2016/11/27
寒い日が続きますね。
木曜日には雪が降り、東京都心では、11月に初雪が観測されるのは1962年以来54年ぶり。そして、観測史上初めて積雪を確認したそうです。
「世の中には、好きな人と嫌いな人というのが存在する。嫌いな人というのは、自分の映し出しであったり、依存心であったりもするのです」という江原さん。
今日は『好き・嫌い』をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇涙のフィーリング / REOスピードワゴン
◇風 / 江原啓之



「昨年、バツイチの男性と出会って3ヶ月で結婚しました。旦那さんには12歳の女の子がいて、3人で一緒に暮らしています。私はその子に対して愛情を持つどころか、物凄く意地悪な感情が出てきたりしてしまいます。その子の旦那さんに対する言葉も、旦那さんを喜ばせようとしているのか、凄くわざとらしくて嘘くさく感じてしまい、イラッときてしまいます。旦那さんは、私やその子の様子をよく見ています。私がその子に対して嫌悪感を持っていると、旦那さんはそれを察します。旦那さんには何度か“出て行け、お前じゃないといけない理由なんてない”。そこまで言わせてしまいました。話し合って仲直りをしてを繰り返してしまいます。今もまた、その子に対しての嫌悪感が出ています。“愛する覚悟を決めたなら、そんな感情は出てこない。お前は覚悟が出来てないからそういうふうになる。覚悟が出来てないなら出て行ってくれ”と言われます。旦那さんの事は好きです。今日も旦那さんが何かを察している感じです。子どもに対しての嫌悪感が、自分の中でなくなる日がくるのか分からないです」というメールをいただきました。

江原さん
「類は友を呼ぶ。波長の法則。旦那さんは娘さんを守ろうとして、そう言うのだろうけれど、その突き放しが余計にあなたの娘さんに対する嫌悪感を強くしているのかもしれませんね。あなたは“旦那さんの事は好きです”と言っているけれど、好きじゃないのだと思う。自分の事が一番好きなんです。自分の身を守ろうとしているだけ。旦那さんを好きという事は、絶対に旦那さんの子どもも好き。その子どもに嫌悪感を持つという事は、旦那に嫌悪感を持っているんです。相手がバツイチで子どもさんがいて、その子を愛そうと決めて結婚するというのは、表面的には分かる。どうしてその子を愛せるのかというと、旦那さんへの愛の延長の愛情だから。そして、その後に、人類愛や人間愛もあると思う。12歳の子と張り合うというのは、どう理性的に考えてもあまりにも愚か。理性的に考えても、まず恥じるべきだと思う。旦那さんの取り合いではない。あなたは本当に旦那さんの事を愛しているのかどうか。“好き”と“愛する”は違う。愛するのであれば、子どもの事もすべてを愛さないといけない。自分たちの子どもでもできたら絶対に差別しだしてしまう。あなたが本当に旦那さんの事を愛していないのであれば、別れた方がいい。今後、意地悪をするくらいなら、自分から身を引いた方がいい。そうでなければ、このまま地獄に進んでしまう。12歳の子が、旦那さんを喜ばせようとしているのが、わざとらしく嘘くさく感じるというけれど、そうしないと愛情をもらえないという事をさせてしまっているんです。それに対しイラッとしてしまうのは、同じ精神年齢。普通ならば、そうさせてしまっている事を申し訳ないと思うべきなのです」


「5ヶ月前まで私には嫌いな人がおりました。嫌いだから、彼女に嫌な態度をとったり、わざと挨拶をしなかったり、売られたケンカを買って出てました。同じ土俵に自分もいました。でも、これじゃいけないと思い、江原さんの本をだいぶ読みました。彼女は自分の映し出しだったんですよね。彼女のおかげで自分が周りにしてきた事を反省出来て、自然と感謝の気持ちでいっぱいになりました。彼女に対して心の中で感謝しました。感謝したら、自分の中にある怒りが“ふわ”って消えたんです。彼女と出会えたから気付けたんです。今はとても心が穏やかです。江原さんの本に色々と救われました。ありがとうございました」というメールをいただきました。

江原さん
「偉い。仰る通り。マザー・テレサが言うように“すべては自分と自分の内なる神との間の事。他の人とあった事は一度もない”のです。なぜその人が嫌いなのか。それは、嫌いという理由が自分の中にあるから。トラウマや、自分が最も自分で嫌いな所をその人が持っていたり。人間は面白いもので、意外と自分と似たものが嫌いだったりもする。自分のトラウマを乗り越えられるかどうかが境になったりするのです。すべては自分。自分自身の内なる神を見つめるべきなのです」


「私は昔から友人もいなく、恋人もまともに出来たのは、学生時代に一人だけで、いつも孤独を感じています。学生時代から人との縁がないのか、仲が良いと思い込んでいた人たちにも結局仲間外れにされたり、無視されたりして友人が出来ませんでした。社会人になって仲が良くなっても、結局、私から連絡しなければそのまま切れるような関係の人ばかりです。恋人も作ってみようと出会いの場に行ったりしましたが、体目的や、束縛男、最近の出来事では、私が好きになってアプローチをかけて付き合う事になったのにも関わらず、すぐに相手が海外出張に行く事になり、それ以来、音信不通になりました。心を踏みにじられたようで、とても辛いです。なぜ、私はこんなに人と縁がないのでしょうか。何がいけないのでしょうか。アドバイスお願いします」というメールをいただきました。

江原さん
「第一ポイント。感謝がない。学生時代に一人だけ恋人がいた事がある。一人いる事だけでもすごい事。世の中には様々な理由で、一度も恋愛をしていない人もいる。そして2つ目は、愛されようとはしているけれど、愛そうとしていない。人は、愛さないと愛されない。だから利用目的ばかりが寄ってきてしまう。あなたも相手をどこかで“恋人という存在を作ろう”と利用しているだけ。そんな事を言っていないで、人が好きなら人とどんどん関わって、その中で相手の良い所をちゃんと見出す。交流をしていく中で、愛が芽生えるのを待つ方がいい。最初から“恋人ありき”になってしまっている。今日、塩が足りないからスーパーに買いに行くというような事と似たような感じになってしまっている。そうではなく、愛というものは、湧き出るものなのです」



●11月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――
11月生まれのみなさんは、優しさと信念の持ち主。
しかし、ときに頑固になりすぎませんように。
※たくさんのメールいただきました!すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。

●12月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
12月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

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スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言

「嫌いは依存心の顕れです」
「自分に都合の良い依存心が嫌いを作っていませんか?」

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