2022年5月29日 | |||
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美しく透明で、想像力をかきたてる安房直子さんの童話。2012年には「きつねの窓」という作品も取り上げたことがあります。「青く染めた指で窓を作って覗いてみると、もう会えないと思っていたものたちが見えてくる」という物語。教科書にも掲載され、読み継がれている児童文学です。「きつねの窓」と今回の「火影の夢」には共通する部分があるように感じます。どちらも「現実」と「別の世界」を結ぶ不思議なドアが描かれています。そしてそのドアを開けると、そこに見える「別の世界」はあの世とつながっている?子供の頃に読んだ安房直子さんの童話を、大人になってからもう一度読んでみる・・・。するとあらたに見えてくる「別の世界」があるのかもしれません。 |