かつて知識を欲する軍人や小市民のために、籠いっぱいの本を背負い、国中を売り歩いたモンテレッジォの「旅する本屋」たち。その存在も驚きだし、その話を小耳に挟んでからの内田洋子さんのジャーナリスト魂も凄いし、そもそもイタリア語の古本を呼吸をするように読めてしまう内田さんの語学力にも驚愕!「超絶すごい人」との出会いにわくわくし通しの1冊でした。ところでイタリアという国は都市部以外でも、老若男女おしゃれでセンスが光っている!あれはどういうことなんでしょう?モンテレッジォの石碑の行商人ですら、帽子をかぶる角度がやっぱりオシャレで、ちょいワルおやじに見えてくるふじまるでした。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!)
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