2016/1/31
寒い日が続きますが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
「年が明けたと思ったら、もう1月も終わり。この1カ月の間に、様々な事がありましたね。芸能界では、不倫問題や某スターグループの解散騒動があったり、国外の事ではデヴィット・ボウイやグレン・フライ(イーグルス)も亡くなりました。総じて言えるのは、すべては学び。デヴィット・ボウイは、癌を告知されても、自分の人生を余す事無く、最後まで自分の音楽活動に使った究極のエンターテナー。エンターテイメントに、命を捧げたのでしょうね。それと同じ時期に、日本では真逆な感じもありますね。自分の人生をエンターテイメントに捧げるどころか、小我で、自分の軸がぶれてしまっている。怖いのは何かというと、自分が見えなくなる事。例えばデヴィット・ボウイとの違いは、自分が見えている人と、見えていない人との対比。コントラスト。某スターグループにしても、理性的に自分の足元を常に見ていないと。芸能界であろうが一般社会であろうが、同じだと思うのです。会社という組織の中で、みなさんも、どう上司に向かって言うのか、部下や同僚、組織に対してもどうしていくのか。これもすごく学びが満載だなと思うのです」という江原さん。
今日は、今年最初の『感動した言葉』特集をお送りしました。
今夜お届けしたナンバー
◇Absolute Beginners / デヴィット・ボウイ
◇富良野塾起草文 / 江原啓之
倉本聰先生が作・演出を手掛けた公演『屋根』が、7年ぶりに再演中です。
番組宛に、倉本聰先生からメッセージをいただきました。
倉本聰先生
「今回の作品もどこかに霊魂が、特に戦争中の霊魂がいっぱい宿っているような気が、僕はしています。この作品を、富良野の原野の廃屋を歩き回って、その廃屋の中に座り込んでそこから発想したんです。廃屋の中というのは、離農したり、自殺をしてしまった農業の棄民というような人たちの生活が山ほどある。そういう人たちを鎮魂するという意味が、僕の中で非常にありました。昭和初期から今までを生きてきた者として、今の人間に対して、言っておきたい事を『屋根』に代弁させて、聞いてもらおうと思った。そういう視線で、江原さんに感想をお聞きしたいです。ぜひ、観に来て下さい」
江原さん
「有難いお言葉ですね。鎮魂の意味も込めていられるのですね。私が今、パンフレットをふと開いて気になった所がある。
『お前、人間を殺してそいつを喰うか』
『―――!』
『わしゃケモノを殺す。
ハラがへるから喰う為にケモノを殺すんじゃ。
したっけ、喰う分だけの命しかうばわん』
『―――』
『戦争は、喰わんのに人の命をうばう。
だからわしゃきらいじゃ』
仰る通りですよね。必要以上の物を殺したりするのは、人間だけ。また、倉本先生を通して伝えたい、そういう魂がいっぱいいて、ブレないアンテナだから、先生の所に頼ってくるといえるのでしょうね。私も『屋根』絶対に伺います」
『屋根』あらすじ
大正十二年、北海道富良野の小さな開拓小屋で結ばれた夫婦、根来(ねごろ)公平・しの。二人の間には九人の子どもが誕生し、一家は公平が建てた小さな柾ぶきの屋根の下で貧しいながらも歌声の絶えない幸せな暮らしを営んでいた。
昭和十八年、太平洋戦争の荒波は山奥の彼等の家にも押し寄せる。長男一平、次男次郎の出兵に続き、翌年には三男三平にも徴兵命令が下る。「戦争はいやだ。オラ、逃げる」と言い出す三平を説き伏せる公平。しかしその直後、三平は屋根の上で服毒自殺を遂げる。
昭和二十年、戦争は終結する。
時は流れ、世の中は貧しい節約の時代から豊かな消費の時代へと移り変わる。
ようやく手に入れた「豊か」と言われる時代の中で一家に暗い影が忍び寄る。そんな時、しのは屋根の上で、死んでしまったはずの三平の姿を見る。
富良野GROUP『屋根』公演情報はこちらから
※東京公演は、完売となりました。
●あなたが感動した言葉―――
ご主人『はい、では改めて、明けましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願いいたします』
奥様『はい、本年も宜しくお願いします』と言い、お互いに相手に深々と頭を下げて挨拶。
(にゃんころ餅さんがお互いに敬意を持ち、よい年の重ね方だと思った、京都のホテルの食事会場で出会った老夫婦の会話)
● 1月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――
1月生まれのみなさんは、社会の規律を正す人。
礼節をわきまえ、正しき道に導いてください。
※たくさんのメールいただきました!すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。
●2月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
2月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。
◇ Dr.Recella城嶋さんへのお便り募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。
◇ リスナーのみなさんの生の声が聴きたい!『突電コーナー』ご好評いただいておりますが、こちらからかける場合は“非通知”となりますので、あらかじめ“非通知解除”をお願いします。
●江原啓之 今夜の格言
「言霊は、人生を照らす力です」
「人生は、大切なことに気付く連続です」
番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ あなたが感動した言葉
◇ いま江原さんに聞きたいこと
◇ ネガティブなお便り
◇ 突然の電話コーナー
◇ 厄払いのコーナー
◇ エンジェルさんのコーナー
◇ 2月お誕生日の方
◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
メッセージの応募はこちらから
「年が明けたと思ったら、もう1月も終わり。この1カ月の間に、様々な事がありましたね。芸能界では、不倫問題や某スターグループの解散騒動があったり、国外の事ではデヴィット・ボウイやグレン・フライ(イーグルス)も亡くなりました。総じて言えるのは、すべては学び。デヴィット・ボウイは、癌を告知されても、自分の人生を余す事無く、最後まで自分の音楽活動に使った究極のエンターテナー。エンターテイメントに、命を捧げたのでしょうね。それと同じ時期に、日本では真逆な感じもありますね。自分の人生をエンターテイメントに捧げるどころか、小我で、自分の軸がぶれてしまっている。怖いのは何かというと、自分が見えなくなる事。例えばデヴィット・ボウイとの違いは、自分が見えている人と、見えていない人との対比。コントラスト。某スターグループにしても、理性的に自分の足元を常に見ていないと。芸能界であろうが一般社会であろうが、同じだと思うのです。会社という組織の中で、みなさんも、どう上司に向かって言うのか、部下や同僚、組織に対してもどうしていくのか。これもすごく学びが満載だなと思うのです」という江原さん。
今日は、今年最初の『感動した言葉』特集をお送りしました。
今夜お届けしたナンバー
◇Absolute Beginners / デヴィット・ボウイ
◇富良野塾起草文 / 江原啓之
倉本聰先生が作・演出を手掛けた公演『屋根』が、7年ぶりに再演中です。
番組宛に、倉本聰先生からメッセージをいただきました。
倉本聰先生
「今回の作品もどこかに霊魂が、特に戦争中の霊魂がいっぱい宿っているような気が、僕はしています。この作品を、富良野の原野の廃屋を歩き回って、その廃屋の中に座り込んでそこから発想したんです。廃屋の中というのは、離農したり、自殺をしてしまった農業の棄民というような人たちの生活が山ほどある。そういう人たちを鎮魂するという意味が、僕の中で非常にありました。昭和初期から今までを生きてきた者として、今の人間に対して、言っておきたい事を『屋根』に代弁させて、聞いてもらおうと思った。そういう視線で、江原さんに感想をお聞きしたいです。ぜひ、観に来て下さい」
江原さん
「有難いお言葉ですね。鎮魂の意味も込めていられるのですね。私が今、パンフレットをふと開いて気になった所がある。
『お前、人間を殺してそいつを喰うか』
『―――!』
『わしゃケモノを殺す。
ハラがへるから喰う為にケモノを殺すんじゃ。
したっけ、喰う分だけの命しかうばわん』
『―――』
『戦争は、喰わんのに人の命をうばう。
だからわしゃきらいじゃ』
仰る通りですよね。必要以上の物を殺したりするのは、人間だけ。また、倉本先生を通して伝えたい、そういう魂がいっぱいいて、ブレないアンテナだから、先生の所に頼ってくるといえるのでしょうね。私も『屋根』絶対に伺います」
『屋根』あらすじ
大正十二年、北海道富良野の小さな開拓小屋で結ばれた夫婦、根来(ねごろ)公平・しの。二人の間には九人の子どもが誕生し、一家は公平が建てた小さな柾ぶきの屋根の下で貧しいながらも歌声の絶えない幸せな暮らしを営んでいた。
昭和十八年、太平洋戦争の荒波は山奥の彼等の家にも押し寄せる。長男一平、次男次郎の出兵に続き、翌年には三男三平にも徴兵命令が下る。「戦争はいやだ。オラ、逃げる」と言い出す三平を説き伏せる公平。しかしその直後、三平は屋根の上で服毒自殺を遂げる。
昭和二十年、戦争は終結する。
時は流れ、世の中は貧しい節約の時代から豊かな消費の時代へと移り変わる。
ようやく手に入れた「豊か」と言われる時代の中で一家に暗い影が忍び寄る。そんな時、しのは屋根の上で、死んでしまったはずの三平の姿を見る。
富良野GROUP『屋根』公演情報はこちらから
※東京公演は、完売となりました。
●あなたが感動した言葉―――
ご主人『はい、では改めて、明けましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願いいたします』
奥様『はい、本年も宜しくお願いします』と言い、お互いに相手に深々と頭を下げて挨拶。
(にゃんころ餅さんがお互いに敬意を持ち、よい年の重ね方だと思った、京都のホテルの食事会場で出会った老夫婦の会話)
● 1月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――
1月生まれのみなさんは、社会の規律を正す人。
礼節をわきまえ、正しき道に導いてください。
※たくさんのメールいただきました!すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。
●2月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
2月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。
◇ Dr.Recella城嶋さんへのお便り募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。
◇ リスナーのみなさんの生の声が聴きたい!『突電コーナー』ご好評いただいておりますが、こちらからかける場合は“非通知”となりますので、あらかじめ“非通知解除”をお願いします。
●江原啓之 今夜の格言
「言霊は、人生を照らす力です」
「人生は、大切なことに気付く連続です」
番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ あなたが感動した言葉
◇ いま江原さんに聞きたいこと
◇ ネガティブなお便り
◇ 突然の電話コーナー
◇ 厄払いのコーナー
◇ エンジェルさんのコーナー
◇ 2月お誕生日の方
◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
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