心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。
1955年には、ディック・ブルーナによる「うさこちゃん」シリーズがオランダで生まれ、1967年には松谷みよ子さんの発案で赤ちゃんのための絵本「いないいないばあ」が出版されました。世界でも日本でも子供たちのための絵本作りがおこなわれるようになった時代を受けて、1970年に誕生したのが「こぐまちゃんえほん」シリーズです。画家の若山憲さん、児童文学者の森比左志さん、劇作家の和田義臣さん、そして出版社「こぐま社」の創業者で編集者の佐藤英和さんが集まり、第1作「こぐまちゃんおはよう」が生まれました。朝起きて夜眠るまでの「こぐまちゃん」の1日がカラフルに楽しく描かれています。
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