2015/12/13
いよいよ年の瀬、ボーナスの時期でもありますね。
楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。
「お金は時に、やっかいなものでもあります。無くては苦労しますし、あれば良いというものでもありません。扱う人の心が映し出されるもの。私には絶対的なポイントがあって“死に金は使わない。生き金は使う”。だから私は、ギャンブルは一切しない。努力をして何かを得た方がいいなと思うのです」という江原さん。
今日は、『お金』にまつわるメールをご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇Money Changes Everything / シンディ・ローパー
◇アヴェマリア / 江原啓之



「昨日主人が、5〜600万円の借金をしたと言ってきました。会社にわかると首になるので払いたいといいますが、初めてではありません。10年前には800万円の借金をしていて、私もお金を出しましたが、その時は、姑さんが出してくれ、私は何に使ったか、いくらあったのか何も知らないまま終わっています。子どもが大学生でお金がかかるし、家もなく、貯金もたいしてありません。また、繰り返さないとも限りません。離婚すべきか、一緒に返すべきか。どうしたら子どもを守れるのか分かりません。この土曜日には弁護士に二人で行ってくれと頼まれました」というメールをいただきました。

江原さん
「これは、まずいですね。住宅や車のローンなどの借金で首になる事はまずないので、会社に分かると首になるというのは、キャッシングローン等でしょうか。雪だるまのように、かさんできてしまったのかな。何に使ったのかですよね。使用目的が、日常生活で累積してきてしまったのか、ギャンブルなのか。しかし、10年前にも800万円の借金があった。あなたも、もう少し追求しなければいけなかったんじゃないかな。今回も弁護士さんのところに行くのはいいけれど、何にお金を使ったのか、弁護士さんの前で聞けばいい。そうすると、事実を知る事ができる。それによって、対応を決めたらいかがでしょうか。それが同情できる内容であれば、一緒に返すのもあるが、そこにあまりにもだらしなさがあるようであれば、離婚するのもひとつの手かもしれない。この旦那さんも、奥さんにちょっと甘えている。世のご主人さんも、ある程度の年齢にいくと、お金が足りなくなると思う。部下がいたら、自分がお金を出さなくてはいけないなどの理由で、お小遣いが足りなくなってしまったり。お子さんにもお金がかかるから、お小遣いで少しずつキャッシングをして急場を凌いだりしていくと、どんどんこういう風になる事もありうる。これは生きた金かもしれないが、計画性がない。そうであれば、奥さんと、こういった時の臨時のお金はどうしようか等と相談をし、身の丈に合った暮らしをしなければいけない。お互いの学びにできる範囲なのか、それとも同情できる範囲を超えているのか。弁護士さんのところに行って、よくご相談くださいね」



「先日、義父が倒れ、幸い一命は取り留めましたが、長期入院する事になりました。入院費を支払うのに、義父の通帳を借り、引き出しに行くと、数千円しかありませんでした。その旨、義母に尋ねると、お金はない。年金が出るので待って欲しいと言うのです。年金入金後、通帳記入に行くと、50数万円入金されていましたが、クレジットの引き落としがたくさんあり、ぎりぎりの生活をしていました。他に貯金もないとの事。義父は、給料もよく、退職金もたくさんもらっていたはずなのに、全部、義母が使ってしまったようです。これから貯金するので大丈夫と言いますが、何にお金を使っているのかも教えてくれません。嫁の立場上、それ以上問いただす事もできません。一度、お金が足りなくなり、借金もしたそうです。私の家も、教育費等で借金し、返済している状態なので、多額のお金を出す事ができません。今までお金の事は心配するなと言われていましたが、実情を知ると、心配せずにはおれません。今後、どのように接すればいいのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「深刻ですね。しかし、嫁の立場で言えないというけれど、旦那さんと真剣に話した方がいい。浪費癖という場合もあるし、義父がお金をコントロールしていたのかもしれない。また、そうだと私は言っている訳ではありませんが、よく聞いた事があるのが、認知症の始まりというのもある。お年寄りを狙って、売りつけられ、クーリングオフに走る大変なご家族の話もよく聞く。ご主人と話し合いながら、徹底して管理をしないとダメだと思う。入院をすると、何日間毎に支払いをしなければいけない。長期入院などになったらまた大変ですからね」



「先日。子どもの幼稚園のママ友とカフェでお茶をする事になり、お財布を忘れてしまったというので、私が立て替えたのですが、相手はすっかり忘れているようです。金額が少額の場合、とても言いにくいのですが、人にお金を貸した時は、あげたつもりに思っていた方がいいのでしょうか。江原さんでしたら、相手に奢って差し上げますよね。専業主婦の私は、少しモヤモヤが残ります」というメールをいただきました。

江原さん
「分かりますが、無暗に奢る必要はないが、その場はお財布を忘れてしまったのだから、出す時には、あげたつもりと思った方が、私はいいと思う。“また忘れたの?”といういつも忘れるセコい人も中にはいますが、そういうところでケチる人は、他で絶対にお金が出て行くもの。その後に風邪を引いてお医者さんに行ったりする。結局一緒なのです」



●12月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
12月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

◇ Dr.Recella城嶋さんへのお便り募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言

「お金に罪はありません。扱う人の心が顕れます」
「正と負の法則は確かにあるのです」


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