2012年05月06日
今村夏子
『こちらあみ子』
 (筑摩書房)

「こちらあみ子」の作者である今村夏子さんは1980年広島県生まれ。29歳の時にアルバイト先の事務所で「明日休んで下さい」と言われ、その日の帰りに小説を書いてみようと思われたそうです。そこから生まれたのが「あたらしい娘」という小説。この作品が太宰治賞に輝き、その後「こちらあみ子」という題名に変わりました。人が小説を書こうと思う瞬間はいつ訪れるかわかりません。もしそのタイミングがやってきた時には、ぜひトライしてみて下さい。そして小川洋子さんも選考委員のひとりである「太宰治賞」に応募してみてはいかがでしょうか?「太宰治賞」は、筑摩書房が創設した小説の新人賞です。

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