心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。
1981年5月11日、ロンドンではじめて上演されたミュージカル「キャッツ」。その後、ブロードウェイでもロングランを記録し、日本でも劇団四季によって35年間上演されています。原作はT.S.エリオットの「キャッツ〜ポッサムおじさんの猫とつき合う法」という詩集。エリオットは今から130年前、アメリカで生まれ、その後イギリスに帰化。代表作の詩集「荒地」などが評価され1948年にノーベル文学賞を受賞しています。今回取り上げた「キャッツ〜ポッサムおじさんの猫とつき合う法」は、もともとエリオットが勤めていた出版社の社員の子供たちのために書いたもので、1939年に出版。その42年後ミュージカルとなり、この詩集も知られるようになりました。
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