心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。
「ウサギとカメ」「北風と太陽」「キツネと酸っぱいブドウ」など、誰もが知っているお話が詰まっている「イソップ寓話集」。今回は子供たちにも楽しみやすい岩波少年文庫の「イソップのお話」で味わってみました。本の装丁になっている絵もよく知られているお話。キツネとツルが食事をしていて、ツルは細長い瓶にくちばしを入れて食べていますが、キツネはどうすることも出来ずヨダレをたらしています。この絵を見ただけで子供の頃にこの物語を知った時の記憶がよみがえってきます。「ツルに同じことをキツネはしたんだから仕方がないよ」「でもだからと言って仕返しはよくないな」など。あなたにとってイソップの思い出はどんなものでしょうか?
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