心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。
今年の6月、イギリスの児童文学作家マイケル・ボンドさんが91歳で亡くなりました。彼が生み出したキャラクターは「くまのパディントン」。南米のペルーからやってきて、ロンドンに暮らすブラウン夫妻の家で暮らしています。今回はシリーズの第2巻となる「パディントンのクリスマス」を味わって、世界中で愛されているパディントンの魅力をあらためて感じてみました。写真撮影に熱中したり、自分の部屋を改装しようとしたり、相変わらず騒動を巻き起こすパディントン。しかし読めば読むほど、その可愛さの虜になってしまいます。最後に掲載されている二つの物語はクリスマスにちなんでいて、クリスマスのプレゼントにもぴったりの1冊です。
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