2015/9/20
シルバーウィーク真只中。
行楽地にお出かけになっている方も多いのではないでしょうか。
「人ごみの中、気になるマナーの悪さ、ありますね。私もマナーが気になるタイプです。おじさんなので、つい口に出てしまう。私も未熟ですから、“悪しきことたま”を吐いてしまったりするんです」という江原さん。
今日は『マナー』をテーマに番組をお届けしました。


今夜お届けしたナンバー
◇Consider Me Gone / スティング
◇誰かのために / 江原啓之




「最近、気になったお話をさせてください。トイレットペーパーについてです。トイレに入ると、使い終わったトイレットペーパーが取り換えられておらず、芯だけの状態である事がしばしば。今日は、トイレットペーパーを2つ入れられるホルダーに、芯だけ2つ!後ろには補充用のトイレットペーパーがたくさん。いてもたってもいられず、投稿させていただきました。使おうと思っても、残り数センチの事も多々あります。取り替えない人には“面倒くさい”や忙しい理由もある事でしょう。インターネットで調べていると、変えない替りに、補充用のロールを使用している人も。また、衛生面では、人に変えてもらうよりは、自分で替えたいという意見もありました。最初は、替えられていない事にイライラしていましたが、替えてもらいたいという依存心がある事に気付きました。でも、次使う人に対する大我の気持ちがあれば、自然と取り替える行動になると思うので、なんとなく悲しいですね、これからもトイレットペーパーを替えていきます」というメールをいただきました。

江原さん
「人間の心情としてすごくよく分かる!でも、こんな事にあまり時間をかけなくてもいいんじゃないでしょうか・・・(笑)」



「私は毎日、電車通勤をしています。夏休みで、小学校6年生くらいの女の子2人が、子どもだけで女性専用車に乗ってきました。朝の通勤時間。座席に座れず、吊革に手が届かず、ブレーキがかかる度、ふらふら。子どもなので、そんな事も楽しそうで、若いとバランス力もあるのねと、微笑ましく感じていましたが、しばらくすると大きくブレーキがかかり、ひとりの女の子が、ドア側に立つ若い女性の足を踏んでしまいました。女の子は謝りましたが、踏まれた女性は不機嫌でした。私は、女の子たちはつかまる所がないので、女性は気付いてドア側の手すりに“どうぞつかまって”と、ドア側を離れるかなと思いましたが、女性の心は女の子たちに向いておらず、女性は自分の足がまた踏まれるのではないかと、ドア側の手すりに身を寄せていました。“その手すりから離れて、女の子たちがつかめるようにしないと!”と言えず。周りを見回しましたが、誰一人状況を知る人もなく、みな自分の心の中で過ごしていました。こんなにたくさんの、しかも女性ばかりなのに、子どもを見守る事もなく、とても恐ろしい気持ちになりました。子どもは大人に甘えられないのだなと感じました。次は行動します」というメールをいただきました。

江原さん
「世の中、そんな人ばかり。ある意味で今の時代、みんな幸せなんです。苦労していないと、優しくなれない。自分が痛みを覚えると、優しくなれる。私は子どもの頃“釘拾いっ子”と、有名だった。外に落ちている釘を拾って歩いていた。私が幼稚園の年少の時、転んで自分の顔に釘が刺さった事があるのです。それから、釘が外に落ちていると危ないからと、拾って歩いていた。痛い思いをしないと分からない。思いやりのない女性が、結婚して幸せになるはずがない。その割にみんな“私に良い事がない。良い恋ができない”等と言う。自分の身のこなしをよく見てみる事。思いやりの無い人は、愛の無い人。愛の無い人に、愛が宿る訳がない。そんなに幸せになりたくて、人と結ばれたいのであれば、心を磨いた方がいいと、私は思うのです」



「私には、不思議な4人の友人がいます。高校の同級生なのですが、普段何もない時は連絡が来ません。しかし、私が岐路に立った時、なぜか連絡が来るのです。30年前。別の友人と揉め、嫌われ、一人になった時。その4人の友人からお誘いがあり、悪くないよと諭すように寄り添ってくれました。その時は若かったので、優しい人達だなくらいにしか感じませんでした。そして、30年ぶりにその方たちから連絡があったのです。私は、体調不良から、仕事をやめていいか悩んでいたタイミングでした。私の悩みを聞いてくれ、家事も子育てもして、15年以上も働いたのだから、もう辞めてもいいよと言ってくれました。私は幸せいっぱいになり、力が湧きました。心から感謝しました。私にとって、天使の様な人達です。何十年も会ってないのに、すぐ共感し合う事が出来ました。本当に不思議です」というメールをいただきました。

江原さん
「良い事だし、感謝した方がいい。ただ、私は冷たいと思われるかもしれないが、違う視点も大事だなと思うんです。それは、あなたにとって自己弁護というか、後ろ押しをしてくれた事に対して感謝していると思う。人間は、自己憐憫というのが強い。自分にとってもしも不都合な事を言われたならば “否定された”と思うかもしれない。昔の人は“自分にとって不都合な事を言ってくれる人は、感謝しなきゃいけないよ。自分を育ててくれるんだよ”と、言っていた。あなたも感謝もあって、素晴らしい友達を持っていいと思うし、導きだとも思うが、別の面もちゃんとみる。そこは厳しくなっておきましょうね。そうでなければ、成長もなくなってしまうのです」



●あなたが感動した言葉――――

「作法というのは、突き詰めて考えれば、他人への気遣いだ。
具体的な細かい作法をいくら知っていても、
本当の意味で、他人を気遣う気持ちがなければ、何の意味もない。
その反対に、作法なんかよく知らなくても、
ちゃんと人を気遣うことができれば、
大きく作法を外すことはない。
駄目な奴は、この気遣いがまったくできていない。
人の気持ちを考えて行動するという発想を、
最初から持っていないのだ」

(いしわたしひろおさんが感動した北野武さんの言葉)



●9月・10月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
9月・10月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

◇ Dr.Recella城嶋さんへのお便り募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言

「マナーの無い人は、愛の無い人です。それで幸せになるはずはありません」
「マナーのある人は、愛のある人です。愛は愛で還ってきます」


番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ あなたが感動した言葉
◇ いま江原さんに聞きたいこと
◇ ネガティブなお便り
◇ 厄払いのコーナー
◇ エンジェルさんのコーナー
◇ 9月・10月お誕生日の方
◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
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