2016/6/26
梅雨時ですね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
「梅雨は、ジメジメしていて苦手な季節。そうはいっても水不足が心配。しかし、ゲリラ豪雨も心配ですね。人間にもお天気屋という言葉がある。その人にとっては、きっと理由がある。それが、親子関係になってくると大変。親子というのは、他の人間関係よりも濃いだけに、客観性がなくなってしまうもの。親子と言えども人間関係。生まれてすぐの人間関係は母親。究極の人間関係なのです」という江原さん。
今日は『親子関係』をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇In My Life / ビートルズ
◇小さな奇跡 / 江原啓之



「母がとあるサイキックの方にのめり込んでいます。もともと母はキリスト教信者で、その方がイエスのヤコブかヨセフの過去世を持つと言っている事から更に夢中になり、今ではすべての判断をその方に委ねています。現在、私は4歳1歳の息子がおり、育児で母に相談しても“○○先生に聞いてみる”と。初めは私も興味があったので“じゃあ、聞いてみてね”とお願いしていたのですが、次第にサイキックの方のコメントがチグハグで、不審に感じ始めました。その方は41歳の男性、未婚なので育児経験はありませんが、過去世で出産経験はあり、覚えているそうです。私は神の言葉より、育児を経験した母からの言葉が欲しくて相談したのに、母はすべてが○○先生となっています。私も育児でいっぱいいっぱいの生活なので、母から聞く○○先生○○先生という言葉にうんざりし、とうとう“お母さんが○○先生から離れない限り、私はお母さんに連絡しない”と、吐き出してしまったら、母から連絡が途絶えました。あんなに孫を可愛い可愛いと言っていたのに。娘や孫よりもサイキックの方を選び、それぞれの人生ですので母の選択は自由だと思いますが、ヒーリングにも都度お金は発生していますし、ワークショップにも足しげく通っていて、一種のオカルト宗教のように感じています。このままそっとしておくべきなのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「娘や息子にとって母親はいつまでも母親。しかし、元は一人の女性であり、人間なのです。お母さんはきっと、淋しいのだと思う。お母さんは、41歳の男性が好みなのではないか。もともとキリスト教信者だから、話も合うのでしょう。判断のポイントは、どこまでお母さんが無心されてしまうか。羽目をはずさない程度にお母さんの甲斐性しだいで、海外旅行に行っているのと同じだと思えればいいのではないか。ただ、それで人生を狂わせてしまう人もいるので“いき過ぎちゃダメよ”と、娘がそっと寄り添っていればいい。若い娘と一緒で“お母さん、別れないと”と言うと“だって〜!!”と、なってしまう。“お母さん、いき過ぎじゃない?もう少し距離を持ちながら、長くいいお付き合いしたら”と、言ってみるのもいい。私もかつてカウンセリングをしている時に“ご相談じゃないな”という方もたくさんいた。家族の代わりという事もある。傍からしたら“そんな所に行って”と思われているのかもしれないが、話を聞いてあげる事が癒しになっている。あなたもあまりお母さんの話を聞いてあげていないのではないかな。接している事と、会話している事とは違う。まず、一人の女性として、お母さんの気持ちを理解してあげる事です」


「私は55歳男性、一人暮らしの社会人です。いわゆるゲイであり、結婚はしておりません。一人っ子なのに結婚もできず、子どももできず、その為、両親には淋しい思いをさせて申し訳ないと思っています。それに加えて、友人もほとんどおらず、毎日淋しい思いをして過ごしています。ゲイの合コンや出会い系サイトなどで彼氏を見つけてカップルになって、ラブラブな人生を歩みたいと夢見ていますが、こんな事を両親が知ったらさぞ嘆き悲しむだろうと考えると、二の足を踏んでしまいます。休日もアフター5もいつもひとりぼっちです。たまには友人と飲みには行ったりするのですが、その友人には私はゲイだとは打ち明けていない為、本心を明かせず、いつも当たり障りのない会話ばかりで大して楽しくもありません。恋だの愛だの忘れてこのまま毎日を過ごしていくのか、それとも親に背いて男性の恋人を作って楽しく過ごしていった方がいいのか、迷っています。因みに親にも友人にもカミングアウトする気はありません」というメールをいただきました。

江原さん
「仕事が固い会社だと、カミングアウトするのも難しいのかもしれないが、もしかしたら、面倒くさいのが嫌なのかな。色んな事を理由にしているけれど、要は、あなたが面倒で臆病だからだと思う。一歩を踏み出せない。自分でその環境を作ってしまっている。ゲイであろうがなかろうが一緒。友達もほとんどいなくて淋しく過ごしているというが、積極性がない。友達だったらいくらでも作れる。人との関わりが面倒くさいのです。優等生で、一人っ子ですごく可愛がられて育てられたのでしょう。親に背かず生きていきたいと思っているのだと思う。また、いつも擁護され、その中で生きてきてしまったから、今更、活動的な事ができないのでしょう。焦らなくてもいい。親御さんも、もうそれなりの年齢でしょうし、お見送りをしてちゃんとしてから、花咲くという事でもいいと思う。ゲイが悪いという時代でもない。お店に飲みに行って、会話を楽しみながら訓練をし“良き出会いがあったら”という考えでいればいいのではないか。事情は確かに複雑だが、自己憐憫では絶対に道は開きません。何も恥じる事なく、誰に迷惑をかけている訳でもない。親の理想にそわないと言っても、それは、誰しも同じ事。友達を作るのもなかなか難しいという事であれば、まずは親御さんをしっかりみて、悔いのないように接するという事が大事だと思う。人と人との出会いは、親子であっても他者であっても、大事な人間関係。育んでいただきたいと思います」


「先日、某番組を拝見しました。私も回転寿司が大好きです!年々代謝が落ち、育ち盛りでもないのに、毎日本当にご飯が楽しみで、食への興味が増すばかりです。そこで番組の中で“美味しい食べ物”の情報交換特集をお願いできないでしょうか。年代も住んでいる地域も幅広いリスナーの皆さんがご存知の今まで知らない美味しい物を、生きている間に知っておきたいのです。この気持ち、きっと江原さんは分かってくださるはず。食欲の秋でもない時期ですが、ぜひ“みんなが知らなそうな美味しい物特集”をお願いします」というメールをいただきました。

江原さん
「リスナーさんの範囲が広いですが、どうしましょうね(笑)。私もお気持ちはよく分かりますが、意外に私は情報に振り回されないタイプなのです。私は“食アンテナ”を持っている。店構えなどは関係なく“ここ絶対に旨い”と思うと、本当に当たる。やっていくと、誰でもできると思う。ご自身の感覚も大事だと思う。みんな霊能力を持っている。目指せ!食サイキック!食サイキックで入ったら当たりました!というお便りお待ちしています。新たに開拓しましょう!」


●6月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――
6月生まれのみなさんは、情に厚い人。
しかし、感情におぼれることなく、本当の優しさを伝えてください。
※たくさんのメールいただきました!すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。

●7月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
7月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

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スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言

「親子は究極の人間関係です」
「親子関係が上手にできれば、人間関係もスムーズにいきます」

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2016/6/19
蒸し暑い日が続くようになりましたね。
「先週、先々週と『夫婦』をテーマにお送りしました。夫婦はみんなこんなにグチャグチャなのかと思うかもしれませんが、いい夫婦もいる。そういった方はメール送らないのでしょうね(笑)。私のお知り合いの、お子さんも立派に育て上げている歌の先輩夫婦は、労わり合って、すごく仲がいい。いつも、こういう夫婦っていいなと思うのです」という江原さん。結婚のメールの他に、恋愛に関するメールもたくさんいただいています。
今日は『恋愛特集』をお送りしました。

今夜お届けしたナンバー
◇シェリーに口づけ / ミッシェル・ポルナレフ
◇月曜日の朝 / 山崎まさよし



「私には今、距離を置いている恋人がいます。彼とは付き合って3ヶ月頃からケンカが増え始め、今では私のいう事・為す事すべてが気に障るようで、私を軽蔑したような対応をしてきます。彼は私の事を“上から目線だ”“何も考えずに話して失礼”“楽観的で傲慢”と言います。それが本当ならば直していきたいのですが、どのように言動を修正するべきか分かりません。気になっているのは、彼が言っている内容が、かつて私を嫌っていた知人男性の言っていた事にとてもよく似ている事です。彼とその男性は幼少の頃、両親の離婚などでとても淋しい想いをしたという共通点があります。私の態度や言動に、彼らを刺激する原因があると思っています。幼少の頃の事など関係ないのかもしれないのですが。どのようにすれば、彼に傲慢だとか、考えなしだと思われないようにできるのでしょうか。因みに私は、両親そろった温かい家庭で育てられました。一人で海外生活をした事もありますが、本当の辛さや淋しさを深く理解せずに、相手を傷つけているのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「相手は“両親の離婚などでとても淋しい思いをしたという共通点もある”という文章も、上から目線。あなたが彼に言われている事は、この文章にも表れている。自分には絶対に原因はなく、悪いのは相手だと決めつけている事に気が付いていない。“温かい家庭で育って、海外生活もした事があって、自分の方がすごく物を知っているから教えてあげているのに”“自分はすごく世話焼き”と思っている。要するに鬱陶しい女になりつつある。非難しているのではなく、愛を込めて、そうなって欲しくないから、今知って欲しい。“能ある鷹は爪を隠す”という言葉がある。そういう女の子の方が、男を育てやすい。分かっていても敢えて言わないとか、言葉ではなく行動でサッとフォローしてあげるとか、そういう方が日本男性は好むのです」


「5年半同棲していた彼との恋愛が終わりました。向こうの親御さんや兄弟、その子どもとも会ったりしていたので、結婚も意識していました。別れた理由は様々ありますが、彼に愛を注いでいくには、私の体がひとつじゃ足りないなと感じました。彼は九州男子で独特でしたが、ワガママで淋しがり屋の彼でした。私にもやらなくてはならない事が発生すると、とても大変でした。これからの彼の幸せを願います。私には出来ませんでしたが、どなたかこんこんと湧き出る泉のように愛を注いでくれる女性にお任せしたいと思います。そして私も自分が人に与えられる愛を増やしていけるように、自分を磨いていきたいです。同じようなタイプの人に捕まらないように気をつけなくちゃですね。江原さんに応援して貰えたらすごく力が出ます。一言、頑張れ!と、言っていただけないでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「偉い!とても綺麗な文章ですが、この行間の中に血と汗と涙と苦しみ。苦渋の決断がこもっている。言葉だけで聞いた人は“終わったんだ、へ〜”と、思う人もいるかもしれないが、この中にはすごく色んな事があったのだと思う。けれど、あなたはそれ以上悪くは言わない。その愛は生きます!頑張ってくださいね」


「外国人の彼がいます。彼は私が“愛している”と言わなかったり、男友達とご飯に行ったり話したりするだけで、不機嫌になります。私は、彼が女の子とご飯に行こうが、ドライブに行こうが全然気にならないし、第一“愛している”なんて、人から言ってと示唆されて言う事ではなく、自然に出てくる言葉だと思うのです」というメールをいただきました。

江原さん
「その通りですね(笑)。けれど、あなたがまず、外国人の恋愛に向いていない。外国の人は束縛をする。“愛している”と言ってくれてベタベタしてくれて嬉しいと思うかもしれないが、外国の人は、ものすごくスパイダーマン。それがいいと思わなければいけないです」


「私には4年付き合っている彼氏がいます。彼はフリーランスで仕事をしており、休みが週に1日もありません。それもあって、会うのは月1〜2回で食事をするだけです。自宅で仕事をしているので、仕事が終わらず、泊まったとしても彼は仕事をしているので、夜の生活はここ半年近くありません。でも記念日や誕生日は毎年ちゃんとお祝いしてくれるので嫌いにはなれないし、一緒に話したりしている時は楽しいのですが、正直不満です。他にも色んな男の人からお誘いをいただき、ご飯を食べに行ったりするのですが、正直、彼との関係はどうしようか迷っています。次の人が見つかる前に別れた方がいいか、良いと思った人ができたら別れるか、今の彼と続けるか、ずっと決められずモヤモヤしています」というメールをいただきました。

江原さん
「あなたは、外国人の彼の方が向いているのかもしれませんね。人間は自分に合う人ではない人を選んでしまう事が多い。反面教師を選んでしまう。うまくいく人というのは、本当に自分に合っている人をちゃんと見つけられる人。自分視点だけで見てしまうと、視野が狭くなってしまうのです」


「私は好きな男性に自分から告白できない人間でした。でも、このラジオを聴いて変わりました。先日、職場の男性に告白しました。けじめをつけたかったし、自分から告白するというひとつの課題を乗り越えたかったのです。結果はダメでしたが、後悔はしていません。ラジオを聴いていなければ、告白できないままだったと思います。江原さん、そして恋愛の告白に関する投稿をされたリスナーの皆さん、勇気を与えてくださりありがとうございます!」というメールをいただきました。

江原さん
「結果はダメだったかもしれませんが“1UPできた自分”を感じます。このように1UPしていくと、必ず良い恋愛や結婚ができますよ。希望を持っていきましょう!」


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●江原啓之 今夜の格言

「何事も、はじめの姿勢が肝心です」
「誰もが最初はピュアだったはずです」

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2016/6/12
今年は水不足が心配な夏になりそうですね。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
「波長の法則というのでしょうか。夫婦に関する悩み相談のメールがとまりません。この番組を聞いて、お若い方も結婚に幻滅しないでくださいね」という江原さん。
今日は先週に引き続き『夫婦』をテーマにお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇When I was your man / ブルーノ・マーズ
◇楽園 / 江原啓之



「結婚して17年。2人の子どもに恵まれ、ケンカしながらもなんとかここまできました。しかし。子どもが赤ちゃんだった頃、泣き止まないと人前構わずに“うるさい!!”と怒鳴ったり、6個ある饅頭を子どもは2個、大人は1個に分けたら“何でおまえらは2個なんだ?”と指摘したり、旅先で子どものリュックに自分のバッグを入れて、自分は手ぶらで歩いて、それを注意したらふて腐れたり…。私とのケンカも私が悪くなくても、私が謝れば落ち着くので、最後は私が謝って…という生活に疲れてしまいました。尿酸値を下げる薬を飲んでいるので、プリン体ゼロのビールを買っておいても、プリン体入りのビールを飲んでいたので注意すると“プリン体は食べ物にも入っているんだ!もっと勉強してから言え!”と言うのです。私がこうやって生活できているのは夫が頑張って仕事をしてくれているからだという感謝もあるので頑張ってきましたが、このまま一緒にいるかと思うと疲れてきて、ネガティブな気持ちになってきました。ただ、優しい子ども達は夫がいたから生まれてきてくれたのだと本当に感謝してきます。このような夫の受け止め方や関わり方をどのようにしたらいいか、助言くださればありがたいです」というメールをいただきました。

江原さん
「我慢の限界が来たら“ふざけんな!オマエ!!”“やってられねぇよ!出て行ってやろうか!”と急に豹変してみたらいかがでしょう。一度、脅してみる(笑)。幸せな旦那さんですね。怖いのは、夫婦の在り方を、子どもは絶対に見ている。子どもがどういう感覚なのかを見れば、どっちの言い分が正しいかが分かるのです」


「1歳の子どもがいますが、夫とは現在、離婚協議中です。理由は夫のモラハラに耐える事ができなかったからです。当初は、私の至らぬ点があり、学ばなくてはと思い頑張ってきましたが、夫の暴言など配慮の無い言動に耐えられず、自分の幸せも大事にしようと思い、子どもを連れての離婚を決意しました。私にとってはステップアップする為の離婚で、気持ちが前を向いていますが、夫にとっては、離婚を承諾しつつもとても辛いようで、精神が不安定になっているようです。前を向けるよう、言葉をかけてあげたい気持ちと、今はその立場ではないし、そうするべきではない気持ちでモヤモヤしています」というメールをいただきました。

江原さん
「難しいですね。しかし、お互いやり直す余地があるのではないか。相手もつらく、あなたも言葉をかけてあげたいと言っている。もう一回、話し合ってみてはいかがだろうか。“これを直す。今度これをやったら離婚する”と、念書を書く。そして、あなたもいつでも離婚できるように着々と準備をする。まだ、やり直せるのではないか。もう一度よく考えてみてくださいね」


「私は小学生1人幼稚園児2人の母です。主人は9歳年上で18年前に結婚しました。主人は今までに何度か浮気(未遂含む)をしており、発覚するたびに止めて欲しいとお願いをしては、結局繰り返して今に至っています。現在は趣味のSNSを通してたくさんの知り合いを作り、オフ会に参加しています。これ自体は百歩譲って許したとしても、私が嫌なのは、その中の女性で気になる存在を見つけると、個人的に連絡を取り合って2人で会ったりしているのです。もちろん私にはウソをついてです。やましい事がないなら事実を言ってと伝えてもダメなのです。今まで何度も離婚を考えましたが、子ども3人を連れて生きていく自信もなく結局泣き寝入りです。浮気は病気だと割り切れない私がいけないのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「難しい。両成敗。結婚というのは永久就職ではない。これから結婚する人もそうだが、仕事を持ったり、専業主婦になるとしても契約専業主婦でないと。“夫から頼まれたから専業主婦になっているのだ”と。結婚20年経たなくても、財産は半分などと、ケンカは先にしろで、ビジネスライクが一番いいと思う。旦那さんの浮気は病気だと思うが、気持ちは分かる。旦那さんは離婚して再婚するという派手な事は考えていない。そこまでの甲斐性はないし、家庭の事も一応考えている。けれど旦那さんは、生きる楽しみがないのだと思う。そんな事を言うと奥さんも“私にだって楽しみないのよ”と言うと思う。楽しみというのは、物質的な事ではない。細やかな事でも、今日一日の中でレクリエーションをどう作れるかなのです。浮気がどうこうよりも“あなたは一体どうすれば幸せなのか。どういう人生にしたいのか”という事を聞いてみた方がいい。“私はこういう人生にしたい”と、一度ディスカッションしてみたらいい。日常の中のちょっとの幸せを、みんな忘れてしまっている。昔『今日は我が家で手巻き寿司』というCMがあった。具材は何だっていいし、ただ自分で巻くだけなのに、みんな、なんか楽しかった。今の人は、楽しみの作り方がヘタクソ。ディナーだと変な家族だと思われるかもしれないが“今日、公園で食べよう”とかも楽しいかもしれない。日本人というのは、そういうレクリエーションを作るのが上手だった。お月見、お花見など、日常を少し非日常にする。現代人は、与えられるレクリエーションばかり。テーマパークに行くのもいいけれど、与えられる事ばかりで、作る事を忘れてしまった。家族でハンドベルや、歌を歌うとか、しりとりをするとか(笑)。いかがでしょうか」


「先日、夫が帰宅してからの事です。前日仕事が忙しくてイライラしていた夫は、些細な事にも突っかかるような口調で話すので、短気な私は“この野郎”と、心の中で想いました。子どもを寝かしつけてからも私の怒りは収まらず、夫の安らかな寝顔を見ると尚更“あ〜!もう家出でもしたいわっ!”と思っていましたが“どうしたらイライラが収まるのかしら”と心の中で考えていると、以前読んだ江原さんの本の一節が心に浮かびました。“嫌だと思っている事も、自分で履修届を出して決めた事”“出会えた奇跡を、美しい軌跡に変える”。結婚生活で学ぶ事は沢山あるし、よく考えてみると“至らない私の様な妻に、夫もよく付き合ってくれている”と思うと、心穏やかになりました」というメールをいただきました。

江原さん
「素晴らしい。今日のすべての総論ですね。ありがとうございます!この言葉を、みなさま家に貼ってみたらいかがでしょうか(笑)」


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●江原啓之 今夜の格言

「大切なのは、どのような立場でも自立していることです」
「人間関係のトラブルのとき思い出してください。波長の法則。類は友を呼ぶです」

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2016/6/5
6月に入りました。みなさん、梅雨対策は万全ですか。
「先日、サラリーマン川柳が発表されました。大賞は『退職金 貰った瞬間 妻ドローン』。やはり夫婦の自虐ネタが多い。それがウケるという事は、みんなどこかで思う事があるのでしょうね」という江原さん。
今日は『夫婦』をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇SOS / アバ
◇心はひとつ / 江原啓之



「夫とは7年前にお見合いにてお互い再婚。一緒に暮らすようになり、夫の気持ちが私にないと感じるようになりました。夫の行動や言葉で、隣の女性(68歳)に気持ちがあると感じられます。最近は、2人の気持ちが固まったようです。夫は私との夫婦関係を切ろうと考え、女性も望んでいるようです。私もこの歳になり、こんな人生を歩むと思って、再婚をしたわけではないのです。なのに、夫は私が強引に結婚を望んだような態度をみせます。夫が強引に望んだのに…。もし、夫と隣の女性が一緒になりたいのであれば、私は別れた方が良いのかと思う事もあります。でも、身勝手な二人の考えに反抗もしたい気持ちもあります。どのような判断をしたらよいでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「若いうちならいいが、ある程度の年齢がいってからの結婚の目的は何か。悪いわけではもちろんないが、根本が2つに分かれると思う。1つは一人で生きるよりも刺激があるからと選ばれる方。これは、別れがきたとしても後腐れがあまりないと思う。もう一方が問題で“依存”。老後、一人で孤独死をするのも嫌で、お互い支え合えば楽ではないかという依存心があると、こうやってもめるような気がする。お子さんがいらっしゃらない方もいるので全てではないが、お子さんを持ったり、共に仕事をしていたり、病だったとしても、それが為に支え合うなど、ちょっと負荷があると人間というのは、絆ができるもの。残念ながら綺麗事は言えない。絆には負荷がいる。子どもも育て上げたり、ある程度の年齢になったりと、負荷がなくなった時に結婚をする場合は、よほど相手を見極めないと目移りしてしまうのかもしれない。例えが悪いが、あまりオナカが空いていない時にレストランに入っても“あっちの中華も良かったな”などと思ってしまうもの。オナカが空いていて、満たされる事の有難さを知っていたら、クレーマーにはならないと思う。ある年齢に達してからの結婚は、2つの岐路をきちんと考えられた方がいいと思う。あなたは、何も悪くないかもしれないが、そういった人を選んで結婚したという覚悟は必要だから、10対0であなたが全く悪くないわけではない。“自律”と“自立”。老後の事を考えたらグループホームの方が楽しい。私は再婚する人の気持ちが分からないのです」


「私はバツイチ子持ちの50歳です。シングルマザーになって20年になります。子どもも成人になりましたので、そろそろ第2の人生を考えてもいいのかなと思っておりましたところ、この人なら今後の人生を共にしてもいいかなぁと思う方と出会いました。お互いにいずれは…と思っておりますが、この歳になると、子どもからは手が離れますが、親の介護が始まります。それは仕方のない事なのですが、私は長女、彼は長男。一般的にはお互いの両親の面倒をみる形となりますが、正直W介護は自信がありません。若い頃なら勢いで結婚出来ましたが、色々考えると行動にうつせません」というメールをいただきました。

江原さん
「結婚にこだわらなくていいのではないか。オシャレな言い方をすると『フランス婚』。籍入れないと嫌なのかな。隣同士で暮らすのは、理想ではないか。介護しながらお互い手伝ったり“買い物行ってくるから見ててね。足りない物ない?”などと、スープの冷めない距離が一番いいのではないか。“夫婦です”と、言いたいのかな。警察手帳の様に、婚姻届を見せる訳ではないのだから“ラブラブなカップルです”と言えばいい。大事なのは、形ではなく実態。“仲良くいつまでも過ごせたらいいね”という関係の方が、刺激的でずっと仲良くいられるのではないか。私は、年を取ると大事なのは、本音で語り合える友達だと思う。絆は、実態の方が優先なのです」


「心のもやもやが晴れません。悩みの原因は主人です。私たち夫婦は結婚20年。子ども2人も高校生と大学生。ごく普通の家庭環境で過ごせ、全てに感謝しています。ですが主人は、家事はしてくれません。私は15年パートではありますが、働いてきました。今も週5日ほど働いて帰ると晩御飯の支度。休みの日は、主人は野球のコーチに出かけるのですが、私は家事をする為365日休んだ気がしません。2年程前、私の残業が続き、夕飯の洗い物を翌朝洗う事が続いた時は、近所に住む義父が休日の朝7時に話があるとやって来て“男の仕事は大変なんだ。息子に洗い物をさせるんじゃない”と叱られました。子どもが幼少の頃は、主人に子どもを預け過ぎだと注意された事もあります。主人は義父と私を残し、野球に出かけてしまいました。夫婦で解決すべき事だと思い“土日くらいは洗い物とか洗濯とか、何でもいいから少しはやってくれない”と言っても、何も変わりません。今年は、私は癌の手術で10日程入院。その間は、子どもにお弁当を作ってくれたりと感謝はしていますが、退院したらまた元通り。子どももほとんど家にいない年頃になり、この先、主人とやっていけるのか不安で、何より私が我慢の限界にきています。私はワガママですか」というメールをいただきました。

江原さん
「すごく大変な事だと思うし同情もするけれども、敢えて厳しく申し上げると、あなたの視野が狭い。義父が色々言うというが、ある程度年配の人は、みんな言う。それにいちいちムキになるという事が問題。ムキになる時には2つ。どこかで後ろめたい気持ちがある。自分もちょっと甘え過ぎたところがあるなと思っていたら、図星でカチンとくるもの。もうひとつは“私の事を分かって!!”という気持ちが強いと、カチンとくる。金持ちケンカせず。幸せな人は意地悪をしない。いつも義父がいるわけではないのだから“お義父さんごめんなさい、ダメな嫁で”と言えば済む事。こうやって言う人は、本当に自分で“ダメな嫁”だとは思っていない(笑)。そんな事を気にしなければいい。手術の間大変だったと思うが、お弁当を作ってくれた事には感謝しているわけだから、やる時にはやれるんです。あなたは、本当は幸せ。その中にいると、苦しい事しか見えなくなってしまっている。感謝していたら“そんな事もあるさ”と思えるもの。愚痴を聞いてください!というメールならばいい。しかし“私はワガママですか”と問われれば、ワガママ。好きで選んだ事。夫にもっと厳しく言えばいいし、自分自身で手を抜けばいい。それよりも多分、何かしてくれる事を望んでいるのではなく、夫に分かって欲しいのだと思う。夫からも子どもからも優しい言葉をかけて欲しいのではないかな。空の巣症候群にもちょっと入ってきている。だからどこかで“かまってちゃん”になっている。何でもない幸せに気付く事です。みんな人は、ない物ねだり。当てにする人がいるから不満があるのです」


「『お骨』について質問です。夫婦一緒にひとつの骨壺に入る事は可能なのでしょうか。主人を生涯の伴侶とし23年。最終的にはひとつの骨壺に入り、2人ともに今生を全うしたいという思いがあります」というメールをいただきました。

江原さん
「今は、壺のまま入れるようになったが、そもそも昔は骨壺ではなかった。土に還るといって、納骨棺(カロート)にみんな入れていたので、混ぜこぜになっていた。なので、全然問題ありません。けれど、骨を混ぜたところで、一緒にいられるわけではない。魂は魂。骨は骨。申し訳ないけれど、美容院で隣同士で髪を切って“主人の髪と混ぜてください”と言っているようなものなのです(笑)」


●あなたが感動した言葉―――
「新しいことをすると 必ず失敗する。 それがいいんです」
(いしわたりひろおさんが感動した萩本欽一さんの言葉)




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●江原啓之 今夜の格言

「夫婦といえども人間関係。依存はいけません」
「人間関係のどれも、馴れ合いがトラブルを招きます」

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