2019/7/28
誰でもイライラしたり、怒ったりすることがありますよね。
「“怒り”は、良い結果を生みません。怒りの感情は、コントロールして対処すべきものです。私は『おと語り』の番組の冒頭の言葉で“オーラ”という言葉をあまり使ったことがないんです。みなさん“オーラ”という言葉が好きなようですが“オーラ”とは二つある。その人の人格を表す“オーラ”と、感情を表す“オーラ”。感情を表す“オーラ”のコントロールの仕方を覚えなければならない。それには一朝一夕は無理なんです。一日5分でいいから、静寂の時間を持つこと。瞑想もそうですが、有体のオーラよりも霊体を優位に生きること。それは理性で生きること。今の人たちは、ずっとスマホから手を離さない。誰かと常に繋がっているか、何かをしているので、静寂を持っていないんです。しゃべってはいないけれど、心の静寂はない。すべてを断って、一日5分から始めてみるのはいかがでしょうか」という江原さん。
今日は「怒り」をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Don’t Look Back In Anger / オアシス
◇天使のリュート / 江原啓之



「2年前から悩んでいることがあります。2年前、以前からの知り合いに誘われて、彼が経営する会社に転職しました。その会社は、事務の女性一人と、最近入ったばかりの年配の男性が一人の小さな会社です。働いてみて気が付いたのです。知人と事務の女性がW不倫していることに。なぜ分かったかというと、会社のメールに、2人が旅行にいって同じ部屋に泊まった内容が残っていたからです。しかも一回や二回ではありません。私は知人に問いただし、激しく口論になりました。彼は“俺のプライベートだから関係ないだろう!”“結婚して遊ぶ人間よりも、結婚してない人間の方が欠陥人間だろう!”と、結婚してない私に向かって吐き捨てました。あまりの暴言に涙が出ましたが、その後、だんだん怒りに変わってきました!なんでこんなこと言われないといけないんだろう?と、年配の男性に相談しましたが“男女の関係は難しいからね…”とはぐらかされ、見て見ぬふりをされたことで、私の怒りに拍車かかかりました。一時は、彼の奥さんと、彼女の旦那さんにすべてを話してスッキリしたい衝動にかられたのですが、家庭を壊すことに罪悪感があり、思いとどまりました。しかし未だに2人の関係は続いており、どうしても見て見ぬふりができず、日々怒りは増すばかりです。時々、やっぱり家族に全部話してやろうか!という衝動に駆られるのですが、私はどうしたらいいのしょうか?思い切って転職した方がいいのでしょうか?」というメールをいただきました。

江原さん
「こういう女性の方、多いんです!私の友人にもいました。職場のあの人とあの人がW不倫をしていて、ポストに投函して奥さんに言おう!などという人。“なぜ、あなたがそんなことをしなければならないのだ”と、私はよく言っていました。私は、今の状況が嫌であれば、転職をした方がいいと思いますが、それを言っていたらキリがない。どこの会社でもいっぱいあるんですから(笑)。ない会社があったら教えてください。そしてすべては因果の法則。自らの蒔いた種は、自らが刈り取るのですから、放っておくんです。あなたは悪くはない。けれど、あなたの考え方は悪い。この考え方ではいけない。人というのはみんな、つまずく権利を持っている。過干渉は良くない。ここに出てくる年配の男性は俯瞰している。自己責任ですからね。これで辞めていてはキリがない。面の皮が厚くなった方がいいのです」


「父について相談です。私は自分の親と同居しております。私の父は昔から毎晩晩酌をしますが、母に毎日、必ず夕飯時に、おかずにケチをつけます。ケチのつけどころがなくなると、お皿や盛り付けまで文句をいいます。そしてとにかく何より、自分の気にいらないことがあると、帰ってくるなり、出会う家族に文句をつけ、私の息子(25歳)にもあたったりするので、おじいちゃんと孫のケンカになってしまいます。75歳なのに声は大きく食欲旺盛。背中もまがっておらず、まだまだあちらへはいきそうにもありません。江原さんは“家族は学校”と言っていますが、この様な先輩のいる学校では、どのようにして父を解釈し対処していけばいいですか?私もからまれると理性を失い、売り言葉に買い言葉になるときもあり反省しています。家族みんな母は特に精神的に疲れ呆れています。ちなみに夫は単身赴任で月に1度帰ってきます。夫がいる時は、母には文句を言っていますが、私や息子にはからみません。家族の中での父のあだ名はクレーマーです。どうぞアドバイスよろしくお願いします」というメールをいただきました。

江原さん
「夫がいない時に言うということは、お父さんに不満があるのではないでしょうか?“相手を変えようとしてはいけません。自分が変わらなければいけないのです”という言葉があるのですが、これはすごく大事なこと。客観的に見ると、あなたも問題があるのではないか。そんなに嫌であれば、一緒に暮らさなければいい。旦那さんはマスオさん。お父さんは不満なのではないか。何か言いたくなる原因が何かあるんです。その原因が、例えば“オレの家だぞ!”というものなのかもしれない。“何でオレがいつまでも家族にしてやらなくてはいけないんだ!”と。お母さんが呆れているのは、私は関知しません。なぜかというと、それはお母さんの問題だから。嫌だったら別れればいいんです。あなたに関しては、嫌だったら家から出て、夫の単身赴任先に行くという選択もある。様々な事情があるのであれば、ご両親と同じ地域で、別に住んだらいい。そう言うと多くの人は“冷たい”などと言うが、そうであれば、お父さんに“はいはい”と言って優しくしていればいいんです。みんなワガママなんです。結局ワガママがワガママとぶつかり合っているだけ。でも私は最近、こういうことが“幸せ”だと思う。このお父さんは、私とちょっと似ている気がして、同情してしまう。最近、私は孤高にひとりになりたいなと思うんです。北海道の美瑛なんかに一人で住むのもいいですよね。でも、そこでふと気付くんですよね。運転できなかった…と(笑)」


「突然ですが、私は趣味のようにおまじないをしています。週に一度、オレンジジュースを使ったモテモテになるおまじないをしています…が!もちろん彼氏はできません(笑)。今日したおまじないは“困っていることを書いて、塩と一緒に燃やすと解決する”というもの。私のやっていること、超〜根暗(笑)!!おまじないをした後はスッキリした気分になる時もあれば、自分の執着心と向き合い、情けなくなる時もあります。おまじないって効果はあるのでしょうか?叶うはずないのに…と思いつつ、夢見てしまう私に喝を入れてください!」というメールをいただきました。

江原さん
「スッキリした気分になっているのだから、効果があるじゃないですか!“自分の執着心と向き合い、情けなくなる時もある”というのも、自分と向き合って情けなくなっているのだから、勉強になっている。これも効果がある。そこにただただ依存してはダメなんです」


●7月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――
7月生まれのみなさんは、想像力の達人。
思いやりで人の心を癒してください。

※たくさんのメールいただきました!すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。

●8月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
8月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。


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スキンケアや化粧で気を付けている事や、失敗談など、みなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
奥迫協子さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言
「感情の扱い方には、オーラの知識が必要です」
「理性を優位に、は訓練です」

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2019/7/21
雨の日が続きますね。
「日々の感謝、みなさん忘れていませんか?この時代、なんでも便利。日本にいたら、電車は時刻通りに来るし、何か壊れて修理をお願いしても、すぐに来てくれる。海外に行ったら何日も待たされたりする。すぐに来てくれるなんて、あり得ませんからね」という江原さん。
今日は『ハッピーメール特集』をお送りしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Thank You Love / ドゥービー・ブラザーズ
◇幸せのみつけかた / 江原啓之



「私の長男は、今年の4月から山の中にある高校へ進学しました。近くの町までバスで3時間。コンビニもなく、山と川に囲まれた素晴らしい場所に高校があり、その高校の敷地内にある寮で生活しています。長男は小学生になったころから、中学を卒業するまでずっと、試練の連続でした。小さいことから、警察に被害届を出すほどの大きいことまで数々の経験をし、ひとつひとつ乗り越えては、親子ともども成長させてもらいました。なんでこんなに!神も仏もないんか!と思ったこともあります。ですがこの経験が、いつかこの子の生きていく糧になると信じ、まっすぐ前を向いて走ってきました。そんな長男も木工芸を学びたいと、自ら選んだ高校を受験し、まるで翼が生えて飛び立ったようにあっさり自立し、充実した毎日を送っているようです。コールデンウィークの帰ってきたときは、あまりの成長ぶりと、山の中の寮に早く帰りたそうなのを見て、少し淋しさを感じましたが、幸せそうな長男の顔を見て、本当に良かったと心から思います。また、息子に関わってくれた多くの方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。江原さんにお願いがあります。そんな息子に“頑張れ!”の鈴を振っていただけないでしょうか。振っていただけたら、録音したものを、息子が帰ってきたときに聞かせてあげたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします」というメールをいただきました。

江原さん
「お安い御用でございます!息子さんの前途を祝して振らせていただきます(鈴)!頑張ってください!!楽しんでね!!」


「先日、都内のお蕎麦屋さんで江原さんを見かけました。私の身に、こんなことが起こるなんて信じられませんでしたが、ものすごく幸福な思いをさせていただきました。実は最近『おと語り』で学んだことを見直していたところでした。“どんな問題にも宿るもの。それは依存です”という言葉にまた浄化されました。なので、このタイミングで江原さんをお見かけしたことに、ただただ驚いています。なぜそのお蕎麦屋さんにいたかというと、あるウェブサイトに、本日のラッキーアイテムが“山かけ蕎麦と”と書かれていて、ふと、お蕎麦でも食べようと思って、以前から行ってみたかったお店に出向いたという背景があります。私は10代、20代と、なかなか大変な時期を過ごしていました。30代になってお恥ずかしいですが、初めて正社員として働き、同棲中の彼氏がいます。毎日を丁寧に生き、不器用ながら、周りの人も自分も労わろうと思って、日々生きています。おそらくですが、過去の傲慢で依存心が強かった私だったら、今日、絶対に江原さんのことをお見かけできなかったと思います。引き続き、毎日を一生懸命生きていこうと思います」というメールをいただきました。

江原さん
「どこのお蕎麦屋さんだろう?声、かけてちょうだいよ。何枚食べているか分からないから恥ずかしい(笑)。私、お蕎麦大好きなんです。お蕎麦屋さんでばったり会ったら、声をかけてくださいね」


「うちには5人の子どもがいます、上4人が息子、5番目で初めて娘が生まれました、その娘の“なっちゃん”は、今3歳ですが、時々、お腹の中の記憶らしき話や、それよりもっと前のお空の上にいた時の話をします。先日も、急に思い出したかのようにお空の上の話を始め“一番上のお兄ちゃんから順番にママのお腹に入ったよ”“なっちゃんは天使だったけど、ママのお腹の中に入る前に、背中の羽がとれた。でも○○兄ちゃんだけ、最初から羽がなかったんだよ”“女神さまの他にも、お姉ちゃんがいて、みんなとっても優しいんだよ”という話などなど、とても興味深い話を聞きました。私が“どうやって羽がとれたの?痛いの?”と質問すると“痛くないよ!なんだかな?のりでペタッと貼っていたのが取れたんじゃない?”と、3歳児らしい答えに思わず笑っちゃいました。そして娘が“ママの他にも、なっちゃんにはお母さんがいるんだよ!”と、衝撃発言が!!“誰なの?”と聞くと“女神さまだよ”と言うのです。娘の言う通り、娘が天使で、女神さまがお母さんだとしたら、私はなんて可愛い子を授けてもらったのだろう。女神さまからお預かりした命を、一層大事に大事に育てていこうと思いました。娘の話が本当かどうかは証明できないけれど、私はその話を聞くと、とっても温かくて優しい気持ちになりました」というメールをいただきました。

江原さん
「女神様というのは、守護霊様。でも、みなさんそうなのです。大人だって天使だから、みんな大事にしなくてはいけませんね」


「すごく感動したことがありました。先日、家のすぐそばのごみ収集所で、ゴミの分別がされていないゴミ袋が放置され、カラスに荒らされ、散らかってしまっていました。毎週のことなので、マスク、手袋、長靴のフル装備にゴミ袋を持って、さて片づけに行こうかと外に出たら、なんと通学途中の男子高校生が、制服、革靴、素手で片づけてくれているではありませんか。もうビックリとともに感動しました。“ありがとう、えらいね”なんて話をしたら“通りかかったら、散らかっていたので”と。私は家に戻り、すぐに母や友人にこんなことがあったと、興奮して話しました。“なかなかできることじゃない”“すごいね”と、みな口々に。朝からすごく幸せな気持ちでいっぱいになりました。私の息子も同じ歳くらいなので話したら、自ら行動するのは難しいと話していました。ゴミの分別をしない人への気持ちより、この感動した気持ちを大切にしたいと思いました。そして、大好きな江原さんにも幸せのお裾分けで、メールさせていただきました」というメールをいただきました。

江原さん
「私も感動しました!私も手袋や長靴を履いて行ってしまうタイプ。すごい!なかなかできることではありませんね」


「突然ですが、2019年の江原さんからのキーワード“平穏に足掬われる年”。2019年も半分を過ぎ、言葉の意味が腑に落ちてきました。歩行者を巻き込む事故の数々、殺人事件”スクールバス待ちの小学生を狙った殺人など“。今まで平穏で何事もないところで、一瞬で命が失われることに、魂は永遠とはいえ、残されたご遺族の方のお気持ちを察すると、胸が痛くなります。日々、平穏(無意識)で過ごしていると、失ったときに大切さを実感することが多いですね。命だけではなく、身体の健康や、人との別れ、物もあるかもしれません。今年はより一層、気持ちを込めて、日々を過ごしていこうと感じています」というメールをいただきました。

江原さん
「普段、普通に過ごしている人が巻き込まれている。高齢者の事故も、見直さなければなりませんね。“平穏だから”というところで、足を掬われてはいけませんね」



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●江原啓之 今夜の格言
「人生の不満は、感謝を忘れるからです」
「感謝ができる心こそ、幸せを得られる証です」

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2019/7/14
だんだん暑くなってきて、食欲が減退してきたという人もいるのではないでしょうか?
「食べることは生きること。“食”は人にとって、もっとも大切なことですよね。私は最近、ちょっと改心を致しまして、なるべく菜食を中心にしている。お魚は頂きますが、お肉や乳製品はちょっとご遠慮させていただいているんです。昔と食の常識は、随分と変わってきている。だから自分でちゃんと考えて、自分で決めていかないとダメだというふうに思うんです」という江原さん。
今日は『食語り』をお送りしました。

今夜お届けしたナンバー
◇フリム・フラム・ソース / ナット・キング・コール
◇スカボロ・フェア / 江原啓之



「私は夫と小学生の娘2人と、4人暮らしをしています。先日、夫の母が目の手術をし、退院する日、せっかくだから新鮮な物を食べて元気になってほしいと、よく行く産直に行き、たくさんの野菜や果物を買ってきました!その産直に行くときは、必ず開店時間すぐに行くようにしているのですが、もう既にお客さんでいっぱい!たくさんの新鮮な野菜や果物たちから、イキイキとした雰囲気やパワーがみなぎっている感じで、ついついいつもテンションが上がり、あっという間に買い物カゴがいっぱいに!こんなに元気で新鮮な野菜や果物を食べたら、どんな人も元気になれるに違いないと思います。それだけでなく、せっかくの新鮮な野菜たちを家に帰ってから料理するのも、いつもより気合が入り、この新鮮さをちゃんと活かさなきゃ!と、実力不足ながら努力し、楽しんでおります。夫から義母に、新鮮な野菜や果物を届けてもらい、夜、義母から“いやぁ〜美味しい野菜や果物をありがとう!!”と、嬉しそうにお礼の電話があり、私も嬉しい気持ちになりました。やっぱり素材の持つ力は本当に素晴らしいと思いますし、産直はまるでパワースポット!そこに売られている野菜や果物は、お守りのように人を元気に、力をくれるものだなぁと。生産者の方々や大地の恵み、食べ物に感謝することができるお買い物となりました!」というメールをいただきました。

江原さん
「産直、いいですね!ただ、水を差すわけではありませんが、なるべくなら農薬を使わない物がいいですよね。生産者さんが“有機だ”と言っているところを、なるべく選ばれるのもよいのではないでしょうか」


「江原さんの“食”に関するお話を聞いて、気が付いたことがあります。それは、人の体は植物のようだということです。秋に植物は、冬に備えて細胞から水分を抜き、冬には身を固く縮めて春を待ちます。暖かくなる春には、水分をため込んで、蕾や葉っぱを膨らませ、夏には日の陽をたっぷり浴びて、エネルギーを蓄えます。人の体も同じく、春になると水分を細胞に蓄え。なんだか体が浮腫んでダルくなったりしませんか?季節の変わり目になると体が変化して、時には体調を崩してしまう人もいます。雑草とはいえ、農薬をかけられたら、野菜だって影響がまったくないわけがない。そう考えると、人も美味しくて安全な水や、添加物や、農薬を使用していない食べ物を食べた方が、体に良いはずですよね。ただし農家の方は、それなりの理由があって使用しているのだと思いますので、全部が全部ダメとは思っていませんし、なるべく実害のないものをとりたいと思うなら、外食をするよりも、自宅で野菜をよく洗ってから料理をすることも大切なのではないかと思います。スマホで夜更かしは、生き物として不自然なことです。規則正しい生活をすることも忘れない。これらが、自分の体を大切にすることにもなるし、自分を守ることにもつながるのではないかなと思いました」というメールをいただきました。

江原さん
「おっしゃる通りですね。そして人間の心も植物と同じ。私は子育ての話をするときにいつも言っているのですが、お母さんや親は、太陽でなければいけない。人というのは太陽に向かっていくのです。そして、あなたはお優しく、バランスのとれた方だと思うのですが、私はもう一歩先に進んで考えるんです。今、添加物や農薬の問題は大きい。“農家の方はそれなりの理由があって”と、あなたは思い遣っている。けれど、食物を大量に作る為の農薬というのは、私は違うかなと思う。良い物は価格も高い。それをみんな“安く!安く!”と言い、みんな贅沢過ぎて、あれもこれもと、全部欲しがる。そうではなく、良い物にはお金をかける。そしてあとは無駄遣いをしない。私は最近、本当に食べ物に気を付けていますが、それは“添加物に気を付けよう!お米を大事に食べよう!”と、ひとつの宣伝活動としてやっている。また“良い物を食べよう”と言うと、みんな“お金がかかる”と言いますが、私はそれには異議ありなんです。私は、本当にお金を使わなくなりました。昔はついついパンを買ってしまったり、どこかに行くと何かを買ってしまったりしていた。けれど今は厳選した物しか買わないし、人に対してプレゼントする時もそうなったので、返ってお金を使わなくなったし、無駄にお店に寄る時間もなくなりました。そして“外食ばかりするよりも、自分で作る”というあなたの言葉も素晴らしい!料理もそうだし、栽培もそう。私も少しでも畑をやりたいなと思っているのです」


「私は食事処に関して、あまり運がないようです。計画して調べていこうとするお店は、店内改装な為、臨時休業。なぜかわからないがお店が開いていない、閉店している、などが多いのです。その都度、インターネットで調べていくのですが、こうなってしまいます。最近では、お店に向かう前に電話をするようにしています。さて、この問題はこれで解決でいいのですが、店員さんに忘れられる、間違えられる問題があります。注文した物が来なかったり、オーダーが通っておらずに待つことが多いのです。付き合って一年になる彼氏には“俺の人生でオーダーを忘れられたのが10年前のことしかないけど、去年一年だけで、君は3〜4回あるよね”と言われます。何でかなぁと思い、そして、彼氏と私の違いについて考えてみました、ひとつ思いついたのが大らかさの違いです。彼はオーダーを間違えられてもイライラしたりしない人間、私はオーダーを間違えられると悲しくなり、イライラする人間です。言い訳させていただくと、毎回の食事やコーヒータイムをものすごく楽しみにしているので、それが叶わないと、とても悲しくなるのです。この食事処の運のなさは、私が心を改めれば、改善していくものなのでしょうか?」というメールをいただきました。

江原さん
「私も食事をすごく楽しみにしているし、それが叶わないとすごく悲しくなる。それなのにあなたがどうして運がないのか。それは中途半端だからじゃないかな。“本当に食べたい!”という思いが、あなたには足りないのではないか。私のオーダーの時の眼力はすごいですからね(笑)。あなたはオーダーをする時、相手の目を見ているかな?相手に伝える!という念力を込めるということをやってみてくださいね」


「4月から大学生になり、初バイトを始めました。うどん屋さんで働いていますが、売れ残りや、賞味期限間近とか、天ぷらやうどん…、とにかくたくさんの食品を捨てます。とても不愉快な気持ちになりますし、遣る瀬無いのです。仕事と割り切って、心を入れない方が良いのでしょうが、この食品ロス…、無関心で本当に良いのでしょうか?江原さん、アドバイスをよろしくお願いします」というメールをいただきました。

江原さん
「大きなチェーン店なのでしょうか?残った物を、働いている人が貰えるなどということはないのかな。昔は働いていると、くれたりしていた。私はそれで高校時代、しのぎました。私の母の遺言は“食べ物屋で働けばくいっぱぐれしない”です(笑)。でも、フードロスのことで国が言い出したのは最近になってから。遅いですよね。今、貧困家庭も多いのに、食品ロスはもったいない!これはあなたがTwitterなどではなく、何かに発信したり、公明正大に行政や厚生労働省に苦情を言ってもいいかもしれない。あなたは問題意識を持っていて偉い!これからも社会を見て、矛盾を正していこう!あなたが未来を創るのだから。あなたの国なのですからね」


●7月お誕生日の方、メールお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ、生きること・生まれてきたことに感謝したい。
7月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生日に関するエピソードなど、ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

◇Dr.Recella奥迫協子さんへのお便りを募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、失敗談など、みなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
奥迫協子さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言
「カラダに良いものを食べる人は、良い人生になります」
「食べることに前向きな人は、人生も前向きです」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ 江原さんに聞きたい事
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◇ 不思議な体験・エンジェルさん目撃談
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(私はこう演じました。そしたらこんなに変わりました!エピソードのお便り)
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2019/7/7
最近、不登校や引きこもり、いじめのニュースが目立ちますね。
子どもだけでなく、大人の引きこもりも社会問題となっています。
「この時代、あっておかしくない問題。鈍感でなければ生きられない。どう乗り越えていくのか。それはスピリチュアルな視点しかないと私は思うんです。自律したら、自立できる。“自律”というのは、自分自身の人生観を哲学すること。必要以上に良いことも悪いことも起きないということを理解することが大切なのです」という江原さん。
今日はみなさんのお悩みのメールをご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇Mean / テイラー・スウィフト
◇モズのために / 江原啓之



「私には、中3の息子がおります。今年の1月から、学校に行けなくなりました。初めは、クラスメイトとうまくいかないということでしたが、次第に朝、起きられなくなり“行きたい”と言いながら、学校を休み日が続いています。時折、部活には顔を出します。仲の良い同級生がいて、誘いに来てくれたりすると行きます。ただ、それは続かず、学校は休みます。怖くなったとも言います。スマホのゲームにはまるようになり、夜中も起きていて、ますます朝は起きられません。“ダメだからやめよう”と言って、携帯を預かろうとすると暴れ、先日、とうとう父親とスマホのやり過ぎで口論になり、彼が自分で投げて壊してしまいました。今はスマホのゲームはできないけれど、それでも他のゲームやマンガなどで気を紛らわせています。なんとかこの生活から抜け出させてやりたいと思いながらも空振り。または、返って言い過ぎで、悪化させてしまうことの繰り返しです。カウンセラーや病院の先生も“ただ待つこと”としか言ってくれません。本当にそれしかないのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「カウンセラーや病院の先生は、すごく苦労や努力をなさっていると思うけれど、ケースバイケースだと私は思う。カウンセラーの先生を決して否定をしているわけではありません。けれど、以前、金属バットで親御さんを殺してしまった事件。カウンセラーの人たちから“逆らってはいけない”と言われての結果。そういった指導の仕方の誤りは、報道されない。もちろん、悪意があってのことではないので仕方がない。けれど、カウンセラーや病院の先生など、何事であれ、すべてを依存するべきではない。あくまでもそれらを参考に、親御さんたちが考えること。引きこもり・不登校自体を私は悪いとは思わない。なぜかというと、今の時代は陰険・陰湿だから、命に関わる場合がある。命より大切な登校なんてない。だから私は行かなくていいと思うんです。その代わり、規則正しい生活をする。学校に行かないから、ゲームをして、昼夜逆転で良いということはない。最近、小学生の子どもがYouTuberになったという話も話題になりましたが、それも私は反対。学校に行かないのは構わないけれど、YouTuberになる必要はない。ひとつの方法としては良いかもしれないけれど、共感力を失ってしまうと思う。自分の思いや考えを発信するだけで、一方通行。人はどう考えるのかという“共感”というのがなくなってしまって、自己主張ばかりを学んでしまうことになる。学校の大切さは、友達関係や“こういう考え方をする人もいるんだ”“ここは一歩譲った方がいいか”など、そういうことを覚える場でもある。YouTuberをやってもいいけれど、反面のところも作らないと。それで有名になってしまって、自己主張ばかりを学んでしまうと、将来、怖いなと思うんです。あなたの場合、すごく無責任な言い方になってしまうかもしれませんが、まずひとつ。今の葛藤は素晴らしいと思う。この道程がすごく大事。事なかれ主義のこの時代に、お父さんと真剣にケンカをして、スマホを投げた、口論になった。バイオレンスで嫌なことだと思うと思いますが、大事なことだと思うのです。きっと子どもは子どもで“悪いことをした”などと思い、父親は父親で“言い過ぎたかな”など、こういうところが育みなのだと思う。この時間はすごく大事。今は物質的価値観が強いので、インスタントにホップ・ステップ・ジャンプでなんでも解決させようというところがある。無駄の大切さ。この時間が将来の宝になる。親子でもがく、この時間が大事だと思うので、徹底してあきらめず、毎日のように向き合って、お母さんも苦しんだりしながら、泣いてみせたりする。そして学校に行かないにしても、フリースクールなどで勉強をする。中学3年が終われば、大検という道もあるし、定時制の学校もある。人生長いのだから、焦らないでくださいね。私は“ただ待つ”というのはダメだと思う。もがき苦しむという道程が大事。無責任な意見かもしれませんが、ごめんなさいね」


「小学生の3人の子どもたちと一緒に聴いています。昨年、3人とも不登校になり、暗いトンネルに入ってしまったような気分だったのですが“やってはいけない3つのこと(自己憐憫・責任転嫁・依存心)”を意識するようになり、心が楽になりました。不登校になったのはそれぞれ理由があり、上の娘は、仲が良い友達が意地悪をされるようになり、助けようと努力をしたけれど、心が折れてしまいました。長男は、クラスが同じ男の子に何度も階段で背中を押され、ケンカになり、お腹を殴られ、恐怖心でいっぱいになり、登校できなくなりました。末っ子の次男も、男の子同士で叩かれたり“だっせー”など、嘲笑されることに耐えられず、行かなくなりました。それぞれの先生や親と何度もやり取りし、相手の子どもたちとも直接話をしました。10ケ月ほど家で、お絵かきや工作、ゲームや音楽など、好きなことに没頭していました。不安で仕方なく、今でもその白紙期間がどう影響するか心配になります。けれど江原さんの“今は道程である”という言葉を心のお守りに、見守っています。学年が変わったら、3人とも登校し、休みの日には、友達と遊びに行くようにもなりました。時に、余裕をなくして、叱ってばかりの鬼母ちゃんになってしまいますが、『おと語り』を聴いて、リセットしていきたいなと思います」というメールをいただきました。

江原さん
「“白紙期間”ではないと思います。そこに実りがある。仕込みと言ってもいいかな。そんなに恐れる必要はない。今の時代、陰湿で、やることがえげつないけれど、受け身の方は純粋過ぎてしまう。この差が激しい。私が中学生の頃、ズルいことばかりするすごく嫌な同級生がいた。それを担任の女性の先生に言ったんです。すると“それが?だから?”と言われた。“そんなこと、世の中にはいくらでもあること。自分で乗り越えていかなければ仕方がないでしょ。あの子がそうだから、だから何だっていうの?”と言われ、すごくショックでした。小学生の頃は、勧善懲悪というようなところがあったけれど、中学生になり、ズルいことをする人を理解していかなければならないのかと。先生も“それをどうするのかというのが大事だということ”を意図して言っていたのでしょうね。“言いつけたところで、世の中渡っていけるのか”と。それが世の中だということだったのでしょう。それが純粋培養できてしまうと、ショックを受ける。今の若い子たちは“ズルい”とすぐ言う。アニメが流行るのは、善と悪がはっきりと分かれているからかな。理想がそこにあるのでしょうね。現実は違って、そこを乗り越えていかなければならないのです」


「主人のことで相談させてください。主人と私の気持ちの持ち方などを、ご教示いただければ幸いです。実は、主人は小学生時代に、教師からひどいいじめを受けていたそうです。私は聞くたびに、ただびっくり驚き、次は“そうだね。大変だったね”と同調し、その後は“このことは他人には話さない方がいいよ”と話しています。彼の幼少時代の悲しい思いを、解決することはできるのでしょうか?話を聞いていると、私も悲しくなってしまいます。私からは、何かできることはあるのでしょうか?」というメールをいただきました。

江原さん
「なぜ“他人には話さない方がいいよ”なのでしょう?とらえ方によっては“あなたが恥ずかしいよ”と言われているような気がする。いじめられている方は悪くない。あなたがびっくりしたからそう思うのかもしれないけれど、本人が“自分が悪いの?”という気持ちになってしまうから、それは言わない方がいいかな。たくさん話を聞いて“あなたは悪くないよね。その人、先生というよりも、人間性の問題だよね”と言ってあげる方が大事。よくいじめられる方も悪いという話も聞くけれど、それは絶対にあり得ない。いじめている方が悪いのです」



●7月お誕生日の方、メールお待ちしております!!
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こういう時代だからこそ、生きること・生まれてきたことに感謝したい。
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美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
奥迫協子さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言
「自律できたら、自立できます」
「悲しいのは、視野の狭い人です」

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