2020.2.27
◆“オグシオ”コンビ誕生のきっかけ
丸山:小椋さんはシングルスとダブルス、どっちが好きでした?
小椋:私はたぶんダブルスのほうが向いていると思います。世界と戦ううえで、限界を感じたんですよ。シングルスでは世界一が獲れる気がしなくて。
丸山:なるほど。
小椋:現役だった当時、海外の選手は身長の高い選手がたくさんいたんです。その選手たちとパワーやスピード、体格差で勝てるとしたら、そしてどちらが粘り強くプレーできるかと考えたらダブルスだったので。
丸山:それが“オグシオ”コンビ誕生のきっかけになったんですか?
小椋:高校1年生ときに全日本のジュニアの合宿があって、シングルス同士だった(潮田玲子選手と)たまたま組んで。そのとき、初めてペアを組んだのに先輩に勝ったんです。すごく感触が良かったですし、いい気持ちになっちゃって(笑)。
◆女子ダブルスの熾烈な代表争い
丸山:今年はいよいよオリンピックイヤーですけど、バドミントン選手の代表争いも激しいようですね。女子ダブルスの日本代表候補については?
小椋:日本の選手同士で世界ランクが拮抗してので、オリンピックに出場するのが一番難しいのが女子ダブルスだと思います。金メダルが狙える種目なんですけど、(代表争いをしている)4組みんな強くて。
丸山:そんななか、小椋さんおすすめのペアは?
小椋:難しいなぁ……でも、安定感で言うと福島(由紀)・廣田(彩花)ペアは断トツ。
丸山:世界選手権3年連続準優勝ですか。
小椋:初めて準優勝したときは勢いで、大金星だった。そこから実力を付けて“今度こそ初優勝だ!”という2度目の決勝では、3点くらい勝っている状態から(永原和可那・松本麻佑ペアに)ひっくり返されて負けた。リベンジを誓った3度目の決勝では、また同じ松本・永原ペアと対決をして、またしても準優勝と3年連続なんです。
丸山:うん。
小椋:なかなか優勝には辿り着けていないんですけど、まず世界選手権で決勝に進めること自体、実力とその大会に照準を合わせる精神力がないと無理なので。そういう意味での安定感、安定的な強さを誇っていると思う。爆発的な力を持っているのは、世界選手権を2連覇した永原・松本ペア。
丸山:永原・松本ペアがいるんですね。
小椋:永原・松本ペアは、日本女子のペアのなかで身長がかなり高いんですよ。
丸山:身長が高いほうが有利なんですか?
小椋:圧倒的に。
丸山:でも(男子シングルスの)桃田賢斗選手はそんなに身長が高くないんじゃないですか?
小椋:そうですね。桃田選手で176cmくらいかな。でも海外勢の多くは、180cm超えなので。まず1歩分(の歩幅)が全然違うし、(シャトルの軌道の)角度が違う。受けたことのないような角度でくるし、目線が変わるんですよ。ショットに対する合わせにくさもあるので。
丸山:なるほど。
小椋:パワー、スピード、手足の長さというところでの爆発的な強さを永原・松本ペアは持っていますね。
丸山:じゃあ、金メダルを獲れる要素は十分にあるんですね。
小椋:あります。2016年リオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲った髙橋(礼華)・松友(美佐紀)ペアもいますし。初めて手にした金メダルだったので、誰もそのペアの気持ちを汲み取ることはできませんけど、燃え尽き症候群はあったと思います。
次回2月29日(土)の放送も、引き続き小椋さんをゲストに迎え、お届けします。お楽しみに!
そして、JFN PARKでは丸山茂樹のスピンアウト番組「MARUYAMA RADIO」が配信中! 丸山プロがゴルフに関する質問、疑問、人生相談などに答えます。音声は「JFN PARK」アプリで聴くことができます。
丸山プロへの質問・メッセージは、番組Webサイトからぜひお送りください! また、番組Instagramでは、ゲスト写真などをアップしていますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
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【▷▷この記事の放送回をradikoタイムフリーで聴く◁◁】
聴取期限 2020年3月1日(日) AM 4:59 まで
スマートフォンは「radiko」アプリ(無料)が必要です。⇒詳しくはコチラ
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用頂けます。
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<番組概要>
番組名:英語のアルク presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/
番組Instagram:@ movingsaturday_tfm
元女子バドミントン・小椋久美子は女子ダブルスの“熾烈な代表争い”をどう見る?
プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「英語のアルク presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」。2月22日(土)の放送は、元女子バドミントン選手でスポーツインストラクターの小椋久美子さんが登場しました。
◆“オグシオ”コンビ誕生のきっかけ
丸山:小椋さんはシングルスとダブルス、どっちが好きでした?
小椋:私はたぶんダブルスのほうが向いていると思います。世界と戦ううえで、限界を感じたんですよ。シングルスでは世界一が獲れる気がしなくて。
丸山:なるほど。
小椋:現役だった当時、海外の選手は身長の高い選手がたくさんいたんです。その選手たちとパワーやスピード、体格差で勝てるとしたら、そしてどちらが粘り強くプレーできるかと考えたらダブルスだったので。
丸山:それが“オグシオ”コンビ誕生のきっかけになったんですか?
小椋:高校1年生ときに全日本のジュニアの合宿があって、シングルス同士だった(潮田玲子選手と)たまたま組んで。そのとき、初めてペアを組んだのに先輩に勝ったんです。すごく感触が良かったですし、いい気持ちになっちゃって(笑)。
◆女子ダブルスの熾烈な代表争い
丸山:今年はいよいよオリンピックイヤーですけど、バドミントン選手の代表争いも激しいようですね。女子ダブルスの日本代表候補については?
小椋:日本の選手同士で世界ランクが拮抗してので、オリンピックに出場するのが一番難しいのが女子ダブルスだと思います。金メダルが狙える種目なんですけど、(代表争いをしている)4組みんな強くて。
丸山:そんななか、小椋さんおすすめのペアは?
小椋:難しいなぁ……でも、安定感で言うと福島(由紀)・廣田(彩花)ペアは断トツ。
丸山:世界選手権3年連続準優勝ですか。
小椋:初めて準優勝したときは勢いで、大金星だった。そこから実力を付けて“今度こそ初優勝だ!”という2度目の決勝では、3点くらい勝っている状態から(永原和可那・松本麻佑ペアに)ひっくり返されて負けた。リベンジを誓った3度目の決勝では、また同じ松本・永原ペアと対決をして、またしても準優勝と3年連続なんです。
丸山:うん。
小椋:なかなか優勝には辿り着けていないんですけど、まず世界選手権で決勝に進めること自体、実力とその大会に照準を合わせる精神力がないと無理なので。そういう意味での安定感、安定的な強さを誇っていると思う。爆発的な力を持っているのは、世界選手権を2連覇した永原・松本ペア。
丸山:永原・松本ペアがいるんですね。
小椋:永原・松本ペアは、日本女子のペアのなかで身長がかなり高いんですよ。
丸山:身長が高いほうが有利なんですか?
小椋:圧倒的に。
丸山:でも(男子シングルスの)桃田賢斗選手はそんなに身長が高くないんじゃないですか?
小椋:そうですね。桃田選手で176cmくらいかな。でも海外勢の多くは、180cm超えなので。まず1歩分(の歩幅)が全然違うし、(シャトルの軌道の)角度が違う。受けたことのないような角度でくるし、目線が変わるんですよ。ショットに対する合わせにくさもあるので。
丸山:なるほど。
小椋:パワー、スピード、手足の長さというところでの爆発的な強さを永原・松本ペアは持っていますね。
丸山:じゃあ、金メダルを獲れる要素は十分にあるんですね。
小椋:あります。2016年リオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲った髙橋(礼華)・松友(美佐紀)ペアもいますし。初めて手にした金メダルだったので、誰もそのペアの気持ちを汲み取ることはできませんけど、燃え尽き症候群はあったと思います。
次回2月29日(土)の放送も、引き続き小椋さんをゲストに迎え、お届けします。お楽しみに!
そして、JFN PARKでは丸山茂樹のスピンアウト番組「MARUYAMA RADIO」が配信中! 丸山プロがゴルフに関する質問、疑問、人生相談などに答えます。音声は「JFN PARK」アプリで聴くことができます。
丸山プロへの質問・メッセージは、番組Webサイトからぜひお送りください! また、番組Instagramでは、ゲスト写真などをアップしていますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
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聴取期限 2020年3月1日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:英語のアルク presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/
番組Instagram:@ movingsaturday_tfm