2022.7.16
◆“アフロ”がトレードマークのプロレスラー
丸山:まずは簡単にプロフィールの紹介をさせていただけたらと。モハメド ヨネさん、またの名は“ミスターアフロ”ということで、(髪型が)すごいですよね!
ヨネ:今日はあんまりセットしていないんですよ。
丸山:えっ!? ちょっとこれは、みなさんに見せてあげたい。なかなかこんなにきれいなアフロヘアーは見たことないなって。
ヨネ:試合のときは、ちゃんとセットしています。
丸山:えっ!? そうなんですか?
ヨネ:そうなんですよ。アフロコームというアフロ専用のクシがあるので、それでセットすると、あと10cmぐらい大きくなりますね。
丸山:ちなみに、髪のメンテナンスは月に1回は絶対ですか?
ヨネ:2ヵ月に1回ぐらいですね。
丸山:それでもつんだ……。
ヨネ:もちますね。いつもドライヤーだけなので、けっこう簡単ですよ。
丸山:アフロ歴は何年ぐらい?
ヨネ:アフロ歴は20年ぐらいですかね。
丸山:よくその毛量を保っていますね……すごいですよ。普通はアフロがダメになっちゃう人が多いじゃない?
ヨネ:美容師さんからは「一生大丈夫です」って言われていて。
丸山:えっ!? そんなヨネさんは、1995年にプロレスデビュー。その後、三沢光晴さんが立ち上げたプロレスリング・ノアに入団し、GHCタッグ王者、GHC無差別級王者に輝きました。身長185㎝、体重110kgで、得意技はキン肉バスターと。なぜ「キン肉マン」(ゆでたまごさんによる人気マンガ)の主人公の必殺技、キン肉バスターを使おうとしたんですか?
ヨネ:やっぱり選手って必殺技がほしいんですよね。作者のゆでたまごさんとお会いする機会があって、「(キン肉バスターを)使わせていただいています」と報告をしたら、「はい、知っていますよ」と言っていただいたので、その瞬間に勝手に“公認だ”と思いまして(笑)。それからは「公認です」って言いふらして。
丸山:ちゃんと見てくれているんだね。
ヨネ:ありがたいですよね。“この人はこれだ!”という必殺技がほしくて。
丸山:昔からキャッチーな技がありますよね。
ヨネ:まずはその模索で、アフロもそうだったんですよ。ヨネといえば、「あのアフロのレスラーね」というところから入って、もう20年になりましたけど。
丸山:モハメドという名前はどこからきたの?
ヨネ:モハメドは、アントニオ猪木さんと異種格闘技戦で戦った(プロボクサーの)モハメド・アリから。“蝶のように舞い、蜂のように刺す”というボクシングスタイルと、試合前のビッグマウスが有名で。
丸山:モハメド・アリはすごかったですよね。
ヨネ:結局、それって自分が一生懸命にやらないと自分に返ってきちゃうので。
丸山:じゃあ、リングに立ったときはいつもビッグマウスなんですか?
ヨネ:そんなでもないです(苦笑)。
丸山:ハハハハハ! 違うんかい(笑)!
ヨネ:けっこう謙虚です(笑)。
丸山:それで、リングネームはモハメド ヨネと。
◆高校を卒業して、プロレスの世界へ…
丸山:デビューして27年ということは、10代から?
ヨネ:はい。高校を卒業してプロレスの門を叩きまして。
丸山:その体格だったら各界にも行けたんじゃないかっていうぐらいですけど。
ヨネ:“プロレスラーになろう”と思ったときは、体重が60kgしかなかったんですよ。
丸山:えっ!?
ヨネ:当時はガリガリで。
丸山:筋肉はバキバキだったの?
ヨネ:いや、まったく運動経験がなくて。
丸山:おいおいおい……穏やかじゃないね、それは(苦笑)。
ヨネ:まわりからは「なんでプロレスラーに!?」って言われました。ヒョロヒョロでモデル体型だったんですど、顔はモデルっぽくなかったので“どうしようかな”って(苦笑)。
丸山:子どもの頃からプロレスに憧れていたの?
ヨネ:そうですね。プロレスが好きで、観ていましたね。兄の影響もあったんですけど、まさか自分がやるとは思わなかったです。
丸山:そりゃあ、そうですよね。モデル体型ですもんね(笑)。
ヨネ:それまで何も頑張ったことがなかったので、何か1回頑張ってみたいなと思って。
丸山:「なんだお前、何もできねぇじゃね~か」って先輩から怒られなかったですか?
ヨネ:何もできないのは怒られましたけど、逆に真っ白だったので「教え甲斐があるし、教えやすい」と。
丸山:スポンジのように吸収してね。ゴルフもそうだけど、変に悪いクセがついてから教えるのって難しいんですよ。まったく知らないほうがいいのかもしれない。
ヨネ:なるほど。
丸山:それでプロレスの世界に行こうというのはすごいよね。僕が子どもの頃だと、アントニオ猪木さんとかすごかったけど、プロレスですごい大金持ちになったとかなかなかないじゃないですか。
ヨネ:そうですね。僕は小さい頃、「プロレススーパースター列伝」というマンガを読んでいて、そこでのレスラーはものすごいんですよ。
丸山:そうなんだ!?
ヨネ:外車に乗って、毎日ステーキ食って……みたいなイメージでしたね(笑)。“体ひとつで稼いでやる”って。
丸山:高校からプロレス団体に入ってきて、60kgをどうやって増やしていったの?
ヨネ:とにかく食うしかなかったですね。毎食、下を向かなくても前を向いただけで、お腹が出ちゃうぐらい食いましたね。
丸山:それでトレーニングして。
ヨネ:はい。若いから代謝もいいし、先輩のお給仕もたくさんあるので、全然太らなくて。
丸山:なるほどね。
ヨネ:後輩がひとり増えて5kg増える、みたいな。それでちょっとずつ。やることが減ると、体重が増えるという。
丸山:若い衆が増えてくると、少し楽になると(笑)。そのアフロだと(街中を)歩いていたら誰にでも気づかれちゃうでしょ?
ヨネ:変装しようにもかぶる帽子がないので(苦笑)。
丸山:アフロをしまいこむ帽子がない(笑)。それも困りますね。マスクしていても、髪型でバレちゃうし。
ヨネ:そうなんですよ(苦笑)。
次回7月16日(土)の放送も、引き続きヨネさんをゲストに迎えてお届けします。どうぞお楽しみに!
「AuDee(オーディー)」では、時間の都合上カットしたトーク部分も盛り込んだ「ディレクターズカット版」がアップされています。音声は「AuDee(オーディー)」アプリで聴くことができますので、ぜひそちらもチェックしてください。
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聴取期限 2022年7月17日(日) AM 4:59 まで
スマートフォンは「radiko」アプリ(無料)が必要です。⇒詳しくはコチラ
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<番組概要>
番組名:NECネッツエスアイ presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/
プロレスで「キン肉バスター」を使い始めた理由とは? モハメド ヨネ「『この人はこれだ!』という必殺技がほしくて」
プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「NECネッツエスアイ presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」。7月9日(土)の放送は、プロレスラーのモハメド ヨネさんをゲストに迎え、お届けしました。
◆“アフロ”がトレードマークのプロレスラー
丸山:まずは簡単にプロフィールの紹介をさせていただけたらと。モハメド ヨネさん、またの名は“ミスターアフロ”ということで、(髪型が)すごいですよね!
ヨネ:今日はあんまりセットしていないんですよ。
丸山:えっ!? ちょっとこれは、みなさんに見せてあげたい。なかなかこんなにきれいなアフロヘアーは見たことないなって。
ヨネ:試合のときは、ちゃんとセットしています。
丸山:えっ!? そうなんですか?
ヨネ:そうなんですよ。アフロコームというアフロ専用のクシがあるので、それでセットすると、あと10cmぐらい大きくなりますね。
丸山:ちなみに、髪のメンテナンスは月に1回は絶対ですか?
ヨネ:2ヵ月に1回ぐらいですね。
丸山:それでもつんだ……。
ヨネ:もちますね。いつもドライヤーだけなので、けっこう簡単ですよ。
丸山:アフロ歴は何年ぐらい?
ヨネ:アフロ歴は20年ぐらいですかね。
丸山:よくその毛量を保っていますね……すごいですよ。普通はアフロがダメになっちゃう人が多いじゃない?
ヨネ:美容師さんからは「一生大丈夫です」って言われていて。
丸山:えっ!? そんなヨネさんは、1995年にプロレスデビュー。その後、三沢光晴さんが立ち上げたプロレスリング・ノアに入団し、GHCタッグ王者、GHC無差別級王者に輝きました。身長185㎝、体重110kgで、得意技はキン肉バスターと。なぜ「キン肉マン」(ゆでたまごさんによる人気マンガ)の主人公の必殺技、キン肉バスターを使おうとしたんですか?
ヨネ:やっぱり選手って必殺技がほしいんですよね。作者のゆでたまごさんとお会いする機会があって、「(キン肉バスターを)使わせていただいています」と報告をしたら、「はい、知っていますよ」と言っていただいたので、その瞬間に勝手に“公認だ”と思いまして(笑)。それからは「公認です」って言いふらして。
丸山:ちゃんと見てくれているんだね。
ヨネ:ありがたいですよね。“この人はこれだ!”という必殺技がほしくて。
丸山:昔からキャッチーな技がありますよね。
ヨネ:まずはその模索で、アフロもそうだったんですよ。ヨネといえば、「あのアフロのレスラーね」というところから入って、もう20年になりましたけど。
丸山:モハメドという名前はどこからきたの?
ヨネ:モハメドは、アントニオ猪木さんと異種格闘技戦で戦った(プロボクサーの)モハメド・アリから。“蝶のように舞い、蜂のように刺す”というボクシングスタイルと、試合前のビッグマウスが有名で。
丸山:モハメド・アリはすごかったですよね。
ヨネ:結局、それって自分が一生懸命にやらないと自分に返ってきちゃうので。
丸山:じゃあ、リングに立ったときはいつもビッグマウスなんですか?
ヨネ:そんなでもないです(苦笑)。
丸山:ハハハハハ! 違うんかい(笑)!
ヨネ:けっこう謙虚です(笑)。
丸山:それで、リングネームはモハメド ヨネと。
◆高校を卒業して、プロレスの世界へ…
丸山:デビューして27年ということは、10代から?
ヨネ:はい。高校を卒業してプロレスの門を叩きまして。
丸山:その体格だったら各界にも行けたんじゃないかっていうぐらいですけど。
ヨネ:“プロレスラーになろう”と思ったときは、体重が60kgしかなかったんですよ。
丸山:えっ!?
ヨネ:当時はガリガリで。
丸山:筋肉はバキバキだったの?
ヨネ:いや、まったく運動経験がなくて。
丸山:おいおいおい……穏やかじゃないね、それは(苦笑)。
ヨネ:まわりからは「なんでプロレスラーに!?」って言われました。ヒョロヒョロでモデル体型だったんですど、顔はモデルっぽくなかったので“どうしようかな”って(苦笑)。
丸山:子どもの頃からプロレスに憧れていたの?
ヨネ:そうですね。プロレスが好きで、観ていましたね。兄の影響もあったんですけど、まさか自分がやるとは思わなかったです。
丸山:そりゃあ、そうですよね。モデル体型ですもんね(笑)。
ヨネ:それまで何も頑張ったことがなかったので、何か1回頑張ってみたいなと思って。
丸山:「なんだお前、何もできねぇじゃね~か」って先輩から怒られなかったですか?
ヨネ:何もできないのは怒られましたけど、逆に真っ白だったので「教え甲斐があるし、教えやすい」と。
丸山:スポンジのように吸収してね。ゴルフもそうだけど、変に悪いクセがついてから教えるのって難しいんですよ。まったく知らないほうがいいのかもしれない。
ヨネ:なるほど。
丸山:それでプロレスの世界に行こうというのはすごいよね。僕が子どもの頃だと、アントニオ猪木さんとかすごかったけど、プロレスですごい大金持ちになったとかなかなかないじゃないですか。
ヨネ:そうですね。僕は小さい頃、「プロレススーパースター列伝」というマンガを読んでいて、そこでのレスラーはものすごいんですよ。
丸山:そうなんだ!?
ヨネ:外車に乗って、毎日ステーキ食って……みたいなイメージでしたね(笑)。“体ひとつで稼いでやる”って。
丸山:高校からプロレス団体に入ってきて、60kgをどうやって増やしていったの?
ヨネ:とにかく食うしかなかったですね。毎食、下を向かなくても前を向いただけで、お腹が出ちゃうぐらい食いましたね。
丸山:それでトレーニングして。
ヨネ:はい。若いから代謝もいいし、先輩のお給仕もたくさんあるので、全然太らなくて。
丸山:なるほどね。
ヨネ:後輩がひとり増えて5kg増える、みたいな。それでちょっとずつ。やることが減ると、体重が増えるという。
丸山:若い衆が増えてくると、少し楽になると(笑)。そのアフロだと(街中を)歩いていたら誰にでも気づかれちゃうでしょ?
ヨネ:変装しようにもかぶる帽子がないので(苦笑)。
丸山:アフロをしまいこむ帽子がない(笑)。それも困りますね。マスクしていても、髪型でバレちゃうし。
ヨネ:そうなんですよ(苦笑)。
次回7月16日(土)の放送も、引き続きヨネさんをゲストに迎えてお届けします。どうぞお楽しみに!
「AuDee(オーディー)」では、時間の都合上カットしたトーク部分も盛り込んだ「ディレクターズカット版」がアップされています。音声は「AuDee(オーディー)」アプリで聴くことができますので、ぜひそちらもチェックしてください。
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聴取期限 2022年7月17日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:NECネッツエスアイ presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/