2022年4月24日 | |||
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17世紀のはじめに執筆され、400年以上上演され続けているシェイクスピアの戯曲「ハムレット」。元デンマーク国王だった自分の父親が、実は叔父に殺されていたことを知ったハムレット。彼は復讐を誓いますが、その実行に悩み苦しみ「To be, or not to be, that is the question」というあの有名なセリフにつながります。「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」という訳で知られていますが、松岡和子さんはどんな日本語にされているのかも興味深い部分です。1996年に第1巻となる「ハムレット」が刊行されて以来25年、2021年に「ちくま文庫」の「シェイクスピア全集」全33巻が完結しました。今後もこのシリーズから1冊ずつ取り上げてシェイクスピアの世界を味わってみるのもいいものです。 |