心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。
お子さんたちは夏休みスタート。長い休暇でどんな本を手に取るのでしょうか?昔も今も子供たちの間で人気が高い本のひとつは「小さなスプーンおばさん」。ノルウェーの作家アルフ=プリョイセンが1957年に発表した童話です。その後、ヨーロッパやアメリカ、ロシア、そして日本では1966年に出版され、50年近く読み継がれ、1983年にはテレビアニメとして放送されました。主人公は普通のおばさん。ところがある晩、ベッドに入って眠り、次の日に目をさますと、ティースプーンぐらい小さくなっていました。普通だったら慌ててしまいます。ところがこのおばさんのすごいところは、小さな体のまま、いつものように家事をやろうとするのです。
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