺って生活する癖もついてしまいました。今後はドジキャラ一本でいた方が良いのでしょうか。それか私そのものに原因があるのでしょうか。禊お願いいたします」というメールをいただきました。

江原さん
「いじられキャラは良い事!妬まれたりするより良い。失敗も許されちゃう。人によっては“チッ”とやられたりするんです。“やっぱりやってくれたか!”なんて最高!好かれているという事。すごく良いポジション。このポジションを捨てるなんて勿体ない!成功して“へぇ〜”と言われたら簡単。“たまには褒めて〜!”と言ったりすればいい。興味がないわけじゃないんです。愛されキャラだという事を理解する。禊なくて結構。ドジキャラなのではなく愛されキャラなのです。言葉を変えなくてはいけませんね」


「私はもう37歳ですが、彼女ができた事がありません。普通に女性に興味も性欲もありますので、風俗経験はあります。私は19歳の時に女性不信になる程の大失恋をしました。その後の大学時代はサークルでタイプでない人から好かれたり、友人からタイプじゃない女性を紹介されて、相手の女性から好かれてしまったり…。23歳の時に久しぶりに本気で好きになった女性ができまして、私はすごく頑張ってアタックしましたが、その女性には恋人がいた事もあり、フラれてしまいました。30歳の時にもまた失恋をしました。その時、何かが吹っ切れました。“もう、こうなったら好きな事をして人生を楽しもう!”という気持ちになって、好きなミュージシャンのコンサートに行ったり、趣味を楽しんで独身貴族を満喫しています。数は少ないですが、良い友人にも恵まれています。でも、いつかは自分も人生の伴侶を持ち、自分の父がそうであったように“人として強くて優しい父親”になりたいという願望があります。アドバイスお願い致します」というメールをいただきました。

江原さん
「フラれたりしてキツイ思いもしたと思う。けれど、そんな事でめげてはダメ。人生を楽しむという事が大事。アドバイスがあるとするならば、本当にあなたは人を見る目があるのかな。好きになった人とは成就していない。そういう中で、本当に自分自身に合った人や、相手をちゃんと見抜いているかな。それでいて好きだと言われる人は嫌。モテているわけです。根本的にまず自分自身にどういう人が合っているのか。あなたは表面的な事ばかり考えていないかな。あなたの好みに幼さがないかな。本当に成就して築き上げていく人生を考えているかな。今までは若かった。けれど結婚を考えている歳。あなたの気位の高さもいかがなものかなぁ…とも思います。頑張ってくださいね!」


「『感動した言葉』の投稿です。江原さんの発売されている『ことたまオーラカード』の中の1枚で“覚悟”というカードに書かれていた言葉です。『覚悟 刻一刻と人生の秒針は過ぎ去ります。それを理解していれば失敗を恐れず覚悟を持って挑むことができるでしょう』。実は今朝、まだ家族が寝静まっている隙に、久しぶりに日頃のモヤモヤをオーラカードにお伺いしてみたところ、内容の違う質問をしたのにも関わらず、二度もこの“覚悟”のカードが出たのです。まさに今の自分に必要な言葉だと思い、具体的にどうした良いか解決策を考えておりました。そして、いつものように『おと語り』を聞き始めたところ、江原さんの力強いお声の“覚悟しろ〜!”とのお言葉が。思わず“ビク〜〜ッ!”となったその後に“嫌なら直せ”“怠惰な土地に花は咲かない”“マジメ過ぎる、中道が大事”等々、私にとっては耳の痛いお言葉が次々と畳みかけるように登場し、その度に“ギク〜ッ”としてしまったのでした」というメールをいただきました。

江原さん
「偶然はなく必然。『ことたまオーラカード』すごいですよ。同じカードが何度も出る。みなさんもお試しになってみてくださいね」


●江原啓之 今夜の格言

「すべての学びは光と闇。人は躓くことで心理を知るのです」
「ジャンプのときかがむように、躓きは成長のためです」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ 江原さんに聞きたい事
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◇ 厄払いのお便り
◇ 不思議な体験・エンジェルさん目撃談
◇ あなたが感動した言葉
◇ 若者からのお便り、みなさん、一緒に考えていきましょう!
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◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
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