2012/8/26
8月もいよいよ終わりに近づいてきました。
夏の疲れは出ていませんか。
あっという間に夏が過ぎ、秋が来ると“年末”ということになりますね。
年末に、東日本大震災復興支援チャリティー公演を予定している江原さんから、公演についての話をお伺いしました。

「今年の11月と12月に“今”という時だからこそ企画した公演があります。東日本大震災復興支援チャリティーである“おと語り”“うた語り”のコンサートです。
以前の放送でも申し上げていたのですが、震災直後は多くのアーティストの方が東日本に行かれていましたが、私はあえて今は行きませんと言っていました。
なぜかというと、その時にみんなが行っても仕方がない。それよりも大事なのは少し時間が経った後。例えが悪くて恐縮ですが、大事な人を亡くしお通夜や葬式などがあって、その時はたくさんの人が来てくれるが、その後に一番淋しさが募るもの。その時こそが大切だと言っていたことの実践なんです。

今こそ行くべき時だということで、11月14日を皮切りに、札幌コンサートホールKitara小ホールで“おと語り”“うた語り”の両方の公演を行います。
札幌はスペシャルで、昼公演は“うた語り”夜公演は“おと語り”の公演を行います。
それから、旭川、埼玉の公演を経て、12月6日福島市音楽堂大ホール、12月7日東北大学百周年記念会館川内萩ホール、12月16日盛岡市民文化ホール、続いて秋田、東京と公演が続きます。特に仙台、福島、岩手では伝えたいメッセージが色々あります。

詳しい日程は私のHPをご覧くださったら有難く思います。
ない地域は仕方がなく普通のホールですが、基本的に音楽ホールを使っているので、アットホームで集中できるような会場を選んでいます。
地域の方ももちろんの事、特に福島、仙台、盛岡には、他の地域の方たちにもいっぱい来ていただきたい。なぜかというと、それも貢献なんです。遠くからみなさんが旅行に来てくだされば、宿泊もある、御飯も食べてくださる、お土産も買ってくださる。そういうことによって、地元地域に貢献ができるわけです。他の地域の方も、そういう想いで来ていただきたいと思います」

と江原さんは語ってくれました。




今夜お届けしたナンバー
◇アヴェ・マリア / 江原啓之
◇いのちのルネッサンス / 江原啓之

来年に向けて、チャリティアルバム第三弾を予定しています。
この番組で初めて、第三弾の構想を江原さんが明かしてくれました!
「チャリティアルバム第三弾のテーマは“ひと語り”です。
“おと語り”“うた語り”と続いて“ひと語り”。
様々な方が語った深い言葉を元に、“ことたま”“おとたま”を紡いでいきたいと思っています。この番組でみなさんからいただいたお便りからもピックアップさせていただきます。もちろんその場合には、ちゃんとCDにクレジットを入れさせていただきます!番組で作るというのは素敵なことではないですか!」



●あなたが感動した言葉―――
美しい唇であるためには 美しい言葉を使いなさい byオードリー・ヘップバーン
番組ではみなさんが感銘を受けた言葉を紹介していきます。

「とりとめのないことを書きますが、自分で咀嚼してください。
 命が一番、元気が一番です。
 心の元気が健康のもと。心をやわらかく。苦しさを嬉しさに変える。
 何があっても絶対に解決の方法はあります。
 いいこと悪いこと、喜び悲しみは表裏一体です。
 いまの状況を抜けるときは、人生が飛躍するときです。
 強さとは無心に尽きます。心がない、無心に尽きます。
 一流選手の条件は、長く続けることです。
 上から目線は、頭しか見えません。周りが見えません。
 自分が偉いとか上手だとか思ったとき、人生の誤りが始まります。
 しんどいときは先のことを考えない。
 いまを最小限のエネルギーで、なんとかすること。
 人にわかってもらいたいとか、変わってもらいたいと思っているあいだは、
 しんどさは続きます。相手が悪いのではありません。
 落ち込むと後悔の念が先に立ち、失敗ばかりに目がいきます。
 抜け出すにはきっかけを掴むこと。
 自分の気持ちを変えるのではなく、きっかけを持って変わるものです。
 そのきっかけは、友人、先輩、子供、本や映画、何でもいいです。
 悶々としているときは、思考回路が空回りします。
 肩の力を抜いて、心に響く言葉に出逢うことです。
 笑いは天の花。
 いっぱい笑ってください。
 嫉妬されるのは、その人自身がすぐれているから。
 相手はそれが羨ましいのです。
 神経質にならず、好奇心を持って鈍感になってみてはどうですか。
 公私ともに中傷もありますが、すべてをバネにしてください。
 嫉妬・悪口を言ってくれた人に感謝して大きくなることです」

(AKIRAさんが今の自分に必要な言葉だと思った、サッカー日本代表・長友選手に宛てたおばあさまの手紙)


●8月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――

太陽は愛。太陽は包容力。太陽は陽気さ。太陽は育む力。
8月生まれのみなさんは、その力を十分に発揮なさってください。

たくさんのメールいただきました!
すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。

◇“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
お誕生日の方に“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。

9月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
9月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなどひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

「江原啓之 あの世の話」11月9日開催!
TOKYO FM主催「あの世の話 〜運命を変える篇〜」
9月8日からチケット発売開始します!
詳しくはこちらから


●江原啓之 今夜の格言

「言葉にはたましいが宿ります。その力で“いのちの息吹”は増すのです」
  
「言葉は人の心を生かすことも殺めることもできます。心を生かす言葉を使ってください」
  
番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ あなたが感動した言葉
◇ いま江原さんに聞きたいこと
◇ しょく語り
◇ 9月お誕生日の方
◇ よくよく聴くと深い歌

メッセージの応募はこちらから
2012/8/19
暑い日が続いていますが、夏バテなどしていませんか。

江原さんにとって8月は重要な月だといいます。
「なぜかというと、8月は私にとって車でいうと車検の時期。ダイエットや人間ドックも含め、体のメンテナンスの時期なんです。秋からすっきりと美しい私をみなさんの前にお披露目したいと思っているわけです。ダイエットをしていますが、みなさまからのお便りで食べた気になろうかと思います」
と言う江原さん。

今日は、“夏バテ防止”しょく語りのコーナー特集をお送りしました




今夜お届けしたナンバー
◇今夜はEat it / アル・ヤンコビック
◇ヨーデル食べ放題 / 桂雀三郎 with まんぷくブラザーズ


●しょく語りのコーナー ―――

「夏場になると、近くの八百屋さんで買った香りのいいトマトを冷やして頬張っていた子ども時代を思い出します。最近は、旬の野菜の濃厚な味と香りが昔と変わったような気がするのは私だけでしょうか。形の整った天候に左右されない野菜の安定供給も企業努力のおかげだと思いますが、個人的には曲がった胡瓜もお味噌煮付けて戴くのが個人的には好きなので少し淋しさを感じます」
というメールを、アメジストさんからいただきました。
江原さん
「おっしゃる通りです。形のいい野菜ばかりがそろっているというのも、よくよく考えると少し不気味ですよね。虫が喰うのも、栄養があるから虫が喰うんですよね。虫も喰わないような野菜だと困ってしまいますよね」

「私の子どもの頃は、母の手伝いで茄子にミョウバンと塩をすり込んで、美しい紺色の茄子の漬物を作っていました。母が子供の頃病気で寝ていると祖母がわざわざ母の枕元で“熱いご飯”に“冷たい井戸水”をかけて“茄子の漬物をまるごと”かぶりついて、音を立てて食べているのを見て、食欲がわいてご飯を食べられるようになったと言っていました。“親の言葉と茄子の花は、千に一つの無駄もない”ということわざのように、意外と奥が深い食べ物だと思います」
というメールを、青い鳥さんからいただきました。
江原さん
「今は季節感がなくなったけれど、季節の物というのは、その季節に合った食べ物なんですね。茄子も体を冷やしてくれ、それでいてポリフェノールがたくさん。トマトや胡瓜もとても優れている食材。夏はスタミナ食というが、かえって体が疲れてしまう。ですからあっさりした物がとてもよろしいかと思います」

「今年初めて、ゴーヤの栽培に挑戦しました。しかし虫が大量発生し、殺虫剤を大量散布しました。なぜ害虫が発生したのか調べてみると、肥料のやり過ぎで栄養過多になった土を自然の状態に戻すためだということを知りました。人間が招いた不自然さを、自然の摂理に沿った状態に戻そうと生命は常に動いているのですね。自分の利己的さを痛感した出来事でした」
というメールを、ふわりんこさんからいただきました。
江原さん
「なるほど!勉強になりました。そういうことなんですね」

「最近、お菓子を兄弟みんなで分けて食べていた子どもの頃を思い出し、あのころは良かったなぁと思うんです。全員そろっていなくても、その場にいない人の分もちゃんととっておいたし、本当はもっと食べたいのに“おなかいっぱい”と言って親や弟にあげて我慢していたものです。そうやって家族の絆を作ってきたように思います。しかし、姪っ子や甥っ子たちをみているとだいたい人数分ある。食べ物や物を粗末にしているのを見かけたりすると、豊かになり “物”の有難味がわからなくなってしまうのかなと思います。大人にもいえることですが、原点に戻って軌道修正が必要なのではないでしょうか」
というメールを、じんせいいちどさんからいただきました。
江原さん
「映画“寅さん”の話で、面白い話がある。“寅さん”の同じ映画を見ても、下町とそうでないところでは、笑う場所が違うんだとか。話の中で、おばちゃんたちが、その場にいない寅さんの分を入れずにメロンを切っていたところ、寅さんが帰ってきて “俺の分がないのか”という場面で、下町以外の地域の人は笑う。下町の人は“ひどいおばちゃん!ありえない!”と、誰もその場面で笑わない。“絆”や“いない人の分も”という気持ち。ちゃんと常に考えてあげているんですよね」

「今年初めて梅干しを作りました。手作りは、手間はかかりますが、自然の有難さや、感動をいただけると思いました」
というメールを、うめこさんからいただきました。
江原さん
「梅干し美味しいですよね。私が夏にオススメする食べ物を紹介します。トマト、茄子、アスパラガスなど色んな物を湯がいて(栄養が逃げないのでチンでもいいです)、それにペースト状のバジルを和えます。そこにオリーブオイルをプラス。塩コショウで味を調えて、冷やします。それを暖かいご飯にかけて食べる。さっぱりして美味しいんです!みなさんぜひ!私のレシピです。また、そこに青汁の粉を加えても栄養満点でいいですよ」

「以前の放送で、お子様が給食の時間を楽しんでおられるとのお便りがあり、とても微笑ましく羨ましいなと思いました。食が細かった小学校低学年時代、私にとって給食の時間は地獄でした。担任の教師が絶対に食べ残しをさせない主義で、食べきれない生徒は休み時間に無理やりにでも食べることを強要されました。一度だけどうしても食べきることが出来なかったとき、学級会で犯罪者のように吊し上げられ、そのときの惨めな気持ちは20年ほど経過した今でも忘れることができません。好き嫌いをなくしたいという教育の一環だったかもしれませんが、叱ったり食べることを強要して恐怖心を与えたりせず、次はどうやったら食べきれるかを話し合ったり、食べられることへの感謝がわくような教育をしていただきたいと思います」
というメールを、平川地いっちょめいっちょめさんからいただきました。
江原さん
「最近はアレルギーの問題もあるのでそんなに強く言われませんが、私は、体格の差があるので、自分が食べられる量をとるというやり方をしたらいいと思う。私は逆の想い出があるんです。それは、早く食べ終わった人がおかわりをできるというルールがあり、給食が足りなくて、勢いよく食べ、おかわりを求めて行ったら、“味あわないで食べた”と深く罵られた。でも、そうしなかったらおかわりをいただけなかった。体格に合わせて分量を考えていただきたい。おかわりをしたいのにグッと堪えなければいけないというトラウマが、それからあるんです」

「最近、息子が通っている中学校から節電計画のお知らせが届きました。内容は節電にあたり、8月に4回お弁当給食になるというお知らせでした。最初は面倒くさいと思っていましたが、江原さんの教訓のお陰で、お母さんの作ったお弁当の方が、子どもたちにとって良いことだと思えることができました。いつもじゃんけんに負けて給食のおかわりができない息子に、愛を込めた大盛りのお弁当を作ってあげたいと思います」
というメールを、やすぴーさんからいただきました。
江原さん
「おと語りのリスナーさんは、深く聴いてくださっていて嬉しいですね。こんなに優良な番組がありましょうか(笑)」


◇しょく語りのコーナー
“食”に対しての疑問、質問、気付いたこと、感じたこと、ご意見、レシピにいたるまで、どんどん送ってください。みなさまからのメールをお待ちしております!


◇「いま江原にききたいこと」を募集しています。
最近悩んでいること、迷っていて相談したいこと。また、江原さんについての質問などなんでも結構です。どんどん江原さんに聞いてしまいましょう!


◇8月・9月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
8月・9月お誕生日の方、番組に対してや自分のお誕生に関するエピソードなど、ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。


●江原啓之 今夜の格言

「夏バテなどとネガティブにならずに“夏だからこそ”という利点を大切にしましょう」
  
「季節の食べ物は自然界からの愛の贈り物です」  


番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ あなたが感動した言葉
◇ いま江原さんに聞きたいこと
◇ しょく語り
◇ 8月・9月お誕生日の方
◇ よくよく聴くと深い歌

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2012/8/12
連日のオリンピック観戦で寝不足の人も多いと思いますが、いよいよ閉会式も近づいてきましたね。
今日はオリンピックについて、江原さんにお話しをお伺いしました。

「今までオリンピックにあまり興味がなかったのですが、今年ははまって観ています。
なぜ今まで興味がなかったかというと、その理由は勝ち負けがあまり好きではないから。しかし、視点を変えてみるとなかなか面白い。

たとえば、なでしこジャパンの澤選手はすごい。そして立派。勝ち負けではない。
“気は遣うものではありません。利かすものです”と私はよく言っているが、澤選手は“自分が今どこにいて、何をすることが大事なのか”ということを常に見ている。勝ち負けよりも、そちらの方に感動している。オリンピックだけではない。これは人生全てに通じること。今の時代“自分が今どこにいて、何をすることが大事なのか”わからない人が多い。そういうことを、オリンピックを見て学んで欲しいと思う。

また、人間的な深み、人間力の視点で見ると、水泳の松田選手。ビニールハウスの25mしかないプールで、スポンサーもつかず、頑張ってきた。マスコミにもあまり今まで出てこなかった、目立たず一生懸命頑張ってきた人が勝つ。勝ち負けではないが、活躍している。
北島選手は残念だったが、私の視点で、正しいかどうかはわかりませんが、オペラの世界でもそうだが、急上昇して目立って良かった人が維持しようとするがためか、テクニックに走ったり、色んな先生についたりして返ってダメになってしまう人もいる。今までのやり方を貫いていたら結果がもしかしたら違っていたかもしれない。“愚直”という言葉があり“愚か”と書くが、それくらいひとつの事でその道を信じたら貫き通すということも大切。人間というのはどうしても知恵で動こうとしてしまう。そこが問題だと思う。しかし、北島選手も立石選手のメダルに対し「獲ってくれて良かった」と言ってくれたことで、救われましたね。

また、日本の柔道にしても体操にしてもなんでもそうですが、ひとつだけどうかな、と思うことがある。それは、アスリートとしての気合いや、才能が溢れているからこその発想かもしれないが、金でなければ意味がないなどの言葉。それを言ったらおしまいよ。という感じがする。

そしてまた、勘違いされると嫌なんですが、せっかく金メダルを獲った時くらい“君が代”を口ずさみなさいと思う。みんな西洋チックになってしまって。サッカーでは歌うけれど、なぜ胸に手を当てるんだろうか。また、ゴールした時になぜ天を指すんだろう。私は日本のチームだったならば、シュートが決まったら柏手を打つとか、新たなポーズを作るべきだと思う。なぜ真似をするんだろう。文化を大事にしよう。そういうのがあってもいいと思うんですよね」

と、江原さんは語ってくれました。




今夜お届けしたナンバー
◇Hey Jude / ザ・ビートルズ
◇We are the champion / クィーン


●あなたが感動した言葉―――
美しい唇であるためには 美しい言葉を使いなさい byオードリー・ヘップバーン
番組ではみなさんが感銘を受けた言葉を紹介してきましたが、
今日は、アスリートの名言特集をお送りします。

「暑さ・寒さ・風にしても誰にも吹くものだ。強い者は強い。だから運も不運もない」
アベベ(マラソン・オリンピック連続金メダリスト)

「自分がベストを尽くしたと思えれば何もいらない。
 レースで1位になろうと2位・3位だろうと私には関係がない。
 大事なのは、自分ができる限りのベストを尽くしたかどうか。
 ベストを尽くせば、成績は自然についてくる」

 イアン・ソープ(水泳・オリンピック金メダリスト)

「人以上やって人並、人の倍以上やって努力と言えます。
 もう走れないほどの練習をしても、一晩寝ると不思議と走れてしまうのです」

 高橋尚子(マラソン・オリンピック金メダリスト)

「どんなことでも継続していれば力になります。
 だから、金メダルはとても重いんです。
 走った距離は自分を裏切らない」

 野口みずき(マラソン・オリンピック金メダリスト)

「頑張らなくていいという言葉があるけれど、それは頑張った人に言う言葉だ」
 有森裕子(マラソン・オリンピック銀メダリスト)

「行く言葉が美しければ返る言葉も美しい。
 人生はキャッチボールのようなもの。
 いい球投げればいい球返る。
 優しさ投げれば優しさ返る。
 思いやり投げれば絶好球が返るのです」

 野村克也(野球・元楽天イーグルス監督)


◇「いま江原にききたいこと」を募集しています。
最近悩んでいること、迷っていて相談したいこと。また、江原さんについての質問などなんでも結構です。どんどん江原さんに聞いてしまいましょう!


◇しょく語りのコーナー
“食”に対しての疑問、質問、気付いたこと、感じたこと、ご意見、レシピにいたるまで、どんどん送ってください。みなさまからのメールをお待ちしております!


◇8月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
8月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど、
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。


●江原啓之 今夜の格言

「オリンピックも人生も、すべては人間力なのです」
  
「勢いだけではうまくいきません。基本がすべてなのです」
  

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています。
◇ あなたが感動した言葉
◇ いま江原さんに聞きたいこと
◇ しょく語り
◇ 8月お誕生日の方
◇ よくよく聴くと深い歌

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2012/8/5
明日、8月6日は絶対に忘れてはいけない日。広島に原爆が投下された日です。
今日は、『平和への祈り』を込めて、反戦歌をお届けしました。
「音楽の力ってすごいですね。直接的に言葉で言うと角が立ったり、様々な思惑が入ってしまったりしますが、音楽はみんなに考える時間を与えてくれます。今夜は考える時間にしたいなと思います。今日お届けする曲は、若い人にはあまり馴染みがなく、ある程度の年代の方たちは懐かしいと思われたりするかもしれませんが、その双方で共有できたらうれしいです」と江原さんは語ってくれました。



今夜お届けしたナンバー
◇平和を我等に / ジョン・レノン
◇フランシーヌの場合 / 新谷のり子
◇イムジン河 / ザ・フォーク・クルセダーズ
◇Where Have All the flowers Gone?(花はどこへ行った)/ ピーター・ポール&マリー
◇さとうきび畑 / 森山良子


『フランシーヌの場合』
この曲は、あまりにフランシーヌの場合は、あまりにおばかさんという歌詞で有名になりました。しかし実は反戦歌で、実際にあったフランシーヌの話。1969年3月30日(日)、パリの朝に燃えた命。ベトナム戦争に抗議してパリで焼身自殺をしたフランシーヌ・ルコントを歌った反戦歌です。

江原さん
「いつの戦争も、結局は誰かの利得のために行われていることが多いなと思う。戦争金持ちや武器商人などと色んなことをいうが、一般の市民はみんな利用されているような気がしないでもありません」

『イムジン河』
発売当時放送禁止となった南北朝鮮戦争を歌った反戦歌で、誰が祖国を分断したのかを鳥に問いかけている歌です。

江原さん
「民族を分かつという戦争って悲惨ですよね。実は、この日本でもそういう危機が歴史の中であったという話も聞く。同じ民族でありながら引き裂かれる。南北で身内がいたりする。これってどういう感覚なんだろう。戦争って何一ついいものは生みませんよね。マイナスしかないことをわかりながら、なぜ私たちは繰り返すのでしょうか」

『Where Have All the flowers Gone?(花はどこへ行った)』
反戦歌を代表される曲だといわれていて、この曲は各国で様々な言語になって歌われています。

江原さん
「不思議なのは反戦歌ってなぜ明るいんでしょう。暗い反戦歌もあると思うけれど、どちらかというと、この曲って反戦歌だったの?というような、心地よく爽やかに聴いてしまったりすることが多く、この曲はその代表でもあるような曲。しかし、心地よく爽やかだから歌われ続け、語り継がれたというところもあるのではないかと思う」

『さとうきび畑』
少女は沖縄で死んだ父の顔を知らない、父はなぜ戦争で死ななければならなかったのか、さとうきび畑を通り抜ける風の音を聞きながら静かに悲しみを訴えているという歌。

江原さん
「私もリサイタルなどで歌ったことがあったり、森山良子さんと一緒に歌ったこともある歌。この歌は大上段から反戦を訴える歌ではない。間接的に少女の悲しみの中で反戦を訴えている歌です」

今日は反戦歌特集をお送りしました。
「重たい気持ちになった人もいるかもしれませんが、日本は被爆国であり、原爆では非常に辛い思いをした。しかし、私はこれから先戦争よりも、戦争になる前に、私たちが自滅する方も怖いと思う。『予言』という書籍の中でもどこが“陸だか河だかわからなくなる”という言葉もあるが、まさに夏までの間に報道でどこが陸だか河だかわからない映像をたくさん見ました。何が善なのか悪なのか。原発の問題も含め、エネルギー問題。推進するのが善なのか悪なのか。経済の発展をのぞむのが善なのか悪なのか。何が正しいのかわからない。しっかりと考えていかなければならない。ただひとつ言えるのは、自滅の道だけは避けたい。原発は原爆よりも放射能量も多いわけです。原爆と原発は同じでもなく、まったく異なるもの。しかし、ある意味ではたくさんの方が亡くなったのは原爆であるけれど、それ以上の威力があるのが原発です。本当に私たちは、これからは“知性”が大切なのではないでしょうか」

8月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
8月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなどひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。


●江原啓之 今夜の格言

「平和は自身の周りから始まります」
  
「毎日を微笑みで暮らすこと。そこから愛が始まります」


●番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています。
◇ あなたが感動した言葉
◇ いま江原さんに聞きたいこと
◇ しょく語り
◇ 8月お誕生日の方
◇ よくよく聴くと深い歌
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