2016/3/6
3月に入りましたね。3月は節目の季節。新しい事に、動き出そうとしている人も多いのではないでしょうか。
「この番組には、たくさんのお便りが届きますが、その年齢層の広さには、本当に驚かされます。小学生から、かなり年配の方まで。色んな方に聴いていただいてとても嬉しいです」という江原さん。
今日は、様々な世代の、様々なご相談をご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇I was born to love you / Queen
◇青春のリグレット / 荒井由実



「私は男性が苦手というか、怖いです。学生の時から男子に“調子こくな”等、暴言を吐かれたり、軽くあしらわれたりします。30代の今でもやっかまれたりします。勘違いして、何かと仕事で突っかかってからむ人がいて、怖くて悩んでいます。ケンカをする気はありません。男性からそんな事をされないで、怖さを知らず生きている人もいるのに、私は何が違うのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「お便りだけなので、実態は分からないけれど、もしかしたらあなたは、図太く見えるのかもしれない。忘れてはいけない視点。それは、基本的に男は弱いという事。なので、女性にからむという事は、まずない。からむというのは、強い女性にだけからむのです。“男らしく”というのは、男らしくないから言うスローガンで、“女らしく”というのは、女らしくないからつけるスローガン。ご自分で思う程、あなたは弱くなく、強くテキパキと生きている様に見えてしまっているのかもしれない。そうすると、その対策をすればいい。二つにひとつ。より強さを発揮するか、“そんな事言わないで〜”等と、女の子ぶるか。そうしたら“女だったんだな”と思って、優しくなるかもしれない。どちらがいいのか分析してみるといい。これはテクニックの問題だと思います。実践してみてくださいね」


「今お付き合いをしている16歳年下の彼についての悩みです。昨春に、趣味のピアノを通じて知り合いました。彼は医学部を目指す浪人生で、志望校も東京ではないのと、結婚適齢期を過ぎた私と付き合えないと、一度は友達に戻ろうとしましたが、友達になりきれず、結局、受験が終わるまでという期限付きで一緒にいました。ただ、年明け以降は、彼から3月に合格発表の報告があるまで特別な事が無い限り、連絡はとらないと、会えない事になっています。割り切っているつもりでしたが、今更ながら別れるのが辛くて、年齢的にもこの先、こんなに人を好きになれるか不安です。また、この出会いに意味があったのだろうかと、切ない毎日を過ごしています。ただ、一緒にいた事に後悔はありません。友達の中には“会社を辞めてついて行けばいい”という意見もありますが、彼には負担だと思うし、上手くいくとは思えません。やはりクールに気持ち良く彼を送り出してあげるべきでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「クールに気持ち良く、彼を送り出すべきでしょう。人生には、出来る事と出来ない事がある。そんな事は分かっていて付き合っている。彼は医学部を目指している。これから先、一人前になるまでには、とても時間がかかる。彼が一人前になった時、あなたはいくつですか。あなたが強くなって、乗り越えるしかない。それにあなたも、一緒にいた事に後悔はないと言っている。いい想い出を作ってくれた。もう大人なんだから、自覚を持って。自己責任。好きな人と別れるのは、身を裂かれる思いなのも分かる。辛いと思う。けれど、いつまでも夏休みは続かない。これは不幸な事ではない。これだけ愛し合える事があったのだから、あなたにとって大変な宝。宝は、自分のアルバムの中に封じて、一生大事にして生きていく事。そして、あなたが希望するなら、結婚できる人を考えていく事だと思います」


「もうすぐ卒業ですが、私には思いを伝えられない好きな人がいます。その人は、中学からは別の学校に行ってしまいます。この前までは“このままでいいかな”と思っていたのですが、なんと席替えで同じ班になってしまいました。同じ班になって一緒にいると、やっぱり好きだなぁと思ってしまいます。私は友達には相談したくありません。この想いどうしたらいいかアドバイスお願いします」というメールをいただきました。

江原さん
「伝えるべきだと思いますよ。12歳なのに、すごく大人ですね。12歳の方に、こんな入れ知恵はどうかとも思うが、学校が違う方が、付き合いやすいですよ(笑)。それでも続いたら本物です」


「江原さんに伺うような事かわかりませんが、ひとつ疑問におもうことがあります。
それは人の見た目についてです。人の顔はそれぞれ違い、あの人は美人、あの人は醜いと分けられてしまいますよね。それにより、大小人生が変わったりもすると思います。美人も大変な事はあるといいますが、大体美人の方が得だと思ってしまいます。なぜ人の顔には美醜があるのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「この美醜も、時代によって、どういう体型がいいのか、どういう顔が美人なのかが、全然違う。その時を表したりする。美醜というのは、綺麗事は言いません。あると思います。それによって、人生も変わるとも思う。それは否めないと思う。しかし、顔というのはどんな美人でも内面が出る。チヤホヤされ、道を誤る人もいる。そういう人は“美人”ではなく“美形”。“美人”は、心の中から出ている。見た目というのは重要。見た目に人は結構騙されるもの。そこに学びがある。すごく美人で、良さそうな人が、すごく根性が悪いとか、そんなに美人ではないけれど、すごく心の良い人で、そういう人と結婚をしたら、すごく幸せになる事もある。そういう事はたくさんある。こうやって人は、美醜で試されているのだと思う。そういう事をドラマにしたのが『美女と野獣』。『美女と野獣』を観ると、よく分かると思います」


「恩とは、いつまでどれだけ返せばいいものですか?この世に生んでくれた事への恩。育ててくれた恩。自分が頑張る事を応援してくれた人への恩。様々な恩がありますが、どこまで頑張れば、返せた事になりますか?スポーツ選手であれば結果だろうし、親族であれば、金銭だったり、勉強でいえば成績だと思いますが、いつまで加速する相手の恩という名の要求を受け入れていかなければいけませんか?」というメールをいただきました。

江原さん
「親から“育ててあげたのに”等と、言われたりしているのかな。あなたが思う恩は、すごく物質的に考え。恩とは、直接相手に返す事だとは限らない。また、恩のある人が本当に困っている時に、お返しする。返す時は、相手が困った時だと思う。また、例えば、恩を感じた先生の言葉を別の若い人に伝えるというのも恩返し。還元。恩を返すというのには、色んな方法があるから、物量的に“この分借りたから、この分返します”という事でもないと思う。加速する恩という名の要求というものもあるので、もしかしたらちょっと苦しいのかもしれませんね。それは、あなたが出来る事は出来る。出来ない事は出来ないと、例え親にでも、きっぱり言って良いと思います。“自分は自分らしく生き抜いていきます”というのも、恩返しなのかもしれない。相手の思い通りになる事が即ち、恩返しとは限らない。違う事は違うと言う事も、大切だと思います」


「私は最近職場で“褒めて欲しい大人が多いなぁ”と感じる事が多くあります。大人になっても褒めて欲しい真理とはどういう事かな。いかにも褒めて欲しいと寄って来る人に“すごい”と思わないのに“すごい”とも言えず、うっすら微笑んでスルーしちゃっています。私は何を学ぶチャンスなのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「“すごーい”と言ってあげればいい。みんな幼いのです。人間は大なり小なりそうだと思う。“すごいと思えないから”というのも、正直なのかもしれないが、そこに余裕がないのも、同じ土俵だと思う。精神的に豊かだったら“すごいね”と褒めてあげたらいい事。それでみんなが平和になるのであれば、いいのだと思います」


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