2012年08月26日

スウィフト
『ガリヴァー旅行記』
 (岩波少年文庫)

心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。

夏休みの宿題でこの本の読書感想文を書かれた方も多いのではないでしょうか?ジョナサン・スウィフトの「ガリヴァー旅行記」。1726年に発表されて、286年間、世界中で読み継がれている物語です。イギリス生まれのガリヴァーは医学を学んだあと、船医として航海に出るようになります。しかし1699年、彼が乗った船が難破。たったひとり、ある島に漂着してしまいます。そこはなんと背が15センチもない人達が住む小人国(しょうじんこく)「リリパット」。このエピソードは有名で、ガリヴァーが小さい人達によって大地に縛り付けられている場面が浮かびます。

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