2016/5/8
今日は『母の日』ですね。
母を労わり、感謝を表す日。みなさま、感謝の気持ち伝えましたか。
「親と子は、あまりに近すぎるせいか、あるいは甘えているせいか、案外トラブルが多いようです」という江原さん。
今日は『親子』をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇What's Going on / マービン・ゲイ
◇愛と感謝 / Superfly



「私の長男は、現在25歳。大学を卒業後、東京に就職するも1年で挫折し、大阪に帰ってきました。アルバイトでもしながら就職活動をするというので、私も力になってやれるならと期待もしつつ、ずっと我慢して過ごしています。アルバイトして月2万円入れてくれていますが、就職活動は一向に進まず、もうこのままフリーターで生きていくのでは?と、不安になります。息子は自分の事を喋りたがりません。私が聞こうものなら、眉間にシワを寄せて嫌がります。それ以上、聞けなくなってしまうのです。親としてどう接すればよいか悩んでいます。長男を放り出せばいいのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「こういうお母さん、多いですね。言えないか、放りだすか。すごく極端。このお家において、躾・教育ができていないのは、小さい時から礼儀を教えていない事。帰ってくる場合には必ず、ただ帰ってくるのではなく“帰らせていただきました。ここでしばらく生活させてください。アルバイトしているので2万円で勘弁してください”等と言い、ちゃんと理由を言わせ、今後の展望も話させる。“眉間にシワを寄せて嫌がります”という事自体、馴れ合い過ぎてダメ。『儀礼』が大切。我が家でも最近は特に『儀礼』を厳しくしている。挨拶や御礼。ちゃんと伝えるべき事は伝える。“25歳なんだから、自分自身の事をきちんと言いなさい。どう考えているのか。どうするつもりなのか。そうでなければ、協力できない。家にいるのが当たり前と思うな”という事をちゃんと伝えた上で、どうするか話す。子どもも甘え過ぎだし、親も少しバランスが悪い。子どもの為にもしっかり律しないといけないかなと思います」


「34歳独身で、実家で暮らしています。両親共に元気で仕事もしており、感謝もしているのですが、最近どうも居心地が悪く、一人暮らしをしようか迷っております。一般的にはいい歳なんだから、一人暮らしすればいいじゃん、で終わりそうな話ですが、私にとっては一大事。私は契約社員。年収300万円に満たないくらい。特にやりたい仕事もなく、見積書を作成しているだけの営業事務。これから給料も上がる訳でもなく、結婚もできるか不安です。ただ実家で暮らしている今、カッとなる事が増え、心が荒んでいます。父に嫌悪感があります。父はその場にいない人の悪口や、たまに話しかけてきたかと思えば、面倒見てくれよなとか、母の悪口とか。動物が嫌いみたいで、吐き捨てるように“気持ち悪い”と言ってきたり、お風呂上りに脱衣場に父が入ってきて裸を見られるとか。ゴミだと思って処分してもゴミ袋から戻してきたり。人の行動に干渉し、夜遅くなると着信が5件以上入っていたり。とにかくすべてが嫌いです。鳥肌ものです。学生時代の父が書いた日記に、としこさんへ想いを寄せる日記が残されていて、私と同じ名前という事実があり、気持ち悪いです。私の理想は、結婚を決めて家を出る事なのですが、婚活もうまくいかず、苦しくなってきました」というメールをいただきました。

江原さん
「地獄の底から来た話みたい。文句を言い過ぎ(笑)。こういう方は、一人暮らしをしたところで、結婚も遠のく。婚活して、結婚できるように頑張ろう。お父さんもあなたに愛情がいっぱい。でも、かつての恋人の名前をつけたのだったら、それは嫌だな(笑)。それは確かに鳥肌もの。でも、お父さんの日記を見ちゃうのだから、似た者同士なのかもしれませんね。自分の姿を自分で見ている。自分が変われば相手も変わるもの。“人を変えようと思うな、自分が変わりなさい”という事です」


「17歳の息子は彼女に依存しています。自分が出来ない事も無理して、自分の時間をさいても彼女の為に尽くしています。“これをしてくれないと別れる”と言われる事もしばしばで、彼女の奴隷のようになっています。私や主人が彼女の事を少しでも言うと逆ギレされるので言えません。息子が友達に会うのも、わざわざ彼女から電話が来て、行かせないようにしています。その彼女は異常なほどネガティブで、息子も、何でもネガティブに考えるようになりました。波長の法則で、彼女を引き寄せたのは、彼自身なのは分かっています。でも、このまま彼自身が壊れちゃうんじゃないかと心配です。カウンセラーに連れて行った方がいいのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「思春期とはこういうもの。まだ若い。これでずっといったら大したもの。放っておけばいい。親離れ・子離れ。母親はなぜ、息子を恋人にしてしまうのでしょうね。有名な言葉がある。旦那さんが遅く帰ってきて“何も食べていない。お腹が空いた”と言っても“知らないわよ。何もないわよ”と奥さんは言うのに、息子が遅く帰ってきて“お腹が空いた”と言ったら“ある物でいい?”と言う、この法則。息子は可愛い。自分の息子は、そういう彼女が好きなのだと、思い知ればいいのです(笑)。意外と、お母さんとその彼女は似ているのかもしれない。お母さんも息子の事を今まで奴隷のようにしていたのかもしれませんよ。反省しないといけませんね(笑)」


「僕は高校受験に失敗してしまいました。公立高校に落ちて、学費の高い私立に行く事になりました。色んな事を我慢して頑張った受験だっただけに、悔しさだけが残っています。裕福ではない我が家なので母は“私立に行く事になったら、うちは終わりね”と言っていたのに、母や家族は誰も僕を責めませんでした。母は笑って“何とかなるわよ”と、責めない感じが余計に申し訳ない気持ちになってしまいます。来年、大学受験を迎える姉もいるし、僕も大学には行きたいです。でも、学費がかかりすぎで悪いと思ってしまいます。貧乏な家なのに、なんでこんなにお金のかかる結果になるのですか?僕の力不足から迷惑かけています。これも学びなのですか。因みに母は今、ぎっくり腰で動けず寝たきりです」というメールをいただきました。

江原さん
「切ないですね。しかし、頑張れば、奨学金というものもある。今は大変かもしれないけれど、終わりがないわけではない。こういう気持ちのあるあなたの方が、将来、絶対に親孝行する。学校を普通に出ても、親の面倒も何も考えず、恩を返そうと思うような人も少なくなった時代に、あなたの様な方は、親を大切にすると思う。今、お母さんがぎっくり腰という事ですが、学業の合間でも手伝える事は手伝ってあげたらいいのではないか。人生には無駄がない。どんな苦労も幸せとなって返ってくるのです。その事を絶対に忘れないでくださいね」


「母がいつもお世話になっています。母は江原さんの本やサイトをいつも見ています。3月13日の川口リリアのコンサートに私も連れて行かれました。途中、あまりの心地良さに眠ってしまい夢から覚めたら、江原さん達が、猫の衣装でニャーニャー言っていました。私は何が起こったのかとびっくりしてしまいました。お母さんは江原さんの本やサイトばかり見て、かまってくれないので、ヤキモチを焼いています。母に一言お願いします。最後に、寝てしまってごめんなさい」というメールをいただきました。

江原さん
「アンコールで、猫の二重唱、三重唱をしていた時ですね。ロッシーニのちゃんとした曲ですよ(笑)。お母さんを虜にさせてしまってごめんなさいね。でも、お母さんも、生き甲斐を持って、一生懸命人生を学んでいる。きっと。そういうお母さんの方が、いずれは絶対に頼もしいと思うはず。いい親子ですね。お母さん、これからもサイト、よろしくお願いします(笑)」


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●江原啓之 今夜の格言

「あなたは子どもを愛していますか?それとも自分の為ですか?」
「血を分けたとしても、たましいは別だということは忘れないでください」

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