心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。
日本でもファンの多い絵本作家エドワード・ゴーリー。昨年の春から「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」という回顧展も日本各地でおこなわれています。1925年にアメリカのシカゴで生まれたエドワード・ゴーリー。28歳の時にニューヨークの老舗出版社「ダブルデイ」に就職。ブックデザインを担当するようになります。その1年後にデビュー作となる「弦のないハープ または、イアブラス氏小説を書く」を発表。そして1957年には「うろんな客」が刊行されます。黄色の表紙にモノトーンで不思議な生き物が描かれている絵本。ページをめくっていくうちに、その世界にどんどん引き込まれていきます。それにしてもいったい「うろんな客」とは誰なのでしょうか?
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