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ACN presents 丸山茂樹のMOVING SATURDAY
personality 丸山茂樹
ACN presents 丸山茂樹のMOVING SATURDAY
日本はもちろん世界で活躍をしているプロゴルファー丸山茂樹氏が、"スポーツ" "ビジネス" "エンターテインメント"など様々な世界の第一線で活躍する方をゲストに迎え、「チャレンジ」「教育」「マネジメント」「ゴルフ」など、幅広いテーマでトークを繰り広げる、ラジオ番組を舞台とした異業種マッチプレーをお届けします。
personality 丸山茂樹
2022.9.10
狩野舞子「当時は結構しんどかった」アキレス腱断裂を2度経験…ケガと向き合った現役時代を振り返る

プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「NECネッツエスアイ presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」。9月3日(土)の放送は、元バレーボール女子日本代表の狩野舞子(かのう・まいこ)さんをゲストに迎え、お届けしました。


狩野舞子さん(左)とパーソナリティの丸山茂樹



◆思い出の地「ロンドンにもう一度行きたい」

丸山:まずは軽く狩野さんのプロフィール紹介を。東京都三鷹市出身、身長185cm。15歳で全日本代表候補に選ばれ、注目を集め、高校時代は名門校のエースとして春高バレーなどで活躍。卒業後に強豪実業団チームに入団した後、世界最高峰の海外リーグへ挑戦。2012年ロンドンオリンピックに出場し、女子バレーボール(以下、バレー)界28年ぶりとなる銅メダルの獲得に貢献ということで、素晴らしいですね~。自分が大きいと感じたからバレーを始めたんですか?

狩野:家族が全員バレーをやっていたので、自然とバレーをやったんですけど、幼稚園のときから頭ひとつ大きかったので、当時から家族と同じように“バレーをやるのかな”と何となく思っていました。

丸山:引退をされてからはスポーツ界だけでなく、ファッション界やメディアなどさまざまな方面で活躍されていますけど、今一番何の仕事をされるのが多いですか?

狩野:バレー関係だと、解説業やスポーツニュースでのコメンテーターとか、コロナ前はバレー教室をやっていたんですけど、今は少なくなっていて普及活動という部分では減っていますね。あとは、2年前にYouTube公式チャンネル(「マイコチャンネル」)を始めたので、そこでバレーの発信をしています。

丸山:なるほど。バレーの普及という面では、バレー人口はどうなんですか?

狩野:正直、競技人口は少し減っていると思います。少子化ということもあるので、単純に子どもの数が減っている影響もあると思いますけど、やっぱりいろいろなスポーツが出てきているなかで、バレーを選ぶというのが、昔に比べてライバルが多い分、減っているような気がしますね。

丸山:女子バレーはすごく強くなっている気がしますけど、世界に近づいてきた要因は何だと思いますか?

狩野:昔だったら守備に特化した選手、攻撃に特化した選手とハッキリと分かれていたのが、今はいろいろなことができる選手が増えたので、それによってチーム全体の底上げというか、目指すところも男子バレーに近いようなスピードを求めるようになってきているので。目標としても高いところに設定できるようになったのが、女子バレーがレベルを上げている要因なのかなと思います。

丸山:狩野さんは海外リーグに挑戦されましたけど、どうやったら入団させてもらえるんですか?

狩野:私の場合、トライアウトなどもなく、日本代表での活動の映像を観てもらって、チームに来てもらうかどうかを決めてもらいました。代表選手として活躍している選手は名前が売れているので、「うちに来てください」とオファーがあるんですけど、私は当時、ケガもしていたので、ケガをしている選手でもいいチームという条件を出して。それでも獲得してくれたチームがあったとういうことですね(苦笑)。

丸山:いろいろな国に行かれたことがあると思いますけど、もう一度行ってみたい国はどこですか?

狩野:私は、ロンドンにもう一度行きたいです。(メダルを獲得した)思い出の地なのに、当時、選手村と体育館の往復で、まったく街を満喫できなかったので、また行ってみたいですね。

◆ケガに悩まされた現役時代

丸山:現役時代、光が射しているときもあれば、影のときというか、ケガがけっこう多かったんですか?

狩野:誰よりも多かったんじゃないかと思います(苦笑)。

丸山:一番大きかったケガは?

狩野:アキレス腱断裂ですね。同時ではないですけど、両足を切っていて。

丸山:えっ!? 着地の瞬間ですか?

狩野:切り返しの瞬間ですね。スパイクを打つときに後ろに下がって助走するんですけど、前に行こうとした瞬間に後ろの足を蹴るときに切ってしまって。リハビリもけっこう長くて、ケガから復帰まで10ヵ月ぐらいかかりますし、それを2回やっているので、当時はけっこうしんどかったですね。

丸山:両足ですもんね。復帰まで10ヵ月は長いなぁ……アキレス腱断裂は大変なんですね。

狩野:長かったです。

丸山:ケガから復帰後、ポテンシャルは落ちている感じはするんですか? またやるんじゃないかと怖かった?

狩野:もちろん同じ動きをするときに怖さはありますし、ジャンプ力も“バネ感”というか、蹴る感じがどうしても可動域が少し落ちてしまう分、昔のように思い切ったジャンプができていないなというのは何となく感じましたね。

丸山:なるほど。バレーは、動きが激しいですもんね。

狩野:けっこうハードですし、私はもともとケガが多かったこともあって、現役最後のほうは思うように体が動かず、大変になってきてしまって、引退を決めたんですけど。

丸山:苦渋の決断だったと思います。バレーはどんどん進化していますし、これからもバレーと関わりを持っていくと思うんですけど、どんなことをやっていきたいですか?

狩野:バレーにこれだけお世話になってきたので、バレーの良さをもっと多くの人に伝えたいと思っています。

次回9月10日(土)の放送も、ひきつづき狩野さんをゲストに迎えてお届けします。どうぞお楽しみに!

「AuDee(オーディー)」では、時間の都合上カットしたトーク部分も盛り込んだ「ディレクターズカット版」がアップされています。音声は「AuDee(オーディー)」アプリで聴くことができますので、ぜひそちらもチェックしてください。


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聴取期限 2022年9月4日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:NECネッツエスアイ presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/

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