2012年10月07日
エリザベス・ギルバート
『巡礼者たち』
 (新潮クレスト・ブックス)

1969年、アメリカ・コネチカット州に生またエリザベス・ギルバート。ニューヨーク大学卒業後、ジャーナリストとして活動をはじめ、その後、短編小説を発表するようになります。その作品が高く評価されて数々の賞に輝きます。「巡礼者たち」の中で小川洋子さんが好きな作品のひとつは「デニー・ブラウン(十五歳)の知らなかったこと」。アメリカの地方都市に住む平凡な15歳の高校生が、夏休みにある経験をする物語です。「素晴らしい短編小説に出会うと、自分だけの宝物にしたくなる。」と小川さんが感じた作品。この小説に関するエッセイは、小川洋子さんの「博士の本棚」(新潮文庫)にも掲載されています。

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