2015年07月19日
アルフ・プリョイセン
『小さなスプーンおばさん』
 (学習研究社)

「小さなスプーンおばさん」の作者アルフ=プリョイセンは、1914年、ノルウェーの内陸部で生まれました。両親は自分の土地を持たず人にやとわれて働く農民で、アルフ=プリョイセンも大きくなると、あちこちの農場で働くようになり、学校に通ったことはありません。しかし豊かな空想力とそれを詩や文章に表現する力を持っていたプリョイセン。やがて物語を書き始め、1945年に最初の短編集を発表。その後「小さなスプーンおばさん」など童話作家としても活躍しています。人間にとって空想力がどんなに大切かを教えてくれるアルフ=プリョイセン。ぜひ夏休みに空想力を育むような本との出会いをしたいものです。

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