2012年01月01日 | |||
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「古事記」は、上中下の三巻から成っていて、いつかどこかで聞いたことのあるエピソードも数多く登場します。そのひとつが「日本の創世記」。イザナキ、イザナミの男女神が結婚して国土を生むという神話です。また八俣の大蛇や因幡の白兎などは子供の頃から親しんできたお話。あらためて「古事記」に収められていたことを知りました。「古事記」に登場するのは、人間臭い神様ばかり。神だからと言って全能ではないところが魅力にもなっています。私たちの祖先がどんな想いでこの世界を創り上げていったのか。神話を通して、過去と今がひとつの線でつながっている。そんなことを感じながら読むとまた味わい深いのではないでしょうか? |