2024.8.3
◆ねづっちの代名詞“なぞかけ”のコツとは?
丸山:中学時代からお笑いを目指していたの?
ねづっち:中学校のときに憧れていたんですけど、ただ当時は子どもなんでなり方がよく分からなくて、何となくそのまま高校・大学と進学して。それで、(お笑いを)始めたのは大学3年からですね。
丸山:あっ、そうなんだ!? ちゃんと自分をしっかりと見つめていたわけですね。ちゃんと大学まで行って……みたいな。
ねづっち:まあ、学校ぐらい出ておいたほうがいいじゃないですか。
丸山:それはそうだよね。そんなねづっちさんは、日本大学明誠高校ということで。
ねづっち:はい。山梨県にありまして。
丸山:そして、大学時代にお笑いのライブに誘われたのがきっかけで、本格的に芸人の道へと。ちなみに、大学はどちらの大学ですか?
ねづっち:東洋大学です。日大に進めなかったんですよ、付属にいたのに(苦笑)。
丸山:僕、いろいろな番組を観てきたんですけど、ねづっちさんのネタ、“なぞかけ”って初めて観たので、“すっげー人が出てきたな”と思って。
ねづっち:いやいや、あの当時は緊張していましたね、やっぱり。“失敗したらどうなっちゃうのかな”と思っていました。
丸山:そうなの? 観ていてそんな感じさせなかったよ。でも、相方(お笑いコンビ・Wコロン時代の木曽さんちゅうさん)と仲が悪いということで、ずっとそっちのほうばっかりクローズアップされていたよね(笑)。
ねづっち:そうですね(苦笑)。
丸山:仲が悪いのに、何でこんなにコンビネーションが上手くいくんだと思っていたけど。
ねづっち:いや、あれはもう全部ナイツのせいですよ。
丸山:ハハハハハ!
ねづっち:テレビで言っちゃったから。
丸山:全部ね(笑)。
ねづっち:そう、それで仲の悪い仕事ばっかり来るようになって(苦笑)。
丸山:(当時はそれもひっくるめて)面白いなと思って観ていましたけど(笑)。そして、ラジオネタ職人ナンバーワンを決める大会「メールNO.1グランプリ」でも優勝と。最初から“なぞかけ”ではないんですよね?
ねづっち:じゃないです。なぞかけが好きだったんですけど、26歳のときですかね。立川流の落語家さんが高座に上がっていて、それを舞台袖で見ていたんですけど、そのときに落語の話に入る前の枕(まくら)の部分でなぞかけをやられていたんですよ。
丸山:なるほど。
ねづっち:それが、「お坊さんとかけて朝刊と解く。その心は、袈裟着て経読む(今朝きて今日読む)」っていう。それを聞いて、“うわー!”と思って。これより上手いのを作りたいなと思って、それからハマっていったんです。
丸山:あれって何かコツがあるんですか?
ねづっち:コツはオチから考えるっていう。
丸山:あ~、なるほどね。でも、何でも言えるわけですよね?
ねづっち:そうですね。
丸山:例えば、ゴルフで言うなら……(お題が)「アプローチ」って言われたら?
ねづっち:アプローチだったら、それこそ落語家さんと解く。その心は寄せ(寄席)が大事とか。
丸山:あ~、なるほどね!
ねづっち:アプローチで連想して、寄せるっていうのがあったら、寄席って落語家さんが出ているなという感じで。
丸山:(お題が)「シャンク(アイアンのフェースにボールが当たらず、アイアンヘッドのネック部分に当たってしまうミスショット)」だったらどうですか?
ねづっち:シャンクですね。えー、整いました。
丸山:えっ、もう整っちゃったの!?
ねづっち:シャンクとかけて、オリンピックで4位以下と解きます。その心は、どう(銅)にもならないっていう。
丸山:あー! なるほどね。
ねづっち:シャンクって、本当出るとき出ますよね。
丸山:僕らはめったにないですけれども、やっぱりアマチュアの方は1回出ると、どうにもならなくなるよね。シャンク病とも言うけど。それはそうと、すごいね。(お題が)何でもできるんだね。これから芸人さんとして目指すところっていうのは?
ねづっち:僕はやっぱり舞台が好きなので、80歳を超えても出たいなっていう思いがありまして。80歳になったら、さすがに(思考力や瞬発力が)だいぶ衰えていると思うんですよ。
丸山:うん。整わなくなっちゃう。
ねづっち:そう。それでも「ちょっと即興でやります」ってお題をもらって、10分ぐらい考えて「整いました」って言ったら、お客さんから「遅えよ!」って言われたいっていう。お客さんからつっこまれたい。
次回8月3日(土)のゲストも、ねづっちさんです。
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7月27日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
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<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
ねづっち「即興でお客さんから『遅えよ!』ってツッコまれたい」“80歳”超えても舞台に出たい…今後の夢を語る
プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」(毎週土曜 7:00~7:25)。7月27日(土)の放送は、お笑い芸人のねづっちさんをゲストに迎え、お届けしました。
◆ねづっちの代名詞“なぞかけ”のコツとは?
丸山:中学時代からお笑いを目指していたの?
ねづっち:中学校のときに憧れていたんですけど、ただ当時は子どもなんでなり方がよく分からなくて、何となくそのまま高校・大学と進学して。それで、(お笑いを)始めたのは大学3年からですね。
丸山:あっ、そうなんだ!? ちゃんと自分をしっかりと見つめていたわけですね。ちゃんと大学まで行って……みたいな。
ねづっち:まあ、学校ぐらい出ておいたほうがいいじゃないですか。
丸山:それはそうだよね。そんなねづっちさんは、日本大学明誠高校ということで。
ねづっち:はい。山梨県にありまして。
丸山:そして、大学時代にお笑いのライブに誘われたのがきっかけで、本格的に芸人の道へと。ちなみに、大学はどちらの大学ですか?
ねづっち:東洋大学です。日大に進めなかったんですよ、付属にいたのに(苦笑)。
丸山:僕、いろいろな番組を観てきたんですけど、ねづっちさんのネタ、“なぞかけ”って初めて観たので、“すっげー人が出てきたな”と思って。
ねづっち:いやいや、あの当時は緊張していましたね、やっぱり。“失敗したらどうなっちゃうのかな”と思っていました。
丸山:そうなの? 観ていてそんな感じさせなかったよ。でも、相方(お笑いコンビ・Wコロン時代の木曽さんちゅうさん)と仲が悪いということで、ずっとそっちのほうばっかりクローズアップされていたよね(笑)。
ねづっち:そうですね(苦笑)。
丸山:仲が悪いのに、何でこんなにコンビネーションが上手くいくんだと思っていたけど。
ねづっち:いや、あれはもう全部ナイツのせいですよ。
丸山:ハハハハハ!
ねづっち:テレビで言っちゃったから。
丸山:全部ね(笑)。
ねづっち:そう、それで仲の悪い仕事ばっかり来るようになって(苦笑)。
丸山:(当時はそれもひっくるめて)面白いなと思って観ていましたけど(笑)。そして、ラジオネタ職人ナンバーワンを決める大会「メールNO.1グランプリ」でも優勝と。最初から“なぞかけ”ではないんですよね?
ねづっち:じゃないです。なぞかけが好きだったんですけど、26歳のときですかね。立川流の落語家さんが高座に上がっていて、それを舞台袖で見ていたんですけど、そのときに落語の話に入る前の枕(まくら)の部分でなぞかけをやられていたんですよ。
丸山:なるほど。
ねづっち:それが、「お坊さんとかけて朝刊と解く。その心は、袈裟着て経読む(今朝きて今日読む)」っていう。それを聞いて、“うわー!”と思って。これより上手いのを作りたいなと思って、それからハマっていったんです。
丸山:あれって何かコツがあるんですか?
ねづっち:コツはオチから考えるっていう。
丸山:あ~、なるほどね。でも、何でも言えるわけですよね?
ねづっち:そうですね。
丸山:例えば、ゴルフで言うなら……(お題が)「アプローチ」って言われたら?
ねづっち:アプローチだったら、それこそ落語家さんと解く。その心は寄せ(寄席)が大事とか。
丸山:あ~、なるほどね!
ねづっち:アプローチで連想して、寄せるっていうのがあったら、寄席って落語家さんが出ているなという感じで。
丸山:(お題が)「シャンク(アイアンのフェースにボールが当たらず、アイアンヘッドのネック部分に当たってしまうミスショット)」だったらどうですか?
ねづっち:シャンクですね。えー、整いました。
丸山:えっ、もう整っちゃったの!?
ねづっち:シャンクとかけて、オリンピックで4位以下と解きます。その心は、どう(銅)にもならないっていう。
丸山:あー! なるほどね。
ねづっち:シャンクって、本当出るとき出ますよね。
丸山:僕らはめったにないですけれども、やっぱりアマチュアの方は1回出ると、どうにもならなくなるよね。シャンク病とも言うけど。それはそうと、すごいね。(お題が)何でもできるんだね。これから芸人さんとして目指すところっていうのは?
ねづっち:僕はやっぱり舞台が好きなので、80歳を超えても出たいなっていう思いがありまして。80歳になったら、さすがに(思考力や瞬発力が)だいぶ衰えていると思うんですよ。
丸山:うん。整わなくなっちゃう。
ねづっち:そう。それでも「ちょっと即興でやります」ってお題をもらって、10分ぐらい考えて「整いました」って言ったら、お客さんから「遅えよ!」って言われたいっていう。お客さんからつっこまれたい。
次回8月3日(土)のゲストも、ねづっちさんです。
「AuDee(オーディー)」では、時間の都合上カットしたトーク部分も盛り込んだ「ディレクターズカット版」がアップされています。音声は「AuDee(オーディー)」アプリで聴くことができますので、ぜひそちらもチェックしてください。
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7月27日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年8月4日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/