2015/10/18
朝晩、冷え込む日が多くなりました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
「“依存心”こそ、最大の問題だと何度も申し上げています。それにも関わらず、そんな多くのお悩みメールが届いています。秋になると、ネガティブなメールが増えています。気候は関係しているのでしょうか」という江原さん。
今日は『親子の問題』をテーマに番組をお届けしました。
今夜お届けしたナンバー
◇Butterfly Kisses / ボブ・カーライル
◇月の伝言 / 江原啓之
「長女の大学が決まり、春からは東京で一人暮らしをする事になりました。娘は、友達と一緒に励まし合いながら、晴れて志望校への切符をつかみました。通知の封筒を開けた時は、家族みんなで抱き合って喜びました。でも最近、ひとりの時間に、時々ポロポロ涙が出てくるのです。こんなに嬉しいのに、良かったと心から思っているのに。不安が一気に押し寄せてくるのです。娘が病気になっても側にいてやれない。困っていても、悩んでいても、頭を撫でてやる事もできない。子離れしないといけないのは重々承知しているのに。江原さん。どうか私にもっと強くなれるよう、家族の太陽でいられるよう、喝を入れてください。娘の一人暮らしの準備に、手編みのベットカバーを作ってやろうと思い、毛糸を買いました」というメールをいただきました。
江原さん
「手編みのベットカバーいいですね。ひとつの呪術。そこに男は転がり込めない(笑)。娘を守りますね。不安になっているお母さんに、私は、何、不安を煽っているのでしょうか(笑)。娘さんを信じればいいんです。でも、これは娘さんの問題ではない。ご自分が淋しいのでしょうね。定年退職と似ているのかもしれない。子育てはボランティア。あなたは、お母さんとして生まれてきたのではないのです。ひとりの女性が、お母さんという役割をしている。日本は特に“お父さん、お母さん”“パパ、ママ”と呼び合ってしまっている。固有名詞で呼ぶべき。あなたの人生なのだから。ようやくひとつのボランティアが終わったのです。また別の事を頑張ればいい。今だけの問題だと思います」
「息子は現在、音楽家(弦楽器)を目指して頑張っています。中学2年生の時、プロを目指す事に決め、それからというもの努力の日々でした。その甲斐あって、目標の音楽大学に入学できました。現在、大学3年生になります。大学の先生の個人レッスンに親の私も時には見学に行きます。その時、何度か先生から“気付く事”とアドバイスを頂きます。ところが息子は少し鈍感なようで、先生の言葉の意味が理解できないようなのです。音楽に対し、とても真摯で一生懸命なのですが“気付き”ができないようなのです。私生活でも時々そうなのかもと、感じる事もあります。息子はアパートで一人暮らしをしておりますが、濡れている洗濯物でも、乾いていると思って着てしまうところがあり“濡れてるよ”と、私が言うまで濡れている事に気付きません。やはり少し鈍感なようです。何かよいアドバイスをお願いします」というメールをいただきました。
江原さん
「音楽の世界では英才教育で、親も一丸となってやっていかなければならない。一日何時間も練習して、それだけをやっていなければダメなのです。だから、こういう少し大らかなお子さんでないと、反発してしまうのかもしれない。何事も表裏一体。おっとりさんだから、レッスンにも耐えてこられた。その反面、主体性に欠けるのかもしれない。どうすればいいのかというと、放っておくしかない。音楽に関わらず“気付く”という事は、色々な経験をしなければ気付けないもの。恋愛をした事があるのかな、友達とケンカをした事があるのかな。ケガをすると演奏に関わるから、取っ組み合いのケンカもした事がないと思う。“気付く”というのは、様々な人生経験があって初めて気付くもの。音楽の先生もきっと、客観性を持つ事と言っているのかもしれない。英才教育をしていると、どこかが欠けたりとかして、バランスが難しく、また、勉学と心、両方を育てていくのは難しい。温かく見守って、放っておきましょうね」
●10月・11月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
10月・11月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。
◇ Dr.Recella城嶋さんへのお便り募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。
●江原啓之 今夜の格言
「子は親の鏡。子育ては自分育てなのです」
「我が子といってもひとりの個性。人間関係なのです」
番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ あなたが感動した言葉
◇ いま江原さんに聞きたいこと
◇ ネガティブなお便り
◇ 厄払いのコーナー
◇ エンジェルさんのコーナー
◇ 10月・11月お誕生日の方
◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
メッセージの応募はこちらから
「“依存心”こそ、最大の問題だと何度も申し上げています。それにも関わらず、そんな多くのお悩みメールが届いています。秋になると、ネガティブなメールが増えています。気候は関係しているのでしょうか」という江原さん。
今日は『親子の問題』をテーマに番組をお届けしました。
今夜お届けしたナンバー
◇Butterfly Kisses / ボブ・カーライル
◇月の伝言 / 江原啓之
「長女の大学が決まり、春からは東京で一人暮らしをする事になりました。娘は、友達と一緒に励まし合いながら、晴れて志望校への切符をつかみました。通知の封筒を開けた時は、家族みんなで抱き合って喜びました。でも最近、ひとりの時間に、時々ポロポロ涙が出てくるのです。こんなに嬉しいのに、良かったと心から思っているのに。不安が一気に押し寄せてくるのです。娘が病気になっても側にいてやれない。困っていても、悩んでいても、頭を撫でてやる事もできない。子離れしないといけないのは重々承知しているのに。江原さん。どうか私にもっと強くなれるよう、家族の太陽でいられるよう、喝を入れてください。娘の一人暮らしの準備に、手編みのベットカバーを作ってやろうと思い、毛糸を買いました」というメールをいただきました。
江原さん
「手編みのベットカバーいいですね。ひとつの呪術。そこに男は転がり込めない(笑)。娘を守りますね。不安になっているお母さんに、私は、何、不安を煽っているのでしょうか(笑)。娘さんを信じればいいんです。でも、これは娘さんの問題ではない。ご自分が淋しいのでしょうね。定年退職と似ているのかもしれない。子育てはボランティア。あなたは、お母さんとして生まれてきたのではないのです。ひとりの女性が、お母さんという役割をしている。日本は特に“お父さん、お母さん”“パパ、ママ”と呼び合ってしまっている。固有名詞で呼ぶべき。あなたの人生なのだから。ようやくひとつのボランティアが終わったのです。また別の事を頑張ればいい。今だけの問題だと思います」
「息子は現在、音楽家(弦楽器)を目指して頑張っています。中学2年生の時、プロを目指す事に決め、それからというもの努力の日々でした。その甲斐あって、目標の音楽大学に入学できました。現在、大学3年生になります。大学の先生の個人レッスンに親の私も時には見学に行きます。その時、何度か先生から“気付く事”とアドバイスを頂きます。ところが息子は少し鈍感なようで、先生の言葉の意味が理解できないようなのです。音楽に対し、とても真摯で一生懸命なのですが“気付き”ができないようなのです。私生活でも時々そうなのかもと、感じる事もあります。息子はアパートで一人暮らしをしておりますが、濡れている洗濯物でも、乾いていると思って着てしまうところがあり“濡れてるよ”と、私が言うまで濡れている事に気付きません。やはり少し鈍感なようです。何かよいアドバイスをお願いします」というメールをいただきました。
江原さん
「音楽の世界では英才教育で、親も一丸となってやっていかなければならない。一日何時間も練習して、それだけをやっていなければダメなのです。だから、こういう少し大らかなお子さんでないと、反発してしまうのかもしれない。何事も表裏一体。おっとりさんだから、レッスンにも耐えてこられた。その反面、主体性に欠けるのかもしれない。どうすればいいのかというと、放っておくしかない。音楽に関わらず“気付く”という事は、色々な経験をしなければ気付けないもの。恋愛をした事があるのかな、友達とケンカをした事があるのかな。ケガをすると演奏に関わるから、取っ組み合いのケンカもした事がないと思う。“気付く”というのは、様々な人生経験があって初めて気付くもの。音楽の先生もきっと、客観性を持つ事と言っているのかもしれない。英才教育をしていると、どこかが欠けたりとかして、バランスが難しく、また、勉学と心、両方を育てていくのは難しい。温かく見守って、放っておきましょうね」
●10月・11月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
10月・11月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。
◇ Dr.Recella城嶋さんへのお便り募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。
●江原啓之 今夜の格言
「子は親の鏡。子育ては自分育てなのです」
「我が子といってもひとりの個性。人間関係なのです」
番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ あなたが感動した言葉
◇ いま江原さんに聞きたいこと
◇ ネガティブなお便り
◇ 厄払いのコーナー
◇ エンジェルさんのコーナー
◇ 10月・11月お誕生日の方
◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
メッセージの応募はこちらから