2015年06月14日 | |||
|
|||
みんなが知っている物語が数多く含まれている「イソップのお話」。その歴史は古く、なんと紀元前6世紀までさかのぼります。ギリシャにイソップという人物がいて、彼が数々の寓話を創りだしたと言われています。その生涯は明らかになっていない部分もありますが、エーゲ海に浮かぶサモス島に住む奴隷だったと伝えられています。また日本に伝わってきたのは豊臣秀吉が全盛だった桃山時代。熊本県の天草にあったキリシタン学校の宣教師が日本人の弟子に翻訳させて和訳本が完成しています。その中には「イソップ寓話集」にはない「ネズミの会議」というお話も入っています。ネズミがネコに鈴をつけるお話。これは日本で創られたイソップ寓話なのかもしれません。 |