心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。

小川洋子さんもお気に入りの短篇集「巡礼者たち」。作者はアメリカの作家・エリザベス・ギルバートです。彼女の名前をご存知の方も多いのでは？一昨年に公開されたジュリア・ロバーツ主演の映画「食べて、祈って、恋をして」の原作がエリザベス・ギルバートでした。「巡礼者たち」は、彼女が1997年に出版した処女短篇集。12の作品が収められています。表題の「巡礼者たち」は、主人公が暮らす牧場に、ある女がやってくるところからはじまります。名前はマーサ・ノックス。年は19。真新しいカウボーイ・ブーツを履き、オンボロ車ではるばるアメリカ東部からやってきます。さてこのあと二人はどうなっていくのでしょうか？

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