2013年04月21日
『スーホの白い馬』 (福音館書店)

「子どもに語る モンゴルの昔話」(こぐま社)

モンゴルはとても乾燥した場所だったため、農業はあまり発達しませんでした。人々は家畜を連れて移動しながら狩りをして生活していました。そのためモンゴルの昔話には、狩猟や家畜にちなんだものが多いそうです。そのひとつが「スーホの白い馬」。この物語は伝承のお話のため、モンゴルの他の土地でも似た物語が語り継がれています。こぐま社から出版されている「子どもに語る モンゴルの昔話」という本の中には「草原の白い馬」という物語が掲載されていて、これも「馬頭琴」にまつわるお話です。この他にも「子どもに語る モンゴルの昔話」には、この国に伝わるお話やモンゴルがどんな土地なのかが詳しく載っているので、興味のある方はぜひ読んでみて下さい。

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